当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国をはじめとするアジア新興国経済の減速など国際情勢に影響を受けたものの、政府の経済政策や金融政策の効果により、企業収益や雇用環境に改善がみられ、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。
精糖業界においては、依然として加糖調製品、異性化糖及び他の甘味料の浸食などにより、厳しい販売環境が続いております。
この様な環境下、当社グループは、品質管理の徹底を図るとともに顧客満足度を高めるため、主力製品である砂糖では製品の安定供給に取り組んでまいりました。また、機能性食品では高付加価値提案型の販売活動に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高9,962百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益605百万円(同64.9%増)、経常利益584百万円(同17.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益385百万円(同15.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 精糖
精糖事業においては、夏場の猛暑のあと降雨が続く天候不順のなか、調味料向けの出荷は増加したものの菓子類や清涼飲料向けが低調な荷動きとなり、上白糖や液糖を中心に販売数量は前年同期を下回りましたが、効率的な原料調達や生産コストの抑制を図りました。
以上の結果、精糖事業の業績は売上高6,199百万円(前年同期比2.2%減)、営業利益705百万円(同20.5%増)の減収増益となりました。
② 機能性素材
機能性食品素材イヌリンについては、販売面で新規採用は増加しましたが大手ユーザー向けの販売数量が伸び悩んだことにより減収となりました。利益面ではタイ連結子会社Fuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd.において、品質の安定化に時間を要したことにより工場稼働率が上がらず、営業損失となりました。連結子会社ユニテックフーズ株式会社は主力製品のペクチン及びゼラチンでの大手ユーザーの拡販又は新規採用などにより大きく増収増益となりました。
以上の結果、機能性素材事業の業績は売上高3,464百万円(前年同期比8.7%増)の増収となり、営業損失も14百万円(前年同期営業損失144百万円)と改善いたしました。
③ 不動産
不動産の業績につきましては、売上高297百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益260百万円(同1.9%減)の減収減益となりました。維持管理費が増加しましたが引き続き安定収益確保に貢献いたしました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3.4%減少し、22,187百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各財政状態の変動状況は、次のとおりであります。
① 資産
資産につきましては、流動資産で前連結会計年度末に比べ0.3%減少し、8,773百万円となりました。これは主に商品及び製品、原材料及び貯蔵品の減少等によるものであります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ5.3%減少し、13,413百万円となりました。これは主に機械装置及び運搬具、投資有価証券の減少等によるものであります。
② 負債
負債につきましては、流動負債で前連結会計年度末に比べ4.3%減少し、3,794百万円となりました。これは主に買掛金の減少等によるものであります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ10.5%減少し、2,590百万円となりました。これは主に長期借入金、固定負債「その他」に含まれる繰延税金負債の減少等によるものであります。
③ 純資産
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1.9%減少し、15,802百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したものの、その他有価証券評価差額金が減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ461百万円増加し、2,652百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、834百万円(前年同期44百万円支出)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益の計上、たな卸資産の減少等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、130百万円(前年同期比0.5%増)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出、長期貸付けによる支出等によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、239百万円(前年同期比114.7%増)となりました。これは主として、配当金の支払額、長期借入金の返済による支出等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費等に係る会計基準による研究開発活動の総額は、28百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動についての重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、連結会社及び提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績に著しい変動はありません。
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい異動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画についての著しい変更はありません。