文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、企業収益の好調の持続や雇用・所得環境の改善がみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移したものの、貿易摩擦激化への懸念が高まっているほか、原油価格の上昇、さらには台風・豪雨等の相次ぐ自然災害も重なり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当業界におきましては、消費者の低価格・節約志向が根強く残るなか、一部供給原料の値上がりに伴う製造コスト等の上昇や人手不足等による労働コスト・物流費の上昇、さらに国内牛肉相場の高値継続もあり、依然として厳しい環境で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、「お客様第一にあふれる味覚をお届けします」をモットーに「安心・安全・美味しさ」を追求し、創業100周年に向けて経営理念のさらなる浸透を図るとともに、コンプライアンスを重視した社員教育を実施いたしました。また、製造コスト等の上昇が当社の経営を強く圧迫する要因となっている状況のなか、作業効率の改善や仕入の見直しを重視し、コスト削減努力を継続してまいりました。
販売に関しましては、「JAS特級あらびきポークウインナー」のCM放映を継続し、販売強化を図るとともに、商標登録ブランド「ロマンティック街道」シリーズに加え、オリジナル商品「花ソーセージ」などの重点商品の販売に注力してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、競合他社との価格競争の激化や西日本豪雨災害等の自然災害の影響などにより、128億33百万円(前年同四半期比2.1%減)となりました。利益につきましては、国内牛肉相場の高値継続や製造コスト、物流コスト等の上昇などにより、営業損失は54百万円(前年同四半期は営業利益1億7百万円)、経常損失は33百万円(前年同四半期は経常利益1億26百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は43百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億54百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
加工食品事業
加工食品事業につきましては、消費者の節約志向が続くなか、CM放映の効果による「JAS特級あらびきポークウインナー」や厚みにこだわり、ふっくらジューシーに仕上げた新商品の「肉厚ハンバーグ」が堅調に推移いたしましたが、全体の落ち込みをカバーするまでには至らず、売上高は減少いたしました。利益面におきましては、原材料価格の上昇や動力費等、製造コストの上昇により前年同四半期を下回りました。
その結果、売上高は57億22百万円(前年同四半期比1.2%減)、セグメント利益(営業利益)は2億44百万円(前年同四半期比7.1%減)となりました。
食肉事業
食肉事業につきましては、国産牛肉は、生産頭数の減少による高値継続のなか、市場ニーズに合った商品提案をおこない、売上高、販売量とも微増となりました。国産豚肉は、国内豚肉相場の変動や競争激化により売上高、販売量とも減少いたしました。輸入ミートにおきましては、輸入牛肉、輸入豚肉とも国産牛肉、国産豚肉からの代替需要はありましたが、競争激化により売上高、販売量とも減少いたしました。また、西日本豪雨災害や台風等の被害による物流面の影響や消費の縮小などもあり食肉事業全体として売上高、販売量とも減少いたしました。
その結果、売上高は71億11百万円(前年同四半期比2.7%減)、セグメント損失(営業損失)は27百万円(前年同四半期はセグメント利益1億7百万円)となりました。
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億52百万円増加の178億11百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億31百万円減少の69億56百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金1億24百万円と商品及び製品96百万円の増加と現金及び預金8億33百万円の減少によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ7億83百万円増加の108億55百万円となりました。主な要因は、建設仮勘定7億86百万円、投資有価証券1億2百万円の増加によるものであります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億69百万円増加の111億14百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1億27百万円増加の80億41百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金1億8百万円、その他流動負債89百万円の増加及び未払法人税等33百万円の減少によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ1億41百万円増加の30億73百万円となりました。主な要因は、長期借入金2億40百万円の増加及び退職給付に係る負債92百万円の減少によるものであります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ17百万円減少の66億97百万円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金66百万円の増加及び利益剰余金93百万円の減少によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ8億33百万円減少の22億82百万円(前連結会計年度比26.8%減)となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、89百万円(前第2四半期連結累計期間は1億40百万円の資金獲得)となりました。主な要因は、仕入債務の増加額1億90百万円及び売上債権の増加額1億24百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、10億22百万円(前第2四半期連結累計期間は2億29百万円の資金使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出10億17百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、98百万円(前第2四半期連結累計期間は2億30百万円の資金使用)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入4億円と長期借入の返済による支出1億40百万円及び配当金の支払額50百万円及びリース債務の返済による支出50百万円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億22百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更等はありません。