第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に総じて緩やかな回復基調で推移したものの、米中貿易摩擦や米国政権の運営不安により先行き不透明な状況であります。

 精糖業界においては、消費が減少傾向にあるなか、加糖調製品や異性化糖及び他甘味料の浸食など厳しい販売状況が続いております。

 この様な環境下、当社グループは、品質管理の徹底を図り、顧客満足度を高めるなか、砂糖は製品の安定供給に取り組み、機能性素材は高付加価値提案型の販売活動に取り組んでまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高15,200百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益1,245百万円(同42.2%増)、経常利益1,416百万円(同23.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益167百万円(同77.6%減)の減収減益となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 精糖

 精糖事業においては、前半は菓子・冷菓向けの販売が好調に推移したものの、夏場の酷暑、台風の影響で飲料向け出荷が伸び悩み、期待された年末需要でも全体的に回復することはできず、販売数量は前年同期を下回りました。利益面では液糖製造の集約化を進め、生産合理化を図ったことにより、引き続き、増益を維持することができました。

 以上の結果、精糖事業の業績は、売上高8,684百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益1,350百万円(同19.8%増)の減収増益となりました。

② 機能性素材

 機能性食品素材イヌリンについては、整腸作用、血中脂質の低減効果、食後血糖値の低減効果に関する3つの機能性表示が受理されたことに加え、低糖質素材の根強い需要もあり、国内での新規採用が増加したことにより増収となりました。切花活力剤「キープ・フラワー」については、テレビCMを実施し、拡販を図りましたが、花卉市場低迷が続き、概ね前年同期並みの売上高になりました。連結子会社ユニテックフーズ㈱は主力製品ゼラチン、ペクチンの販売が伸長し、増収となりました。

 利益面では、タイの連結子会社Fuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd.において、第2四半期末において、固定資産の減損損失を計上したため、減価償却費の負担が軽減し、同社の業績が改善いたしました。

 以上の結果、機能性素材の業績は、売上高5,878百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益211百万円(前年同期営業利益13百万円)の増収増益となりました。

③ 不動産

 不動産事業の業績は、売上高461百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益405百万円(同1.2%減)の増収減益となりましたが、引き続き安定収益確保に貢献いたしました。

 ④ その他食品

 その他食品は、タイでの食品関連事業が中心でありますが、業績は売上高176百万円(前年同期比59.7%増)、営業損失72百万円(前年同期営業損失99百万円)の増収増益となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5.3%減少し、22,046百万円となりました。
 当第3四半期連結累計期間における各財政状態の変動状況は、次のとおりであります。

① 資産

資産につきましては、流動資産で前連結会計年度末に比べ11.5%増加し、10,561百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加等によるものであります。
 また、固定資産は前連結会計年度末に比べ16.9%減少し、11,485百万円となりました。これは主に有形固定資産及び投資有価証券の減少等によるものであります。

② 負債

負債につきましては、流動負債で前連結会計年度末に比べ0.3%増加し、4,439百万円となりました。これは主に未払法人税等の増加等によるものであります。
 また、固定負債は前連結会計年度末に比べ20.1%減少し、1,602百万円となりました。これは主に「その他」に含まれる繰延税金負債の減少等によるものであります。

③ 純資産

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ5.1%減少し、16,005百万円となりました。これは主に時価下落によるその他有価証券評価差額金の減少等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費等に係る会計基準による研究開発活動の総額は、46百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(5) 従業員数

当第3四半期連結累計期間において、連結会社及び提出会社の従業員数に著しい増減はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績に著しい変動はありません。

 

(7) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい異動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画についての著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。