なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、企業業績は堅調に推移し、全体的には緩やかながらも持ち直しつつあるようですが、消費者マインドはいまだ改善が見られない状況であります。当食肉業界におきましては、先行き不安による消費意欲の減退に悩まされました。さらに、円安進行による原料価格の値上がり懸念も不安材料であります。
このような経営環境のもと、当社グループは、食肉事業の上流から下流までを一貫してグループ内で完結する垂直統合を推し進めることにより、安定した事業経営と安心で安全な食肉製品供給の強化を目指しました。
食肉等の製造・卸売事業においては、北海道の㈱日高食肉センター、米国のAURORA PACKING COMPANY,INC.などの食肉生産拠点の経営安定化に注力しました。また、これらの拠点で生産される「ゆめの大地」や「AURORA ANGUS BEEF」などの食肉ブランドの販売強化にも努めました。食肉加工品においては、鍋物シーズンの定番アイテム「こてっちゃん牛もつ鍋」シリーズのシェアアップに努めました。
食肉等の小売業においては、イベント型の提案販売や、レイアウト再構築等の既存店活性化、作業工程の見直し、適正な人員配置のためのシフトコントロールを強化した他、既存店の改装や不採算店の閉鎖、新規ディベロッパーとの取組による新店開発や、新業態での新規出店等、各種施策を推進してまいりました。
食肉等の外食事業においては、ステーキレストランチェーン事業において競争力向上のための施策を実施するとともに、焼肉・しゃぶしゃぶチェーン事業では不採算店閉鎖も実施しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,072億7千万円(前年同四半期比15.4%増)、営業利益75億5千2百万円(前年同四半期比27.1%増)、経常利益78億8千9百万円(前年同四半期比27.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益45億5千5百万円(前年同四半期比39.0%増)となりました。
続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は1,837億1百万円(前年同四半期比18.2%増)、セグメント利益は69億1千4百万円(前年同四半期比32.4%増)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は169億円(前年同四半期比1.7%増)、セグメント利益は10億4百万円(前年同四半期比3.6%増)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は57億円(前年同四半期比9.5%減)、セグメント利益は3億8千4百万円(前年同四半期比11.9%減)となりました。
④その他
売上高は9億6千7百万円(前年同四半期比21.0%減)、セグメント利益は9千2百万円(前年同四半期比19.7%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて163億9千万円増加し、1,307億2千万円となりました。これは主に、借入金の増加に伴う現金及び預金の増加、売上高増加に伴う売上債権、たな卸資産の増加及び投資有価証券の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて106億1千2百万円増加し、700億9千8百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務の増加及び借入金の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて57億7千7百万円増加し、606億2千1百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加及びその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は1億4千6百万円であります。
前連結会計年度に計画しておりました重要な設備の新設等に関する計画のうち、当第3四半期連結累計期間において完了した計画は、次のとおりであります。
|
会社名 |
事業所名 |
セグメントの |
設備の内容 |
投資金額(百万円) |
|||
|
建物及び構築物 |
土地 |
その他 |
合計 |
||||
|
北陸営業所 |
石川県 |
食肉等の |
営業所設備 |
225 |
43 |
25 |
294 |
|
㈱味兆 |
愛媛県 |
〃 |
生産設備 |
306 |
55 |
205 |
568 |
|
㈱日高食肉センター |
北海道 |
〃 |
生産設備 |
69 |
- |
- |
69 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。