第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)における当社グループの財政状態及び経営成績の状況の概要は、次のとおりであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が急速に進んだことにより経済活動が回復する兆しが見られましたが、新たな変異株の感染拡大により下振れリスクへの懸念が高まり、依然として先行き不透明な厳しい経済状態にあります。
 砂糖業界におきましては、砂糖消費量が依然として減少傾向にあることに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全般的に厳しい状況が続いております。
 このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に砂糖事業及び飼料事業の売上の増加により、前年同期比6.1%増の41,854百万円となり、経常利益は、主に砂糖事業の損益改善及び飼料事業の増益により、前年同期比70.3%増の1,794百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、第2四半期連結会計期間において持分法適用関連会社の株式売却損を計上したことにより、前年同期比22.2%減の520百万円となりました。

 

当社グループは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。「収益認識会計基準」等の適用に関する詳細につきましては、注記事項(会計方針の変更)に記載のとおりであります。
 
 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<砂糖事業>
 砂糖セグメントの売上高は、清涼飲料向け等の需要に若干の回復がみられ、前年同期比5.6%増の27,987百万円となりました。損益につきましては、コスト削減等に努め、382百万円のセグメント損失(前年同期は873百万円のセグメント損失)となりました。
<食品事業>
 食品セグメントの売上高は、オリゴ糖等食品素材の売上増加等により、前年同期比6.7%増の1,775百万円となりましたが、セグメント利益は、製造原価の上昇等により、前年同期比32.0%減の16百万円となりました。
<飼料事業>
 飼料セグメントの売上高は、主に配合飼料の売上増加により、前年同期比12.4%増の7,954百万円となり、セグメント利益は、ビートパルプの増益により、前年同期比30.7%増の768百万円となりました。
<農業資材事業>

農業資材セグメントの売上高は、主に紙筒(移植栽培用育苗鉢)の売上減少等により、前年同期比7.6%減の2,058百万円となり、セグメント利益は、コスト削減に努めたものの売上減少の影響を受け、前年同期比88.9%減の16百万円となりました。

<不動産事業>
 不動産セグメントの売上高は、前年同期並の1,153百万円となり、セグメント利益は、前年同期並の714百万円となりました。
<その他>
  その他の事業の売上高は、スポーツレジャー施設等の売上回復により、前年同期比9.4%増の923百万円となり、営業利益は、前年同期比17.1%増の147百万円となりました。

 

(2)財政状態

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比13,832百万円増の111,225百万円で、このうち流動資産は、主に原材料及び貯蔵品の増加により前連結会計年度末比15,814百万円増の63,529百万円となり、固定資産は、主に投資有価証券の時価の下落により前連結会計年度末比1,981百万円減の47,695百万円となりました。
 一方、負債の合計は、前連結会計年度末比14,376百万円増の43,307百万円で、このうち流動負債は、主に短期借入金の増加により前連結会計年度末比14,693百万円増の32,964百万円となり、固定負債は、前連結会計年度末比317百万円減の10,343百万円となりました。
 純資産は、主にその他有価証券評価差額金の減少により前連結会計年度末比544百万円減の67,917百万円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は468百万円であります。

 

(5)主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設等は次のとおりです。

 

会社名

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

投資予定額

資金調達方法

着手

年月

完了予定年月

完成後の
増加能力

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

提出会社

士別製糖所

(北海道士別市)

砂糖

蒸気タービン

調速機更新

195

自己資金

2021年

8月

2023年

3月

生産能力には影響を及ぼしません

提出会社

芽室製糖所

(北海道芽室町)

砂糖

芽室製糖所

能力増強

2,528

自己資金

2021年

10月

2024年

3月

生産能力には影響を及ぼしません

提出会社

清水バイオ工場 外

(北海道清水町 外)

食品

全社資産

太陽光発電

設備新設

145

自己資金

2021年

10月

2022年

12月

生産能力には影響を及ぼしません

 

 

なお、前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。

砂糖セグメントにおいて計画しておりました、芽室製糖所の貫流ボイラ新設、重油貯槽更新、ビートパイラー増強、並びに士別製糖所のグラニュ糖小袋包装設備新設については2021年10月に完了しております。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「対処すべき課題」及び「事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随又は関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループが事業を行う上で必要となる運転資金、設備投資、借入金の返済及び利息の支払い並びに配当金及び法人税の支払い等に資金を充当しております。
 運転資金等の資金需要に対しては、営業活動によるキャッシュ・フローと金融機関からの借入により資金を調達しており、金融機関からの借入金額は年間の資金計画に基づき適切な水準とし、資金繰りを考慮し返済方法を決定しております。また当社及び子会社の余剰資金を、当社グループ内で融通し合うことにより資金の効率化を図り、グループ外部への資金流出を抑えております。
 設備投資については、過剰な投資とならないよう当社グループの現況に見合った年間の投資計画を策定し、老朽化した設備の更新のほか、製造コストの削減、製造工程の改善、製品の品質向上、環境対策等を目的とした設備投資又は将来の利益獲得のための先行投資を行っております。
 重要な資本的支出の予定及びその資金調達方法は、「(5)主要な設備」及び前事業年度の有価証券報告書の「設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであり、設備の新設・更新については自己資金によっております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。