当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による財政及び金融政策を背景に雇用・所得環境の改善が進み、景気は総じて緩やかな回復基調にあるものの、株式市場や為替相場の急激な変動もあり、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。
精糖業界においては、海外原糖相場の高騰や加糖調製品、異性化糖及び他甘味料の浸食などにより、厳しい販売環境が続いております。
この様な環境下、当社グループは、品質管理の徹底を図り、顧客満足度を高め、砂糖では製品の安定供給に取り組んでまいりました。また、機能性素材は高付加価値提案型の販売活動に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高14,717百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益699百万円(同21.6%減)、経常利益875百万円(同4.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益621百万円(同4.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 精糖
精糖事業においては、5月の大型連休を控えた需要により順調に推移いたしましたが、夏場の猛暑、大雨及び台風の影響や期待された年末需要の低調な荷動きにより、販売数量は前年同期を若干ながら下回りました。さらに、コスト面ではエネルギーコストの減少はみられたものの、海外原糖相場の高騰により、製造コストが上昇いたしました。
以上の結果、精糖事業の業績は、販売数量は減少したものの販売単価が上昇したことにより、売上高9,357百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益1,049百万円(同5.7%減)の増収減益となりました。
② 機能性素材
機能性食品素材イヌリンについては、新規採用やタイ産イヌリンへの切り替えは引続き順調に増えているものの、既存の大手ユーザー向けの販売数量に回復がみられず減収となりました。連結子会社ユニテックフーズ㈱は主力製品のゼラチンが低調な荷動きとなったことやOEM事業の数量減などにより減収となりました。
以上の結果、機能性素材の業績は、売上高4,834百万円(前年同期比6.1%減)、営業損失91百万円(前年同期営業損失96百万円)の減収増益となりました。
③ 不動産
不動産事業の業績は、売上高449百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益401百万円(同2.2%増)の増収増益となり、引続き安定収益確保に貢献いたしました。
④ その他食品
その他食品は、DAY PLUS (THAILAND) Co.,Ltd.の製パン事業でありますが、前期末に連結子会社となったため、前年同期比較は省略しております。当第3四半期の業績は売上高75百万円、営業損失80百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1.4%減少し、22,203百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各財政状態の変動状況は、次のとおりであります。
① 資産
資産につきましては、流動資産で前連結会計年度末に比べ1.8%減少し、9,114百万円となりました。これは主に現金及び預金、仕掛品の減少等によるものであります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ1.0%減少し、13,088百万円となりました。これは主に建物及び構築物、機械装置及び運搬具の減少等によるものであります。
② 負債
負債につきましては、流動負債で前連結会計年度末に比べ10.0%減少し、3,678百万円となりました。これは主に買掛金、未払法人税等の減少等によるものであります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ3.7%増加し、2,632百万円となりました。これは主に「その他」に含まれる繰延税金負債の増加等によるものであります。
③ 純資産
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ0.0%増加し、15,892百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益計上による利益剰余金の増加等によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における研究開発費等に係る会計基準による研究開発活動の総額は、45百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、連結会社及び提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績に著しい変動はありません。
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい異動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画についての著しい変更はありません。