なお、重要事象等は存在しておりません。
当第1四半期連結会計期間における日本経済は、貿易摩擦の激化による輸出量の減少や人件費が高騰したことなどにより、やや低調に推移しました。また、本年10月から消費税率が引き上げられることによる消費減退が懸念されるなど、景気に対する不透明感が強まっております。当食肉業界においても、原料調達難や人手不足などの不安定要素に悩まされ厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、グループ内での協力関係の強化や新規事業の取り組みにより、グループの収益基盤の強化に努めてまいりました。
食肉等の製造・卸売事業においては、家畜の生産や一次加工を担う事業の強化と経営安定に努めました。当事業は、エスフーズグループの競争力の源泉であると同時に、食料資源の確保に関わる国家的な取り組みであると考えられておりますので、長期的、戦略的に取り組んでまいります。また、製造事業においては、グループ企業間の協力関係の強化を進めるとともに、当社の代表ブランドである「こてっちゃん」の販促キャンペーンを継続的に取り組んでまいりました。さらに、製造・卸・流通機能を統合した主に首都圏向け新拠点の構築・整備を千葉県船橋市にて進めており、本年度中に完成予定であります。
食肉等の小売事業においては、新業態の店舗にも挑戦した他、継続的にイベント型の提案販売や、レイアウト再構築等の既存店活性化を実施し、また従業員の知識、技術向上による商品及び接客レベル改善を目指し、肉のマイスター制度をさらに浸透させてまいりました。
食肉等の外食事業においては、ステーキレストランチェーン事業および焼肉・しゃぶしゃぶチェーン事業でメニューの考案や不採算店対策等、競争力向上のための施策を実施してまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高862億5千3百万円(前年同四半期比5.6%増)、営業利益24億7千1百万円(前年同四半期比16.9%減)、経常利益25億2千5百万円(前年同四半期比15.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益14億8千2百万円(前年同四半期比18.4%減)となりました。
続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は787億7千5百万円(前年同四半期比6.3%増)、セグメント利益は24億2千9百万円(前年同四半期比15.3%減)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は52億2千万円(前年同四半期比2.7%減)、セグメント利益は2億8千8百万円(前年同四半期比12.0%減)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は19億2千9百万円(前年同四半期比2.3%増)、セグメント利益は8千4百万円(前年同四半期比15.3%減)となりました。
④その他
売上高は3億2千7百万円(前年同四半期比1.1%減)、セグメント利益は3千6百万円(前年同四半期比57.1%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて79億9千4百万円増加し、1,730億5千6百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う売上債権の増加、たな卸資産の増加及び設備投資に伴う有形固定資産の増加の一方で、現金及び預金の減少及び保有株式の時価の下落による投資有価証券の減少によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて89億2千3百万円増加し、879億5千7百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務及び借入金の増加によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて9億2千9百万円減少し、850億9千9百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加の一方で、その他有価証券評価差額金の減少によるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は5千9百万円であります。