また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済の持ち直しや政府の各種政策の効果により企業収益や雇用・所得環境が改善するなど、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。今後は、輸出や設備投資が底堅く推移すると見込まれる一方、米国の保護主義的な政策による中国他諸地域との貿易摩擦懸念や原油価格の上昇など、景気の先行きには不透明感が存在しております。
このような状況の中、当社グループはお客様のおなかの健康に貢献する「おなかにやさしい会社」を目標に、砂糖事業及びバイオ事業の計画達成に向けて全力で取り組んでまいりました結果、経営成績は以下のとおりとなりました。
海外原糖市況は、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限、1ポンド当たり)において12.33セントで始まった後、主要生産国インドでの砂糖生産量の増加観測及びブラジル通貨レアルの対米ドルでの安値傾向の進行により相場が下落し、4月下旬には約2年半ぶりの安値である10.69セントを付けました。その後は主要生産国ブラジルにおいて、乾燥気候の長期化による産糖量の停滞観測等により相場は上昇傾向となり、6月初旬には12.97セントの高値を付けました。その後は12セントを挟んで推移し、11.86セントで当期を終了しました。このような相場動向のもとで、当社では適切な原料糖の調達に努めてまいりました。
国内市中価格(日本経済新聞掲載、上白糖大袋1㎏当たり)は、期初189円~190円で始まり、同水準のまま当期を終了しました。
精糖及びその他糖類などの国内販売は、業務用製品は主に飲料向けが伸長したことから大手ユーザーを中心として好調に実績を確保し、家庭用製品も回復傾向で推移いたしました。この結果、販売数量は前年を上回りましたが、販売単価が前年と比較して下落したことから売上高は前年を下回りました。
以上の結果、当期における砂糖事業全体の売上高は6,317百万円(前年同期比1.3%減)、セグメント利益は553百万円(前年同期比34.5%増)となりました。
オリゴ糖部門は、腸内環境改善効果を有する特定保健用食品「オリゴのおかげ」シリーズの拡販と認知度向上を目指し、主要な販売先及び量販店を中心とした販売促進活動の強化に努めるとともに、各種メディアを通じた一般消費者への訴求活動及び当社公式ウェブサイトにおける内容の充実化を図りました。この結果、一部アイテムでは前年以上の実績を維持いたしましたが、オリゴ糖部門全体では販売数量及び売上高とも前年同期を下回りました。
サイクロデキストリン部門は、食品及び非食品において新規用途の開発と営業力の強化を通じた拡販に努めました結果、販売数量は前年を下回りましたが売上高は前年を上回りました。
以上の結果、当期におけるバイオ事業全体の売上高は481百万円(前年同期比0.1%増)、セグメント利益は91百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
その他の事業につきましては、ニューESRビル事務所の一部賃貸等を行い、所有不動産の活用に努めました結果、売上高は32百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は15百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
以上の結果、当期の売上高は6,800百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は367百万円(前年同期比81.7%増)、経常利益は579百万円(前年同期比58.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は453百万円(前年同期比56.9%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対応すべき課題はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の総額は、25百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。