なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成29年1月1日~3月31日)のわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、景気の先行きは不透明な状態が続いていることから個人消費は伸び悩むものとなっております。
当社グループが属する食品業界においても、景気の先行きに対する不安から消費者の節約志向が続き、経営環境は依然として厳しいものとなっております。
このような環境下にあって当社グループは、お客様本位の新製品開発と既存製品の品質改善に絶え間なく取り組み、売上増を目指す一方で、経費の管理を強化し、利益改善につとめてまいりました。洋菓子事業においては既存の洋菓子チェーン店売上の回復を目指すとともにスーパー・コンビニエンスストアを販路とする部門の売上伸長をはかりました。製菓事業においては主力ブランドを活用した新製品発売を積極的に進め、販売機会への対応を早めた営業政策を実施いたしました。その結果、当社単体では前年同期を上回る売上及び利益を達成することができました。しかしながら、中国事業における中国国内の景気の減速や春節時期の差異による売上減に加え為替の影響もあり、グループ全体では前年同期の売上を達成するまでには至らず、利益も前年同期を下回るものとなりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は264億66百万円(対前年同期比99.3%)、営業利益は5億79百万円(対前年同期比68.9%)、経常利益は6億87百万円(対前年同期比79.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億40百万円(対前年同期比99.4%)となりました。
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当第1四半期連結累計期間 |
前第1四半期連結累計期間 |
対前年 |
増減 |
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平成29年1月 1日から |
平成28年1月 1日から |
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売上高 |
構成比 |
売上高 |
構成比 |
||||
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洋 |
|
百万円 |
% |
百万円 |
% |
% |
百万円 |
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洋菓子 |
7,527 |
28.5 |
7,643 |
28.6 |
98.5 |
△115 |
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レストラン |
1,648 |
6.2 |
1,694 |
6.4 |
97.3 |
△45 |
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計 |
9,176 |
34.7 |
9,337 |
35.0 |
98.3 |
△161 |
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|
製 |
菓 子 |
15,723 |
59.4 |
15,709 |
59.0 |
100.1 |
13 |
|
飲 料 |
1,097 |
4.1 |
1,185 |
4.4 |
92.5 |
△88 |
|
|
計 |
16,820 |
63.5 |
16,895 |
63.4 |
99.6 |
△74 |
|
|
その他 |
470 |
1.8 |
423 |
1.6 |
111.1 |
46 |
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合 計 |
26,466 |
100.0 |
26,656 |
100.0 |
99.3 |
△189 |
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(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
<洋菓子事業>
当社単体の洋菓子においては、お客様本位の新製品開発と既存製品の品質改善に引き続き取り組んでおります。新製品では、レモンの産地にこだわった焼菓子「瀬戸内大長レモンケーキ」を発売し、進物売上の回復をはかるとともに既存製品では、お客様の節約志向を捉え、値ごろ感のあるシュークリーム「金と銀」の品質改善を行いました。また、店内製造機能の有効活用に重点をおいた店舗改装を順次実施し、客数アップをはかることにより既存店の売上回復につとめてまいりました。店舗開発では、「焼きチーズタルト」など焼きたて製品を提供する『FUJIYA FACTORY あべのキューズモール店』など新業態の出店を進めました。一方、収益性改善のため不採算店の閉店を進めた結果、当第1四半期連結会計期間末営業店舗数は前年同期差34店減の934店となっております。
