当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナへの移行の下で、感染症対策と経済活動の両立による持ち直しが期待されておりますが、長期化するウクライナ情勢の影響等による原材料やエネルギー価格の高騰、急激な為替変動等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
砂糖業界におきましては、消費者の低甘味嗜好や安価な輸入加糖調製品・異性化糖・高甘味度人工甘味料の増加等により砂糖消費量は減少傾向にあり、厳しい状況が依然として続いております。
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に砂糖事業及び飼料事業の売上の増加により、前年同期比14.5%増の47,943百万円となりましたが、経常利益は、砂糖事業及び飼料事業の損益悪化により、前年同期比48.7%減の920百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年度に計上した持分法適用関連会社の株式売却損675百万円の影響がなくなったため、前年同期比13.6%増の591百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<砂糖事業>
砂糖セグメントの売上高は、清涼飲料向け等の需要回復に加え、販売価格の上昇もあって、前年同期比15.7%増の32,392百万円となりましたが、エネルギーコストの増加等により、520百万円のセグメント損失(前年同期は382百万円のセグメント損失)となりました。
<食品事業>
食品セグメントの売上高は、オリゴ糖等食品素材の売上増加等により、前年同期比7.8%増の1,914百万円となり、セグメント利益は、販売費等のコスト削減に努めたことにより、前年同期比96.0%増の31百万円となりました。
<飼料事業>
飼料セグメントの売上高は、販売価格の上昇により、前年同期比16.1%増の9,235百万円となりましたが、セグメント利益は、原材料価格上昇とエネルギーコスト増加の影響により、前年同期比85.2%減の113百万円となりました。
<農業資材事業>
農業資材セグメントの売上高は、主にそ菜用紙筒(移植栽培用育苗鉢)の売上増加等により、前年同期比14.8%増の2,363百万円となりましたが、原材料価格の上昇の影響を受け、5百万円のセグメント損失(前年同期は16百万円のセグメント利益)となりました。
<不動産事業>
不動産セグメントの売上高は、前年同期並の1,137百万円となり、セグメント利益は、前年同期並の727百万円となりました。
<その他>
その他の事業は、書籍販売の減少等により売上、利益とも減少しました。
その他の事業の売上高は、前年同期比2.6%減の900百万円となり、営業利益は、前年同期比20.2%減の117百万円となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比14,786百万円増の115,245百万円で、このうち流動資産は、主に原材料及び貯蔵品の増加により前連結会計年度末比13,482百万円増の68,434百万円となり、固定資産は、主に投資有価証券の時価の上昇により前連結会計年度末比1,304百万円増の46,811百万円となりました。
一方、負債の合計は、前連結会計年度末比14,496百万円増の47,036百万円で、このうち流動負債は、主に短期借入金の増加により前連結会計年度末比14,728百万円増の37,355百万円となり、固定負債は、前連結会計年度末比231百万円減の9,681百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末比290百万円増の68,209百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は460百万円であります。
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設等は次のとおりです。
なお、前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
砂糖セグメントにおいて計画しておりました、美幌製糖所の濃厚汁濾過器更新、士別製糖所の蒸気タービン調速機更新、並びに第2計量所更新については2022年10月に完了しております。
砂糖セグメントにおいて計画しておりました、芽室製糖所の独身寮更新については2022年12月に完了しております。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「対処すべき課題」及び「事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループの売上高の約7割を砂糖事業が占め、他の事業におきましてもほとんどが砂糖事業に付随又は関連する事業から成り立っていることから、国の農業政策や砂糖業界を取り巻く国際情勢、原料甜菜の生産状況など砂糖事業に特有のリスクが、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
(7)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループが事業を行う上で必要となる運転資金、設備投資、借入金の返済及び利息の支払い並びに配当金及び法人税の支払い等に資金を充当しております。
運転資金等の資金需要に対しては、営業活動によるキャッシュ・フローと金融機関からの借入により資金を調達しており、金融機関からの借入金額は年間の資金計画に基づき適切な水準とし、資金繰りを考慮し返済方法を決定しております。また当社及び子会社の余剰資金を、当社グループ内で融通し合うことにより資金の効率化を図り、グループ外部への資金流出を抑えております。
設備投資については、過剰な投資とならないよう当社グループの現況に見合った年間の投資計画を策定し、老朽化した設備の更新のほか、製造コストの削減、製造工程の改善、製品の品質向上、環境対策等を目的とした設備投資又は将来の利益獲得のための先行投資を行っております。
重要な資本的支出の予定及びその資金調達方法は、「(5)主要な設備」及び前事業年度の有価証券報告書の「設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであり、設備の新設・更新については自己資金によっております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。