第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況2.事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、企業収益の好調の持続や雇用・所得環境の改善がみられるなど景気は緩やかな回復基調で推移したものの、貿易摩擦激化への懸念が高まっているほか、原油価格の上昇、さらには7月から9月において台風・豪雨等の相次ぐ自然災害も重なり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。

当業界におきましては、消費者の低価格・節約志向が根強く残るなか、一部供給原料の値上がりに伴う製造コスト等の上昇や人手不足等による労働コスト・物流費の上昇、さらに国内牛肉相場の高値継続もあり、依然として厳しい環境で推移いたしました。

このような状況のなか、当社グループは、「お客様第一にあふれる味覚をお届けします」をモットーに「安心・安全・美味しさ」を追求し、創業100周年に向けて経営理念のさらなる浸透を図るとともに、コンプライアンスを重視した社員教育を実施いたしました。また、製造コスト等の上昇が当社の経営を強く圧迫する要因となっている状況のなか、作業効率の改善や仕入の見直しを重視し、コスト削減努力を継続してまいりました。

販売に関しましては、「JAS特級あらびきポークウインナー」のCM放映を継続し、販売強化を図るとともに、商標登録ブランド「ロマンティック街道」シリーズに加え、オリジナル商品「花ソーセージ」などの重点商品の販売に注力してまいりました。また、2019年3月に創業100周年を迎え、次の100年に向けた統一ブランドとして新ブランド「昴(すばる)」を打ち出し、主力商品である「JAS特級あらびきポークウインナー」「お料理マイスターあらびきウインナー」等にブランドロゴをつけ、販売拡大に努めてまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、競合他社との価格競争の激化などにより、200億57百万円(前年同四半期比1.3%減)となりました。利益につきましては、国内牛肉相場の高値継続や製造コスト、物流コスト等の上昇などにより、営業利益は60百万円(前年同四半期比81.2%減)、経常利益は93百万円(前年同四半期比73.1%減)となりました。四半期純損益につきましては、繰延税金資産の取崩しにより、法人税等調整額を1億12百万円計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は39百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億11百万円)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

加工食品事業

加工食品事業につきましては、消費者の節約志向が続くなか、CM放映の効果による「JAS特級あらびきポークウインナー」や厚みにこだわり、ふっくらジューシーに仕上げた「肉厚ハンバーグ」が堅調に推移いたしましたが、企業間競争の激化等により、売上高は減少いたしました。利益面におきましては、原材料価格の上昇や動力費等、製造コストの上昇により前年同四半期を下回りました。

その結果、売上高は88億61百万円(前年同四半期比1.4%減)、セグメント利益(営業利益)は4億68百万円(前年同四半期比13.4%減)となりました。

 

食肉事業

食肉事業につきましては、国産牛肉は、生産頭数の減少による高値継続のなか、市場ニーズに合った商品提案をおこない、売上高、販売量とも増加いたしました。国産豚肉は、国内豚肉相場の変動や競争激化により売上高、販売量とも減少いたしました。輸入牛肉は、豪州産、ニュージーランド産牛肉の積極的な提案により売上高、販売量とも増加いたしました。輸入豚肉は、国産豚肉からの代替需要はありましたが、競争激化により売上高、販売量とも減少いたしました。

その結果、売上高は111億95百万円(前年同四半期比1.3%減)、セグメント損失(営業損失)は10百万円(前年同四半期はセグメント利益1億59百万円)となりました。

 

 

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ13億37百万円増加の188億97百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ12億32百万円増加の87億19百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金8億54百万円、商品及び製品1億23百万円、現金及び預金1億22百万円の増加によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億4百万円増加の101億77百万円となりました。主な要因は、建設仮勘定7億86百万円、繰延税金資産82百万円の増加及び投資有価証券6億49百万円、建物及び構築物49百万円の減少によるものであります。

 

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ18億70百万円増加の127億15百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ11億35百万円増加の90億49百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金4億14百万円、短期借入金6億22百万円、流動負債のその他2億45百万円の増加及び賞与引当金93百万円の減少によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ7億35百万円増加の36億66百万円となりました。主な要因は、長期借入金8億93百万円の増加と退職給付に係る負債1億47百万円の減少によるものであります。

 

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5億33百万円減少の61億81百万円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金4億58百万円、繰越利益剰余金89百万円の減少によるものであります。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億82百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更等はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。