また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当社グループの主力事業である製粉及び食品事業におきましては、輸入小麦の政府売渡価格が昨年4月に平均3.0%引き上げられましたが、10月には平均5.7%引き下げられ、これに伴い、当社においても二度にわたり小麦粉製品の販売価格改定を行いました。当第3四半期連結累計期間の経営成績は、小麦粉・ミックス粉ともに販売数量は前第3四半期連結累計期間を上回り、売上高が増加し、利益も増益となりました。
このような状況下、当社グループでは、製造・販売・研究開発・配送が一体となり、会社全体の効率化を図るとともに、特徴ある新商品開発に取り組み、競争力の強化に努めました。また、三菱商事グループ各社や株式会社増田製粉所との連携を強化し、積極的な販売活動による商圏の拡大を進めました。ベトナムの海外子会社であるNitto-Fuji International Vietnam Co.,Ltd.でも、一層の業績の改善に努めました。
この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は392億8千4百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ14億6千6百万円(3.9%)の増収、営業利益は15億9千2百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ2億6千2百万円(19.7%)の増益、経常利益は18億4百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1億3千7百万円(8.2%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億1千9百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ2億9千3百万円(31.6%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 製粉及び食品事業
主力の小麦粉の販売数量は若干増加し、売上高は344億3千万円と前第3四半期連結累計期間に比べ14億6千5百万円(4.4%)の増収となり、セグメント利益は13億1千8百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1億8千万円(15.9%)の増益となりました。
② 外食事業
㈱さわやか(12月決算のため1月~9月分を連結)におきましては、ケンタッキーフライドチキン店の販売が好調であったことから売上高は47億4千8百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ6千8百万円(1.5%)の増収となり、また徹底した経費の見直しにより利益面が大幅改善となり、セグメント利益は1億4千7百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ3千万円(25.8%)の増益となりました。
③ 運送事業
日東富士運輸㈱におきましては、グループ外からの運賃収入は減少し、売上高は1億5百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ6千7百万円(39.0%)の減収となりましたが、効率的な配送と経費削減に努めたこと、また燃料費が低水準に推移したことから、セグメント利益は1億1千4百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ3千1百万円(38.8%)の増益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億1千6百万円減少し、423億9百万円となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が7億8千6百万円、商品及び製品が3億5千6百万円それぞれ増加した一方、原材料及び貯蔵品が6億9千8百万円、現金及び預金が3億4千5百万円、土地が3億3千5百万円、建物及び構築物が1億8千8百万円それぞれ減少したとによります。
負債の残高は、前連結会計年度末に比べ16億4千8百万円減少し、137億9千7百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が9億9千8百万円、賞与引当金が2億6千1百万円それぞれ減少したことによります。
純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ9億3千1百万円増加し、285億1千2百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が8億7百万円、その他有価証券評価差額金が2億5千3百万円それぞれ増加したことによります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.3%増加し67.3%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億6千9百万円であります。