また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
当社は、「小麦製粉事業及び、その関連事業を通じて、食糧供給の一翼を担い、社会や人々に貢献してゆく企業を目指します」を企業理念とした『中期経営計画(Next Future 2020)』を策定・実行し当連結会計年度は2年目となります。2018年度も前期に引き続き、下記の<事業戦略>を柱とした事業基盤の強化による持続的な成長と企業価値向上を目指すとともに、計画を達成すべく取り組んでおります。
<事業戦略>
(ⅰ)新しい市場へ(国内・国外) ・既存市場の拡大 ・販売エリアの拡大 ・特色ある市場の開拓
(ⅱ)新しい商品へ ・特色ある商品の開発 ・特色ある用途の開発
(ⅲ)新しい分野へ ・未染手分野の開拓
当社グループの主力である「製粉及び食品事業」では、2018年2月に㈱増田製粉所が当社の完全子会社となり、両社の経営資源を最大限に活用し業務効率化に取り組み、成長戦略の実現に向け全社一丸となり努力して参りました。当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績は、㈱増田製粉所の新規連結効果の影響により小麦粉の販売数量、並びに売上高は前年同期比増加となり、利益面では「外食事業」「運送事業」において経費増はありましたが、「製粉及び食品事業」における原価低減・効率化など収益改善策や非連結子会社株式<㈱増田製粉所の子会社株式(カネス製麺㈱)>の売却益が寄与した結果、増益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ2億2千万円減少し、471億3千8百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ3億9千3百万円減少し231億2千1百万円、固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億7千3百万円増加し240億1千6百万円となりました。
流動資産の減少の主な要因は、現金及び預金が9億7千万円、短期貸付金が2億2百万円減少した一方、原材料及び貯蔵品が4億9千4百万円、受取手形及び売掛金が1億9千5百万円増加したこと等によります。
固定資産の増加の主な要因は、有形固定資産その他による増加3億7千3百万円等によります。
当第3四半期連結会計期間末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ18億8百万円減少し、130億7千9百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ15億5千1百万円減少し92億4千6百万円、固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億5千7百万円減少し38億3千2百万円となりました。
流動負債の減少の主な要因は、支払手形及び買掛金が8億7千4百万円、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が4億1千万円、それぞれ減少したこと等によります。
固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が4億1千5百万円減少したこと等によります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ15億8千8百万円増加し、340億5千8百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が17億円増加したこと等によります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.7%増加して72.0%となりました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は412億2千8百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ49億2百万円(13.5%)の増収となり、営業利益は32億1千4百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ10億4千8百万円(48.4%)の増益、経常利益は34億5千8百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ10億4千3百万円(43.2%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億8千万円と前第3四半期連結累計期間に比べ8億3千8百万円(45.5%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
㈱増田製粉所の新規連結効果による主力の小麦粉の販売数量増加、及び2018年4月の輸入小麦の政府売渡価格改定を受けた小麦粉製品の価格改定等により、売上高は362億1千5百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ48億3千3百万円(15.4%)の増収となりました。セグメント利益は、連結効果による販売数量増やふすま価格の堅調な推移、また経費削減など収益力向上の取組みにより、29億6千2百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ10億1百万円(51.0%)の増益となりました。
㈱さわやか(12月決算のため1月~9月分を連結)につきましては、主力のケンタッキーフライドチキン店を中心に販売は概ね順調であり、売上高は49億2百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1億2千4百万円(2.6%)の増収となりました。利益面では、フードコストの上昇や人件費、店舗改装費などの経費が嵩んだことにより、セグメント利益は8千3百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1千5百万円(15.8%)の減益となりました。
日東富士運輸㈱につきましては、売上高は15億6千7百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ5千4百万円(3.3%)の減収となりました。また、配送の効率化や経費削減努力を行いましたが、燃料代の高騰や減価償却費の増加などにより、セグメント利益は1億4千3百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1千8百万円(11.2%)の減益となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億4百万円であります。