なお、重要事象等は存在しておりません。
当第1四半期連結会計期間における日本経済は、世界的な景気減速が続いていること、年初より為替が円高に転じたことから企業収益が圧迫され、個人消費も湿りがちで伸びが見られず、全般的に停滞気味に推移しております。当食肉業界においては、先行き不安による消費者マインドの冷え込みが続き、厳しい環境にさらされました。このような状況のもと、当社グループは、取り組みを進めている食肉関連の各事業を更に強化することにより、安定的な成長を目指してまいりました。
食肉等の製造・卸売事業においては、近年、特に川上部門に力を入れており、昨年5月に北海道に設立した豚の生産・加工施設「日高食肉センター」と、昨年12月にグループ化した米国イリノイ州の牛肉加工工場AURORA PACKING COMPANY,INC.の順調な事業運営を目指しました。また、「こてっちゃん」を中心とした加工食品の販売促進を進めるとともに、株式会社フードリエを軸にしたハム・ソーセージ事業の再編成にも取り組むなど、積極的な営業活動により取扱い数量が増加しました。食肉等の小売事業においては、改装や提案型販売、肉惣菜部門の確立、レイアウト再構築等の既存店活性化の取り組みを拡充した他、不採算店の閉鎖、新規ディベロッパーとの取組による新店開発を実施しました。また、肉のマイスター制度やパート・アルバイトスタッフの教育等、更なる競争力向上のための従業員教育を推進しました。食肉等の外食事業においては、ステーキレストランチェーン事業において競争力向上のための施策を実施するとともに、焼肉・しゃぶしゃぶチェーン事業では不採算店閉鎖も実施しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、新たにAURORA PACKING COMPANY,INC.がグループに加わったこと、積極的な営業活動により取扱い数量が増加したことなどにより、売上高685億2千万円(前年同四半期比13.4%増)、営業利益23億9千9百万円(前年同四半期比20.4%増)、経常利益25億1千1百万円(前年同四半期比20.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益13億2千5百万円(前年同四半期比28.2%増)となりました。
続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は606億2千1百万円(前年同四半期比15.3%増)、セグメント利益は20億9千万円(前年同四半期比18.1%増)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は56億2千4百万円(前年同四半期比3.8%増)、セグメント利益は4億3千5百万円(前年同四半期比17.9%増)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は19億2千6百万円(前年同四半期比4.7%減)、セグメント利益は1億5千万円(前年同四半期比14.2%増)となりました。
④その他
売上高は3億4千7百万円(前年同四半期比13.4%減)、セグメント利益は3千4百万円(前年同四半期比60.3%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて107億2千6百万円増加し、1,250億5千7百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加、売上高増加に伴う売上債権の増加、たな卸資産の増加及び投資有価証券の増加によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて80億1千4百万円増加し、675億1百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務の増加及び借入金の増加によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて27億1千2百万円増加し、575億5千6百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加及びその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は4千7百万円であります。
前連結会計年度に計画しておりました重要な設備の新設等に関する計画のうち、当第1四半期連結累計期間において完了した計画は、次のとおりであります。
会社名 | 事業所名 | セグメントの | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | |||
建物及び構築物 | 土地 | その他 | 合計 | ||||
㈱味兆 | 愛媛県 | 食肉等の | 生産設備 | 45 | 55 | 1 | 102 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。