第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、今後の経過によっては当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)  業績の状況

当第1四半期連結会計期間における日本経済は、まん延防止等重点措置が321日に解除になって以来、政府の対策などにより新型コロナウイルス感染症の経済への負の影響は減少しつつあるものの、不安定な国際情勢によるエネルギー価格等の高騰と急激な円安の進行により、引き続き厳しい状況におかれております。当食肉業界においても、外食事業に回復の兆しがみられるものの、全体的には原材料の高騰や消費マインドの低迷により、先行きが不安視されております。 

このような状況のもと、当社グループは、食肉の生産から小売り・外食まで一貫して携わる食肉事業の垂直統合を戦略的に行っている総合食肉企業集団として、食肉商品の安定的供給と事業継続及び雇用の安定に努めました。

食肉等の製造・卸売事業においては、物流など諸経費の高騰や原料調達の不安定化など経営環境が厳しくなる中、より効率的な事業運営を目指して、業務改善等を行いました。製品事業においては、「こてっちゃん」の発売40周年を記念して、「ありがとうキャンペーン」を行い、オリジナルブランドの訴求を図りました。

食肉等の小売部門においては、お客様に安全に安心して食品をお買い物いただくことができるよう日々の店舗運営維持に努めるとともに、お客様満足度の向上や品質管理の徹底等の諸施策を実施いたしました。

食肉等の外食事業においては、まん延防止等重点措置により、首都圏や他の大都市圏における多くの店舗が時短営業を余儀なくされる事態となりました。今後も当事業を取り巻く環境は、厳しい状態が続くものと想定していますが、お客様と従業員の安全の前提のもと、ソーシャルディスタンスの確保や消毒の徹底等店舗における感染予防策を徹底した上で営業を継続していく方針です。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症の流行が下火になり、経済活動が持ち直しつつあることなどにより、売上高955億3千万円前年同四半期比16.7%増)、営業利益47億8千6百万円前年同四半期比29.7%増)、経常利益52億1千9百万円前年同四半期比37.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益33億4千3百万円前年同四半期比30.7%増)となりました。

続いて、セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載し、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

①食肉等の製造・卸売事業

売上高は877億6千3百万円前年同四半期比17.1%増)、セグメント利益は46億8百万円前年同四半期比27.8%増)となりました。

②食肉等の小売事業

売上高は61億1千4百万円前年同四半期比9.4%増)、セグメント利益は4億3千9百万円前年同四半期比6.4%増)となりました。

③食肉等の外食事業

売上高は14億2百万円前年同四半期比43.2%増)、セグメント損失は2千6百万円(前第1四半期連結累計期間1億4百万円の損失)となりました。

④その他

売上高は2億5千万円前年同四半期比34.0%減)、セグメント利益は1千9百万円前年同四半期比4.1%増)となりました。

 

(2)  財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて172億5千万円増加し1,987億6千9百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加及び売上高増加に伴う売上債権の増加によるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて143億3千2百万円増加し896億9千3百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加及び仕入高の増加に伴う仕入債務の増加によるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて29億1千8百万円増加し1,090億7千5百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。

 

(3)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)  研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の当社グループが支出した研究開発費の総額は5千8百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。