なお、重要事象等は存在しておりません。
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、米中の貿易不均衡問題や極東アジア地域や中東における政情不安など国際問題により国内経済が翻弄される状況に終始しました。また、消費増税などが今後の国内景気へどのように影響するかも見通せず、将来に対する不透明感が蔓延しました。当食肉業界におきましては、個々の企業による違いはあるものの、全般的にはデフレ圧力により収益が圧迫される環境が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは、食肉の生産から卸売、食肉製品の製造、さらに小売・外食に至る食肉関連事業を一貫してグループ内で行う垂直統合を更に進化させていくことにより、経営の安定と事業の成長を目指しました。
食肉等の製造・卸売事業においては、国内外における原料調達力を強化するための施策を着実に実行しました。短期的に利益貢献に資することよりも、長期的な事業構造の強化と安定した収益を目指した事業展開を進めております。国内においては、新規顧客開拓による販路拡大に取り組みました。また、「こてっちゃん」の3アイテム展開(コク味噌味・旨辛コチジャン味・にんにく塩味)を定着させることにより、訴求力の向上に努めました。千葉県船橋市における製造、営業拠点整備も順調に進み、本年度中に稼動を開始する予定です。
食肉等の小売事業においては、新業態の店舗にも挑戦した他、継続的にイベント型の提案販売や、レイアウト再構築等の既存店活性化を継続実施し、また、従業員の知識、技術向上による商品及び接客レベル改善を目指し、肉のマイスター制度をさらに浸透させてまいりました。
食肉等の外食事業にあっては、ステーキレストランチェーン事業及び焼肉・しゃぶしゃぶチェーン事業において、メニューの考案や不採算店対策等、競争力向上のための施策を実施してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,740億8千4百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業利益46億8千6百万円(前年同四半期比22.3%減)、経常利益49億8千5百万円(前年同四半期比20.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益24億2千6百万円(前年同四半期比39.9%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は1,589億8千6百万円(前年同四半期比4.6%増)、セグメント利益は47億9百万円(前年同四半期比20.8%減)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は104億5千5百万円(前年同四半期比3.3%減)、セグメント利益は4億2千3百万円(前年同四半期比21.2%減)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は39億2千1百万円(前年同四半期比4.0%増)、セグメント利益は1億5千8百万円(前年同四半期比18.4%増)となりました。
④その他
売上高は7億2千万円(前年同四半期比0.1%減)、セグメント利益は8千4百万円(前年同四半期比28.9%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて97億3千8百万円増加し、1,748億1百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少及び保有株式の時価の下落による投資有価証券の減少の一方で、売上高増加に伴う売上債権の増加、たな卸資産の増加及び設備投資に伴う有形固定資産の増加によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて105億3千3百万円増加し、895億6千7百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う仕入債務及び借入金の増加によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて7億9千4百万円減少し、852億3千3百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加の一方で、その他有価証券評価差額金の減少によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて43億9百万円減少し、351億4千3百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、7億1千2百万円の支出(前年同四半期は29億8千4百万円の収入)で、主な増加要因は税金等調整前四半期純利益43億5千7百万円、減価償却費16億6千6百万円及び仕入債務の増加額53億8千1百万円であります。一方、主な減少要因は売上債権の増加額88億9千9百万円、たな卸資産の増加額30億2千9百万円及び法人税等の支払額16億4千5百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、81億2百万円の支出(前年同四半期は108億3千7百万円の支出)で、収入の主なものは貸付金の回収による収入13億9百万円であります。一方、支出の主なものは有形固定資産の取得による支出71億4千3百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出15億7千7百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、46億4千万円の収入(前年同四半期は81億5千8百万円の収入)で、支出の主なものは長期借入金の返済による支出22億2千4百万円及び配当金の支払額8億8千4百万円であります。一方、収入の主なものは長期借入による収入77億2千4百万円であります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は1億1千7百万円であります。