当社の連結子会社であるヤマザキ・ナビスコ株式会社は、平成28年2月12日開催の取締役会決議により、平成28年8月31日の契約満了日をもって、モンデリーズ・インターナショナル・インクの商標管理会社であるインターコンチネンタル・グレート・ブランズLLCとのライセンス契約を終了させることを決定しております。また、これに伴い、ヤマザキ・ナビスコ株式会社は、平成28年9月1日をもって商号をヤマザキビスケット株式会社に変更いたします。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済の減速の影響や期初からの円高進行もあり景気は足踏み状態が続き、個人消費は伸び悩みました。
当業界におきましては、お客様の節約志向が根強い市場環境の下で販売競争が激化する厳しい経営環境となりました。
このような情勢下にありまして、当社グループは、品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の拡販につとめるとともに、高品質・高付加価値戦略を推進する一方で、品質を向上させた値頃感のある製品を発売するなど、営業・生産が一体となった部門別製品戦略・営業戦略を推進してまいりました。
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力を挙げて「ヤマザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の品質向上と新製品開発に取り組むとともに、デイリーヤマザキのリージョンと当社の各工場が一体となって店舗運営の改善や店舗改装、店舗開発につとめました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は2,579億53百万円(対前年同期比103.0%)、営業利益は91億78百万円(対前年同期比157.7%)、経常利益は91億50百万円(対前年同期比153.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は37億39百万円(対前年同期比1,239.9%)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
セグメントの名称 | 区分 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
食品事業 | 食パン | 23,334 | 103.1 |
| 菓子パン | 91,212 | 102.5 |
| 和菓子 | 18,166 | 104.2 |
| 洋菓子 | 34,326 | 100.1 |
| 調理パン・米飯類 | 33,967 | 107.8 |
| 製菓・米菓・その他商品類 | 40,088 | 105.2 |
| 食品事業計 | 241,095 | 103.5 |
流通事業 | 14,481 | 95.4 | |
その他事業 |
| 2,376 | 104.1 |
合計 | 257,953 | 103.0 | |
<食品事業>
食品事業の主要製品別の売上状況は次のとおりであります。
①食パン部門(売上高233億34百万円、対前年同期比103.1%)
食パンは、「ロイヤルブレッド」、「超芳醇」、「ダブルソフト」の3大ブランドを中心に、品質・おいしさの訴求を強化し取扱拡大をはかるとともに、「ヤマザキゴールドシリーズ」に新製品の「レーズンゴールド」を投入するなど新たな需要の創造につとめましたところ、販売単価が更に上昇し、好調な売上となりました。
②菓子パン部門(売上高912億12百万円、対前年同期比102.5%)
菓子パンは、「厳撰100品」をはじめとする主力製品の拡販につとめ、品質を改善した製品を中心に売上が伸長しました。また、2月に発売した「北海道産小麦のバターロール」の寄与もあり食卓ロールが伸長するなど、売上増となりました。
③和菓子部門(売上高181億66百万円、対前年同期比104.2%)
和菓子は、串団子や大福が堅調に推移し、「山崎謹製」シリーズが伸長するとともに、チルド和菓子の新製品「生どら焼」の寄与もあり、好調な売上となりました。
④洋菓子部門(売上高343億26百万円、対前年同期比100.1%)
洋菓子は、「プチシュークリーム」や「プチエクレア」の寄与により「プレミアムスイーツ」シリーズが伸長し、前年同期の売上を確保することができました。
⑤調理パン・米飯類部門(売上高339億67百万円、対前年同期比107.8%)
調理パン・米飯類は、㈱サンデリカにおけるコンビニエンスストアチェーンとの取引拡大により、大幅な売上増となりました。
⑥製菓・米菓・その他商品類部門(売上高400億88百万円、対前年同期比105.2%)
製菓・米菓・その他商品類は、ヤマザキ・ナビスコ㈱の「チップスター」、「エアリアル」などのスナックが大きく伸長するとともに、㈱不二家の「ミルキー」、「カントリーマアム」などの菓子事業が伸長し、好調な売上となりました。
以上の結果、食品事業の売上高は2,410億95百万円(対前年同期比103.5%)、営業利益は94億69百万円(対前年同期比149.3%)となりました。
<流通事業>
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、営業総収入は144億81百万円(対前年同期比95.4%)、営業損失は8億35百万円(前年同期は10億2百万円の営業損失)となりました。直営店の減少により営業総収入は減少しましたものの、既存店売上が前年同期を上回り、収益面では回復傾向となりました。
<その他事業>
その他事業につきましては、売上高は23億76百万円(対前年同期比104.1%)、営業利益は3億92百万円(対前年同期比128.2%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は6,776億2百万円で、前連結会計年度末に対して233億94百万円減少しました。流動資産は2,430億70百万円で、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に対して145億98百万円減少しました。固定資産は4,345億32百万円で、投資有価証券の減少等もあり、前連結会計年度末に対して87億95百万円減少しました。負債合計は3,843億91百万円で、前連結会計年度末に対して支払手形及び買掛金の減少や借入金の減少等もあり209億90百万円減少しました。純資産は2,932億10百万円で、その他有価証券評価差額金の減少等により、前連結会計年度末に対し24億4百万円減少しました。
この結果、自己資本比率は39.79%となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は18億12百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
会社名 | 事業所名 | セグメント | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 | 着手年月 | 完了予定 | 完成後の | |
総額 | 既支払額 | ||||||||
提出会社 | 神戸冷生地事業所 | 食品事業 | 冷凍生地生産設備 | 890 | - | 自己資金 | 平成28年12月 | 平成28年12月 | 生産能力 |
古河工場 | 食品事業 | 受変電設備 | 396 | - | 自己資金 | 平成29年6月 | 平成30年12月 | ― | |
古河工場 | 食品事業 | 食パン生産設備 | 299 | - | 自己資金 | 平成28年10月 | 平成28年10月 | 生産能力 | |
埼玉工場埼玉第二 | 食品事業 | 食パン生産設備 | 238 | - | 自己資金 | 平成28年7月 | 平成28年7月 | 生産能率 | |
不二家 | 本社工場 | 食品事業 | 製菓生産設備 | 882 | - | 自己資金 | 平成28年8月 | 平成28年10月 | 生産能力 |
(注)1 受変電設備の更新のため、生産能力の増加はありません。
2 本明細は、消費税等を除いて表示しております。