コンビニエンスストアをはじめとする広域流通企業との取り組みについては、新規採用の製品数が伸長しており、売上は着実に増加しております。しかしながら、チェーン店舗数減により減少した売上を回復するまでには至らず、単体の洋菓子の売上は前年同期を下回るものとなりました。なお、経費面では物流費のほか上昇する人件費の管理を徹底するなど販売管理費の削減に取り組んでおります。
㈱スイートガーデンについては、同社チェーン店において焼きたて製品の販売が順調に伸長しており、新業態店舗の出店のほか、不二家店舗、山崎製パンルート及びコンビニエンスストアへの製品の提案・販売にも積極的に取り組み、売上は回復基調となっております。
㈱ダロワイヨジャポンについては、集客力のある駅ビル立地店舗の売上が好調に推移し、マカロンの試食販売を積極的に行ったことも奏功し、前年同期を上回る売上となりました。
この結果、洋菓子類の売上高は、75億27百万円(対前年同期比98.5%)となりました。
レストランについては、価格を抑えた新規メニューの投入やプレミアムフライデーなど商機への対応を積極的に進めておりますが、お客様の節約・低価格志向の影響を大きく受けており、売上高は、16億48百万円(対前年同期比97.3%)と、前年同期の実績を下回るものとなりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における洋菓子事業全体の売上高は、91億76百万円(対前年同期比98.3%)となりました。
<製菓事業>
当社単体の菓子においては、主力ブランドに特化した新製品開発・品質改善を推進、大型生産ラインの稼働を促進し、生産性の向上をはかりました。製品面では、開発テーマである『健康・グルメ』のもと「カントリーマアムプラス食物繊維」シリーズを発売したほか、豊富なカカオポリフェノールや食物繊維を含んだ「ルック・カレ」をリニューアルするなど、健康志向製品の品揃えを強化しました。本年発売55周年を迎えた『ルック』においてはさらに、あまおうやとちおとめ、宇治抹茶といった国産原料を組み合わせ、グルメ志向に応えた高付加価値製品「ルックロイヤル」シリーズの発売もあり、チョコレート製品が好調な売上となりました。また、イースターなど歳時には企業間コラボレーションを積極的に展開し、例年以上に早仕掛けの発売を行ったことも売上の伸長に寄与しております。利益面では、チョコレート製品に加え徳用大袋製品の販売も好調に推移した結果、大型生産ラインの稼働率が向上し、販売費の抑制もあり収益性を向上することができました。
不二家(杭州)食品有限公司については、日々の積極的な営業活動を通じて取引先との連携強化をはかるとともに、中国で拡大するインターネット通販市場における販売も積極的に行っております。しかしながら、現地における景気の減速による競争の激化や春節時期の差異による売上減に加え為替の影響もあり、売上は前年同期を下回るものとなりました。
この結果、菓子の売上高は、157億23百万円(対前年同期比100.1%)となりました。
飲料については、新製品「ネクターももとさくら」の好調な売上があったものの、販売代理店の切り替えにより、主力製品である「ネクターピーチ350g缶」の一時的な販売減があり、売上高は、10億97百万円(対前年同期比92.5%)と前年同期の実績を確保するには至りませんでした。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における製菓事業全体の売上高は、168億20百万円(対前年同期比99.6%)となりました。
<その他>
その他事業は、通販・キャラクター事業部のグッズ販売事業・ライセンス事業及び㈱不二家システムセンターの受注請負、データ入力サービスなどの事務受託業務であり、売上高は、4億70百万円(対前年同期比111.1%)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産の状況は以下のとおりであります。
流動資産は266億94百万円で、主に売掛債権の減により前連結会計年度末に比べ28億42百万円減少いたしました。固定資産は313億43百万円で、主に投資有価証券の減により、前連結会計年度末に比べ89百万円の減少となりました。
この結果、総資産は580億38百万円で前連結会計年度末に比べ29億31百万円減少いたしました。
また、流動負債は202億76百万円で、主に仕入債務の減により前連結会計年度末に比べ15億81百万円減少いたしました。固定負債は60億76百万円で、主に長期借入金の返済や社債の償還等により前連結会計年度末に比べ14億46百万円減少いたしました。
この結果、負債は合計263億52百万円で、前連結会計年度末に比べ30億28百万円減少いたしました。
純資産は316億85百万円で、主に利益剰余金の増により前連結会計年度末に比べ96百万円増加いたしました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、90百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間におきまして、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。