第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業業績を背景に雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復基調で推移したものの、不安定な中東情勢や米中貿易摩擦などにより先行き不透明な状況であります。

 精糖業界においては、消費が減少傾向にあるなか、加糖調製品や異性化糖及び他甘味料の浸食など厳しい販売状況が続いております。

 この様な環境下、当社グループは、品質管理の徹底を図り、顧客満足度を高めるなか、砂糖は製品の安定供給に取り組み、機能性素材は高付加価値提案型の販売活動に取り組んでまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高14,497百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益1,343百万円(同7.9%増)、経常利益1,585百万円(同11.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,123百万円(同569.5%増)の減収増益となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 精糖

 精糖事業においては、期初からゴールデンウィークにかけて菓子・冷菓向けの販売が好調に推移したものの、長く続いた梅雨寒、突然の猛暑により、飲料中心に出荷が低調に推移し、期待された年末需要でも回復までには至らず、販売数量は前年同期を下回りました。利益面では、販売数量が減少したものの、適切な原料調達に努めた結果、原材料コストが削減し、前期並みの利益を確保することができました。

 以上の結果、精糖事業の業績は、売上高8,259百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益1,351百万円(同0.1%増)の減収増益となりました。

② 機能性素材

 機能性食品素材イヌリンについては、整腸作用、血中脂質の低減効果、食後血糖値の低減効果に関する3つの機能性表示が受理されたことに加え、低糖質素材の根強い需要もあり、国内での新規採用が増加しました。また、東南アジアなどで拡販を図った結果、新規採用が増加し、海外販売数量も増加しました。切花活力剤「キープ・フラワー」については、テレビCMを実施し、拡販を図りましたが、花卉市場低迷が続いているため、減収となりました。連結子会社ユニテックフーズ㈱は主力製品ゼラチン、コラーゲンの販売が減少し、減収となりました。

 利益面では、タイの連結子会社Fuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd.において、前第2四半期末において、固定資産の減損損失を計上したため、減価償却費の負担が軽減し、同社の業績が改善いたしました。

 以上の結果、機能性素材の業績は、売上高5,639百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益264百万円(同24.9%増)の減収増益となりました。

③ 不動産

 不動産事業の業績は、売上高454百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益386百万円(同4.7%減)の減収減益となりましたが、引き続き安定収益確保に貢献いたしました。

 ④ その他食品

 その他食品は、タイでの食品関連事業が中心でありますが、業績は売上高144百万円(前年同期比17.8%減)、営業損失43百万円(前年同期営業損失72百万円)の減収増益となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ0.8%減少し、21,993百万円となりました。
 当第3四半期連結累計期間における各財政状態の変動状況は、次のとおりであります。

① 資産

資産につきましては、流動資産で前連結会計年度末に比べ4.7%減少し、10,078百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少等によるものであります。
 また、固定資産は前連結会計年度末に比べ2.8%増加し、11,915百万円となりました。これは主に投資その他の資産「その他」に含まれる長期貸付金の増加等によるものであります。

② 負債

負債につきましては、流動負債で前連結会計年度末に比べ16.2%減少し、3,575百万円となりました。これは主に未払法人税等の減少等によるものであります。
 また、固定負債は前連結会計年度末に比べ6.3%減少し、1,579百万円となりました。これは主に長期借入金の減少等によるものであります。

③ 純資産

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3.9%増加し、16,838百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費等に係る会計基準による研究開発活動の総額は、49百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(5) 従業員数

当第3四半期連結累計期間において、連結会社及び提出会社の従業員数に著しい増減はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績に著しい変動はありません。

 

(7) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい異動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画についての著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。