当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内外における新型コロナウイルス感染症の影響を受け、外出自粛による消費マインドの低下、インバウンド需要の急減等により極めて厳しい状況にあります。経済活動の低下が、企業収益においても急速な減少がみられる中、感染症拡大防止対策が結果的に内外経済を更に下振れさせるリスクや、金融資本市場の変動等の影響について、引き続き留意する必要があります。
このような環境の中で、当社及び当社グループはお客様、従業員およびその家族、地域社会、関係取引先の安全と健康を確保することを最優先に、持続可能な生産・供給体制の維持に努めております。生活必需品である砂糖や、オリゴ糖をはじめとした機能性素材を含め、非常時においても安定して消費者の皆様にお届けすることを第一義に、お客様のおなかの健康に貢献する「おなかにやさしい会社」として、砂糖事業及びバイオ事業の計画達成に向けて全力で取り組んでまいりました結果、経営成績は以下のとおりとなりました。
①砂糖事業
海外原糖市況は、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限、1ポンド当たり)において10.39セントで始まり、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、原油価格の下落に伴うエネルギー価格の低迷により、収穫最盛期を迎える主要生産国のブラジルでは収益性の低下したエタノールから砂糖へ生産シフトの傾向が強まり、4月下旬に2007年6月以来の9.05セントの安値を付けました。6月に入り、株式市場の堅調さから経済回復を期待した動きが強まり、高値12.27セントを付けましたが、その後は複数の統計機関が在庫は豊富であるとの見通しを示したことから、上値が抑えられ、11.84セントで当第1四半期連結累計期間を終了しました。
国内市中価格(日本経済新聞掲載、上白糖大袋1㎏当たり)は、期初187円~188円で始まり、同水準のまま当第1四半期連結累計期間を終了しました。
精糖及びその他糖類などの国内販売は、家庭用製品はいわゆる巣ごもり需要の高まりもあって前年同四半期を上回りましたが、一方、業務用製品は外食産業や土産品等向けの販売が低調に推移したため、売上高は前年同四半期を下回りました。
以上の結果、砂糖事業全体の売上高は5,621百万円(前年同四半期比10.6%減)、セグメント利益は463百万円(前年同四半期比10.0%減)となりました。
②バイオ事業
オリゴ糖部門は、新型コロナウイルスの感染予防として、腸内環境を整えることで、免疫力維持向上にもつながる特定保健用食品「オリゴのおかげ」の販売拡大に向けて、各種雑誌向け広告宣伝を積極的に展開しました。消費者の皆様の健康志向の高まりを追い風に、改めて「オリゴのおかげ」と免疫力との相関性をアピールしました結果、オリゴ糖部門全体では売上高は前年同四半期を上回りました。
サイクロデキストリン部門は、主要ユーザーへの販売が振るわず、また新型コロナウイルスの影響を受ける外食業務用ユーザー向けの販売も低調に推移したことから、売上高は前年同四半期を下回りました。
以上の結果、バイオ事業全体の売上高は486百万円(前年同四半期比6.7%増)、セグメント利益は106百万円(前年同四半期比21.2%増)となりました。
③その他
その他の事業につきましては、ニューESRビル事務所の一部賃貸等を行い、所有不動産の活用に努めました結果、売上高は33百万円(前年同四半期比0.4%増)、セグメント利益は15百万円(前年同四半期比1.2%減)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は6,105百万円(前年同四半期比9.5%減)、営業利益は287百万円(前年同四半期比9.2%減)、経常利益は417百万円(前年同四半期比3.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は317百万円(前年同四半期比1.8%減)となりました。
(財政状態)
①資産
流動資産合計は前連結会計年度末に比べて1,321百万円増加し、8,686百万円となりました。これは主に、現金及び預金が667百万円、受取手形及び売掛金が104百万円、商品及び製品が169百万円、原料及び貯蔵品が364百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産合計は前連結会計年度末に比べて1百万円増加し、17,166百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が60百万円減少、機械装置及び運搬具が68百万円減少、繰延税金資産が77百万円減少した一方で、建設仮勘定が23百万円増加、投資有価証券が188百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1,322百万円増加し、25,853百万円となりました。
②負債
負債合計は前連結会計年度末に比べて1,066百万円増加し、16,694百万円となりました。これは主に、短期借入金が1,450百万円増加した一方で、長期借入金が430百万円減少したことによるものであります。
③純資産
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて255百万円増加し、9,158百万円となりました。これは主に、利益剰余金が181百万円増加、その他有価証券評価差額金が74百万円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対応すべき課題はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の総額は、25百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。