第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

   当第1四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

 (1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行による経済政策・金融政策の効果を背景に、雇用・所得環境に一定の改善が見られましたが、英国の欧州連合(EU)離脱による世界経済への影響や中国の景気減速などにより、為替相場・株式市場の不安定感が強まりました。個人消費につきましても、消費マインドは依然として停滞傾向にあり、先行きへの不透明感が継続しております。

このような状況の中、当社グループは本年4月より第6次中期経営計画「Mitsui Sugar Revolution Phase3 (三井製糖2022への道) 」(2016年4月~2018年3月)をスタートさせ、初年度計画の達成に向けた新たな施策の実行に着手いたしました。

当第1四半期連結累計期間の業績及びセグメントの概況は以下の通りであります。

 

(砂糖事業)

海外粗糖相場につきましては、期初は15セント半ばでスタートしたのち、需給逼迫見通しやブラジル通貨レアル高から、16セント台へ上昇いたしました。さらに、商品市場への投機筋の資金流入を受け相場は17セントに達し、その後もブラジルの輸出余力減などにより上昇を続け、6月には一時20セント後半まで高騰し、20セント前半で第1四半期末を迎えました。以上のような相場動向の中、当社では慎重な原料糖調達に努めてまいりました。

生産面では、期初からの順調な操業による工程負荷軽減や、ガスの調達コスト低下もあり、前年同期比で製造変動費が減少いたしました。

販売面では、特売回数の減少などにより、家庭用製品の販売量は前年同期をやや下回りましたが、業務用につきましては大手ユーザー向けの販売が好調で前年同期を上回り、家庭用・業務用の合計は概ね前年並みとなりました。

連結子会社につきましては、北海道糖業㈱で販売が堅調に推移し、生和糖業㈱においても販売量が増加したほか、昨年7月に連結子会社化した㈱平野屋が増収増益に貢献いたしました。

以上の結果、砂糖事業全体で、売上高21,821百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益1,277百万円(同29.3%増)となりました。

 

期中の砂糖市況

 国内市中相場(日本経済新聞掲載、東京上白大袋1kg当たり)

  期を通じて187円~188円で推移

 海外粗糖相場(ニューヨーク砂糖当限、1ポンド当たり)

  始値 15.40セント 高値 20.94セント 安値 14.00セント 終値 20.15セント

 

(フードサイエンス事業)

フードサイエンス事業につきましては、パラチノースの売上高が前年同期を下回りましたが、国内生産を終了し輸入に切り替えたことで売上総利益率が改善いたしました。

連結子会社につきましては、㈱タイショーテクノスでは仕入商品の販売が好調であったものの原材料費高騰の影響を受けたこと、ニュートリー㈱では販売が伸びた一方で営業費用が増加したことなどから、前年同期比で減益となりました。

以上の結果、フードサイエンス事業全体で、売上高3,709百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は86百万円(同34.5%減)となりました。

 

(不動産事業)

賃貸物件が引き続き安定的に稼働し、売上高329百万円(前年同期比4.2%減)、営業利益170百万円(同2.8%減)となりました。

 

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は25,860百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は1,534百万円(前年同期比18.4%増)となりました。

 

営業外損益においては、受取ロイヤリティー1,630百万円、持分法による投資利益103百万円を計上したことなどから、経常利益3,323百万円(前年同期比7.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,073百万円(前年同期比8.5%増)となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (3)研究開発活動

  当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は244百万円であります。

  なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)主要な設備

 当四半期連結会計期間末日現在実施中の重要な設備の新設等の計画は、次の通りであります。

会社名、事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の

内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

三井製糖㈱

岡山市南区

不動産

事業

賃貸設備等

7,000

4,859

自己資金及び借入金等

平成27年7月

平成28年

7月~8月