第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1)  業績の状況

当第2四半期連結累計期間における日本経済は、当初は堅調に推移しておりましたが、欧州の信用不安問題に加え中国経済の失速懸念により、好調を続けてきた株価が下げ基調に転じ、先行きに不安感が増しております。当食肉業界におきましても、国際的な農産物の逼迫と価格高騰の影響を受け、引き続き厳しい経営環境にさらされました。
 このような経営環境のもと、当社グループは、食肉の生産から小売・外食までの食肉事業を一貫してグループで行う垂直統合を更に推し進めていくことにより、経営体質の強化と安定的な成長を目指しました。
 食肉等の製造・卸売事業においては、本年5月に北海道において、豚のと畜と加工を行う日高食肉センターが稼動を始めました。豚の飼育を行う千歳の新農場もまもなく完成することから、豚肉事業の一貫経営体制が整います。今後も高品位の豚肉を全国的に展開してまいります。また、「こてっちゃん」の復活に向けた消費者キャンペーン、グループ各社間相互の得意先や販売製品の営業、開拓を行うことにより、グループ全体での製品販売の相乗効果を図りました。海外では、米国子会社FREMONT BEEF COMPANYの拡張工事を行うなど、今後の取扱量拡大に向けた施策を積極的に行いました。
 食肉等の小売事業においては、従業員教育や作業オペレーションの改善、イベント等に向けた提案型販売の強化を進めました。食肉等の外食事業では、ステーキレストランチェーン事業の競争力向上のための施策を実施しました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,201億7千5百万円前年同四半期比17.3%増)、営業利益39億5千9百万円前年同四半期比4.1%減)、経常利益42億1千9百万円前年同四半期比2.6%減)、四半期純利益22億1千1百万円前年同四半期比13.2%減)となりました。

続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

①食肉等の製造・卸売事業

売上高は1,042億1千4百万円前年同四半期比19.0%増)、セグメント利益は35億1千4百万円前年同四半期比6.9%減)となりました。

②食肉等の小売事業

売上高は109億5千4百万円前年同四半期比7.3%増)、セグメント利益は6億3千7百万円前年同四半期比13.3%増)となりました。

③食肉等の外食事業

売上高は41億3千2百万円前年同四半期比6.6%増)、セグメント利益は2億7千8百万円前年同四半期比11.7%増)となりました。

④その他

売上高は8億7千4百万円前年同四半期比7.0%増)、セグメント利益は8千万円前年同四半期比16.1%増)となりました。

 

 

(2)  財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて146億9千8百万円増加し1,134億5千3百万円となりました。これは主に、新株予約権付社債の発行による現金及び預金の増加及び売上高増加に伴う売上債権の増加によるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて116億7百万円増加し605億9千4百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務の増加及び新株予約権付社債の発行によるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて30億9千1百万円増加し528億5千9百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加等によるものであります。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて80億1千9百万円増加し261億3千4百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、14億5百万円の収入前年同四半期は29億7百万円の収入)で、主な増加要因は税金等調整前四半期純利益41億3千1百万円、減価償却費13億4千4百万円及び仕入債務の増加10億2千4百万円であります。一方、主な減少要因は売上債権の増加19億5千1百万円及び法人税等の支払額19億5千9百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、38億6千6百万円の支出前年同四半期は6億6千2百万円の支出)で、支出の主なものは有形固定資産の取得による支出36億8千4百万円及び投資有価証券の取得による支出14億5千万円であります。一方、収入の主なものは投資有価証券の売却による収入14億4千1百万円及び貸付金の回収による収入2億8千5百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、105億1千9百万円の収入前年同四半期は3億7千3百万円の収入)で、収入の主なものは社債の発行による収入90億6百万円及び長期借入による収入23億3千5百万円であります。一方、支出の主なものは長期借入金の返済による支出10億1千8百万円及び配当金の支払額3億9千1百万円であります。

 

 (4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (5)  研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は1億7百万円であります。

 

 (6)  主要な設備

前連結会計年度に計画しておりました重要な設備の新設等に関する計画のうち、当第2四半期連結累計期間において完了した計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

建物及び構築物

その他

合計

㈱日高食肉
センター

北海道
新冠郡新冠町

食肉等の
製造・卸売事業

生産設備

2,613

1,326

3,940

 

 (注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。