なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、消費者マインドは上向かないものの、企業業績は堅調に推移し、設備投資も緩やかながら持ち直しの兆しが見えております。また、一時期落ち込んだ株価も徐々に回復しつつあります。しかしながら、当食肉業界におきましては、世界的な食肉需要の増加による原料価格の高騰や円安の進行などのコストアップ要因により利益率の低下に悩まされ、全般的に厳しい経営環境にさらされました。
このような経営環境のもと、当社グループは、食肉の生産から小売・外食までの食肉事業の垂直統合を推進しており、それら事業間の関係を緊密にすることにより、経営体質の強化と安定的な成長を目指しました。
食肉等の製造・卸売事業においては、食肉価格が高騰を続ける中、得意先のニーズに答え、常に先を見越した営業活動により、売上の確保に努めました。また、昨年5月に北海道で稼動を始めた日高食肉センターを中心に豚肉事業の拡大を図り、さらにグループ企業間での協力による事業開発も引き続き進めて参りました。食肉加工品に関しては、秋冬シーズンの到来にあわせて、定番の「こてっちゃん牛もつ鍋」シリーズをはじめ「お手軽スタミナ食堂」シリーズ、「レンジで簡単調理」シリーズの拡販に努めました。食肉等の小売及び外食事業において、小売部門では従業員教育や作業オペレーションの改善、イベント等に向けた提案型販売の強化を進め、外食部門では同業他社との競争を促し、ステーキレストランチェーン事業の更なる成長を図りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,795億5千5百万円(前年同四半期比15.3%増)、営業利益59億4千万円(前年同四半期比2.3%増)、経常利益62億5百万円(前年同四半期比2.2%増)、四半期純利益32億7千7百万円(前年同四半期比5.1%減)となりました。
続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は1,554億1千5百万円(前年同四半期比16.7%増)、セグメント利益は52億2千4百万円(前年同四半期比0.2%減)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は166億1千4百万円(前年同四半期比6.5%増)、セグメント利益は9億6千9百万円(前年同四半期比7.8%増)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は62億9千9百万円(前年同四半期比8.2%増)、セグメント利益は4億3千6百万円(前年同四半期比18.9%増)となりました。
④その他
売上高は12億2千5百万円(前年同四半期比10.0%増)、セグメント利益は1億1千5百万円(前年同四半期比17.8%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて165億1千2百万円増加し、1,152億6千7百万円となりました。これは主に、新株予約権付社債の発行による現金及び預金の増加、売上高増加に伴う売上債権の増加及びたな卸資産の増加等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて134億4千9百万円増加し、624億3千5百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務の増加及び新株予約権付社債の発行によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて30億6千2百万円増加し、528億3千1百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加等によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は1億5千万円であります。
前連結会計年度に計画しておりました重要な設備の新設等に関する計画のうち、当第3四半期連結累計期間において完了した計画は、次のとおりであります。
会社名 | 事業所名 | セグメントの | 設備の内容 | 投資金額(百万円) | ||
建物及び構築物 | その他 | 合計 | ||||
㈱日高食肉 | 北海道 | 食肉等の | 生産設備 | 2,613 | 1,326 | 3,940 |
㈱フードリエ | 栃木県 | 食肉等の | 生産設備 | - | 795 | 795 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。