当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、長期に亘る新型コロナウイルス感染症の影響下にて、各種政策の効果や海外経済の改善などもあり、一部持ち直しの動きもあるものの、感染症の再拡大による個人消費の低迷や企業収益の減少等もあり、依然として先行き不透明な厳しい状態にあります。
砂糖業界におきましては、消費者の低甘味嗜好を背景に、安価な輸入加糖調製品や高甘味度人工甘味料の増加に加え新型コロナウイルス感染症による消費の落ち込みなどから砂糖消費量は減少しており、厳しい状況となっております。
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は、砂糖事業の売上が減少したこと等により、前年同期比5.8%減の39,446百万円となり、経常利益は、主に砂糖事業の損益の悪化により、前年同期比27.4%減の1,053百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比31.8%減の668百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<砂糖事業>
砂糖セグメントの売上高は、砂糖消費の減少による売上減少等により、前年同期比8.7%減の26,499百万円となりました。損益につきましては、コスト削減に努めましたが、ビート糖の売上減少の影響が大きく、873百万円のセグメント損失(前年同期は230百万円のセグメント損失)となりました。
<食品事業>
食品セグメントの売上高は、オリゴ糖等食品素材の売上減少等により、前年同期比4.4%減の1,663百万円となりましたが、損益につきましては、コスト削減等により、23百万円のセグメント利益(前年同期は40百万円のセグメント損失)となりました。
<飼料事業>
飼料セグメントの売上高は、ビートパルプの売上増加により、前年同期比1.6%増の7,074百万円となり、セグメント利益は、販売数量の増加およびコスト削減等により、前年同期比34.1%増の588百万円となりました。
<農業資材事業>
農業資材セグメントの売上高は、農業機材の売上増加等により、前年同期比9.6%増の2,228百万円となり、セグメント利益は、前年同期比94.4%増の151百万円となりました。
<不動産事業>
不動産セグメントの売上高は、前年同期並の1,134百万円となり、セグメント利益は、前年同期並の632百万円となりました。
<その他>
その他のセグメントの売上高は、石油類の販売価格の下落及びスポーツレジャー施設の売上減少等により、前年同期比12.3%減の844百万円となり、セグメント利益は、前年同期比21.6%減の125百万円となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比9,156百万円増の105,562百万円で、このうち流動資産は、主に原材料及び貯蔵品の増加により、前連結会計年度末比8,930百万円増の56,918百万円となり、固定資産は、前連結会計年度末比226百万円増の48,643百万円となりました。
一方、負債の合計は、前連結会計年度末比9,233百万円増の38,687百万円で、このうち流動負債は、主に買掛金の増加により、前連結会計年度末比9,426百万円増の28,242百万円となり、固定負債は、前連結会計年度末比193百万円減の10,445百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末比77百万円減の66,874百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は467百万円であります。
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変更はありません。
なお、前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
砂糖セグメント・飼料セグメントにおいて計画しておりました、士別製糖所の製糖能力増強については2020年10月に完了しております。
飼料セグメントにおいて計画しておりました、総合研究所の清川農場牛舎更新については2020年12月に完了しております。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「対処すべき課題」および「事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随または関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
(7)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループが事業を行う上で必要となる運転資金、設備投資、借入金の返済および利息の支払いならびに配当金および法人税の支払い等に資金を充当しております。
運転資金等の資金需要に対しては、営業活動によるキャッシュ・フローと金融機関からの借入により資金を調達しており、金融機関からの借入金額は年間の資金計画に基づき適切な水準とし、資金繰りを考慮し返済方法を決定しております。また当社および子会社の余剰資金を、当社グループ内で融通し合うことにより資金の効率化を図り、グループ外部への資金流出を抑えております。
設備投資については、過剰な投資とならないよう当社グループの現況に見合った年間の投資計画を策定し、老朽化した設備の更新のほか、製造コストの削減、製造工程の改善、製品の品質向上、環境対策等を目的とした設備投資または将来の利益獲得のための先行投資を行っております。
重要な資本的支出の予定及びその資金調達方法は、前事業年度の有価証券報告書の「設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであり、設備の新設・更新については自己資金によっております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。