文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成28年1月1日~平成28年6月30日)におけるわが国経済は、円高の進行や中国経済の減速の影響もあり景気は足踏み状態となり、個人消費は力強さを欠くものとなりました。
当業界におきましては、お客様の節約志向が根強い市場環境の下で販売競争が激化する厳しい経営環境となりました。
このような情勢下にありまして、当社グループは、品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の拡販につとめ、高品質・高付加価値戦略を推進するとともに、品質を向上させた値頃感のある製品を発売するなど、営業・生産が一体となった部門別製品戦略・営業戦略を推進してまいりました。
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力を挙げて「ヤマザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の品質向上と新製品開発に取り組むとともに、デイリーホットベイクの強化につとめ、キャンペーンを活用して店舗売上の増加をめざしました。また、デイリーヤマザキのリージョンと当社の各工場が一体となって店舗運営の改善や店舗開発につとめました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は5,206億68百万円(対前年同期比102.4%)、営業利益は194億58百万円(対前年同期比150.8%)、経常利益は197億67百万円(対前年同期比145.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93億98百万円(対前年同期比235.5%)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
セグメントの名称 | 区分 | 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) |
食品事業 | 食パン | 50,286 | 103.0 |
| 菓子パン | 182,014 | 102.4 |
| 和菓子 | 33,991 | 103.1 |
| 洋菓子 | 66,508 | 99.8 |
| 調理パン・米飯類 | 72,114 | 105.8 |
| 製菓・米菓・その他商品類 | 80,997 | 103.4 |
| 食品事業計 | 485,913 | 102.8 |
流通事業 | 29,954 | 95.5 | |
その他事業 |
| 4,800 | 103.0 |
合計 | 520,668 | 102.4 | |
<食品事業>
食品事業の主要製品別の売上状況は次のとおりであります。
①食パン部門(売上高502億86百万円、対前年同期比103.0%)
食パンは、「ロイヤルブレッド」、「超芳醇」、「ダブルソフト」の3大ブランドを中心に、品質訴求による取扱拡大をはかるとともに、「ヤマザキゴールドシリーズ」の新製品「レーズンゴールド」、「チーズゴールド」がお客様の好評を得て大きく伸長したこともあり、数量・販売単価ともに上昇し好調な売上となりました。
②菓子パン部門(売上高1,820億14百万円、対前年同期比102.4%)
菓子パンは、品質を向上したヤマザキ菓子パンや「ホワイトデニッシュショコラ」などのペストリーが伸長するとともに、4月から食材食パンの品質を向上した「ランチパック」が回復傾向となり、また、新製品「北海道産小麦のバターロール」の寄与により食卓ロールが伸長するなど、順調な売上となりました。
③和菓子部門(売上高339億91百万円、対前年同期比103.1%)
和菓子は、串団子や大福が堅調に推移し、「山崎謹製」シリーズが伸長するとともに、中華まんの売上増に加え、「生どら焼」などのチルド和菓子の寄与もあり、好調な売上となりました。
④洋菓子部門(売上高665億8百万円、対前年同期比99.8%)
洋菓子は、新製品の投入もあり「プレミアムスイーツ」が伸長するとともに、2個入ケーキや2月にリニューアル発売した「まるごとチョコバナナ」が好調に推移しましたが、売上は前年同期並みに止まりました。
⑤調理パン・米飯類部門(売上高721億14百万円、対前年同期比105.8%)
調理パン・米飯類は、㈱サンデリカにおいてコンビニエンスストアチェーンとの取引が拡大し、大幅な売上増となりました。
⑥製菓・米菓・その他商品類部門(売上高809億97百万円、対前年同期比103.4%)
製菓・米菓・その他商品類は、ヤマザキ・ナビスコ㈱の「チップスター」、「エアリアル」などのスナックが大きく伸長するとともに、㈱不二家の「カントリーマアム」や「ホームパイ」が順調に推移し、好調な売上となりました。
以上の結果、食品事業の売上高は4,859億13百万円(対前年同期比102.8%)、営業利益は194億68百万円(対前年同期比145.1%)となりました。
<流通事業>
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、営業総収入は299億54百万円(対前年同期比95.5%)、営業損失は9億83百万円(前年同期は13億38百万円の営業損失)となりました。直営店の減少により営業総収入は減少しましたが、直営店の重点管理を拡大し収益改善をはかったことにより、収益面では回復傾向となりました。
<その他事業>
その他事業につきましては、売上高は48億円(対前年同期比103.0%)、営業利益は6億89百万円(対前年同期比128.2%)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は6,735億80百万円で、前連結会計年度末に対して274億16百万円減少しました。流動資産は2,440億61百万円で、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に対して136億8百万円減少しました。固定資産は4,295億19百万円で、投資有価証券の減少等もあり、前連結会計年度末に対して138億8百万円減少しました。負債合計は3,772億79百万円で、前連結会計年度末に対して支払手形及び買掛金の減少や借入金の返済による減少等もあり、281億2百万円減少しました。純資産は2,963億円で、その他有価証券評価差額金が減少しましたが、利益剰余金の増加等もあり、前連結会計年度末に対し6億85百万円増加しました。
この結果、自己資本比率は40.55%となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益185億30百万円に加え、減価償却費175億57百万円、売上債権額の減少243億43百万円などにより451億2百万円のプラスとなりました。前年同期に対しては99億2百万円収入が増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得などにより163億円のマイナスとなりましたが、前年同期に対しては18億6百万円支出が減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済、配当金の支払などにより153億51百万円のマイナスとなりましたが、前年同期に対しては35百万円支出が減少しました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,220億13百万円となり、前連結会計年度末に対しては132億97百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は37億86百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
① 当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
会社名 | 事業所名 | セグメント | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 | 着手年月 | 完了予定 | 完成後の | |
総額 | 既支払額 | ||||||||
提出会社 | 神戸冷生地事業所 | 食品事業 | 冷凍生地生産設備 | 890 | - | 自己資金 | 平成28年12月 | 平成28年12月 | 生産能力 |
古河工場 | 食品事業 | 受変電設備 | 396 | - | 自己資金 | 平成29年6月 | 平成30年12月 | ― | |
古河工場 | 食品事業 | 食パン生産設備 | 299 | - | 自己資金 | 平成28年10月 | 平成28年10月 | 生産能力 | |
岡山工場 | 食品事業 | 食パン生産設備 | 245 | - | 自己資金 | 平成28年11月 | 平成28年11月 | 生産能力 | |
埼玉工場埼玉第二 | 食品事業 | 食パン生産設備 | 238 | - | 自己資金 | 平成28年7月 | 平成28年7月 | 生産能率 | |
不二家 | 本社工場 | 食品事業 | 製菓生産設備 | 882 | 178 | 自己資金 | 平成28年8月 | 平成28年10月 | 生産能力 |
(注)1 受変電設備の更新のため、生産能力の増加はありません。
2 本明細は、消費税等を除いて表示しております。
② 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
会社名 | 事業所名 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 金額 | 完了年月 |
提出会社 | 千葉工場 | 食品事業 | 菓子パン生産設備 | 542 | 平成28年6月 |
㈱サンデリカ | 福岡事業所 | 食品事業 | 炊飯生産設備 | 630 | 平成28年4月 |
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。