なお、重要事象等は存在しておりません。
当第1四半期連結会計期間における日本の経済は、企業部門では好調な輸出を背景に緩やかな回復基調を示しておりましたが、家計部門では賃金の伸び悩みなどにより一進一退で力強さに欠ける状況となりました。当食肉業界においては、消費者マインドの回復がなかなか進まないことから、経営環境は厳しさを増しております。このような状況のもと、当社グループは、グループ企業間の協力・協同関係を強化することにより、商品ラインの充実や新製品開発、顧客ベースの拡大に取り組みました。
食肉等の製造・卸売事業においては、当社グループの中核事業であり、特に家畜の生産や一次加工を担う川上部門は競争力の源泉と捉え、効率的な事業運営を継続することを目指しております。また、当社の代表ブランドである「こてっちゃん」については、焼肉シーズンの到来に合わせて主要都市を中心にテレビCMを投入し、販売促進を進めました。さらに、首都圏での営業力強化を図るため千葉県船橋市で製造・卸・流通機能を統合した拠点開発を進めております。
食肉等の小売事業においては、イベント型の提案販売や、レイアウト再構築等の既存店活性化を継続実施した他、生産性向上のために作業工程の見直し、適正な人員配置のためのシフトコントロールを強化しました。また既存店の改装や不採算店の閉鎖、新規ディベロッパーとの取組による新店開発や、新業態での新規出店等、各種施策を推進しました。
食肉等の外食事業においては、ステーキレストランチェーン事業及び焼肉・しゃぶしゃぶチェーン事業において、メニューの考案や不採算店対策等、競争力向上のための施策を実施しました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高753億9百万円(前年同四半期比9.9%増)、営業利益27億5千5百万円(前年同四半期比14.9%増)、経常利益28億6千万円(前年同四半期比13.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益21億6千3百万円(前年同四半期比63.3%増)となりました。
続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は675億3千4百万円(前年同四半期比11.4%増)、セグメント利益は25億6千5百万円(前年同四半期比22.7%増)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は55億3千7百万円(前年同四半期比1.5%減)、セグメント利益は3億5百万円(前年同四半期比29.7%減)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は19億2千1百万円(前年同四半期比0.3%減)、セグメント利益は1億7千3百万円(前年同四半期比15.7%増)となりました。
④その他
売上高は3億1千6百万円(前年同四半期比8.8%減)、セグメント利益は2千7百万円(前年同四半期比22.3%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて108億1千8百万円増加し、1,450億9千万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う売上債権の増加、たな卸資産の増加、土地の増加及び投資有価証券の増加によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて25億6千7百万円増加し、723億1千3百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務の増加、借入金の増加及び新株予約権付社債の転換による社債の減少によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて82億5千1百万円増加し、727億7千6百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加、新株予約権付社債の転換による資本剰余金の増加及び自己株式の減少によるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は5千9百万円であります。