第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。
 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善がみられ、緩やかな回復基調が続きました。

一方、砂糖業界におきましては、砂糖消費量の漸減傾向が続き、依然として厳しい状況が続いております。

このような状況の中、当社グループは基幹事業である砂糖事業(国内精糖及びその他糖類)並びにバイオ事業における売上高・利益計画の達成に向けて全力で取り組んで参りました結果、当期の業績及びセグメントごとの業績は以下のとおりとなりました。

 

①砂糖事業

海外原糖市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限、1ポンド当たり)において期初12.00セントで始まりました。8月下旬にはレアル安によるブラジルの輸出増加観測により7年ぶりの安値となる10.13セントをつけました。その後、主要生産国の生産見通し引き下げやブラジルの生産懸念の影響により12月上旬には15.85セントの高値をつけ、結局15.24セントで当期を終了しました。

国内市中価格(日本経済新聞掲載、上白糖大袋1kg当たり)は、期初185~186円で始まりましたが、粗糖国際相場の下落により10月上旬に183円~184円に値を下げ、同水準のまま当期を終了しました。

国内精糖及び異性化糖などの国内販売は、業務用は大手飲料ユーザー向け販売が好調に推移したものの、家庭用は特売の減少などにより、売上高はほぼ前年並となりました。

以上の結果、当期における砂糖事業全体の売上高は18,802百万円前年同期比0.2%増)、セグメント利益は1,415百万円前年同期比9.9%増)となりました。

 

 

②バイオ事業

オリゴ糖事業は、主要量販店等への販売促進活動に加え、各種メディアで取り上げられている『腸内フローラ』特集等による好影響を受け、「オリゴのおかげ」の販売数量は好調に推移し、売上高は前年同期を上回りました。

サイクロデキストリン事業は、食品及び非食品への拡販に努めましたが、ビフィズス菌関連製品は比較的堅調であったものの、その他大手ユーザー向け販売が低調に推移したことから、売上高は前年同期を下回りました。

以上の結果、当期におけるバイオ事業全体の売上高は1,242百万円前年同期比19.4%増)、セグメント利益は126百万円前年同期比37.5%増)となりました。

 

③不動産賃貸事業

関西製糖株式会社への大阪工場設備の賃貸及びニューESRビル事務所の一部賃貸等を行い、所有不動産の活用に努めました結果、不動産賃貸事業の売上高は580百万円前年同期比3.0%減)、セグメント利益は42百万円前年同期比14.7%増)となりました。

 

以上の結果、当期の売上高は20,568百万円前年同期比1.1%増)、営業利益は819百万円前年同期比31.0%増)、経常利益は869百万円前年同期比32.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は566百万円前年同期比34.8%増)となりました。

 

研究開発につきましては、抗がん剤を体内で効率的に送達させる「がんミサイル療法」の共同研究を継続し、健康食品・バイオプラスチックの原料となり得る「グルカル酸」の安価な製造法の開発及びビフィズス菌を選択的に増やす「乳糖果糖オリゴ糖」の新機能探索と新製法の開発に取り組みました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対応すべき課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の総額は、89百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。