文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年3月31日)におけるわが国経済は、海外経済の緩やかな回復を背景に輸出が持ち直し、景気は回復基調で推移しましたが、個人消費につきましては力強さを欠くものとなりました。
当業界におきましては、お客様の節約志向が根強い市場環境の下で販売競争が激化する厳しい経営環境となりました。
このような情勢下にありまして、当社グループは、品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の拡販につとめるとともに、高品質・高付加価値製品を開発する一方で値頃感のある製品を投入して消費の二極化への対応をはかるなど、営業・生産が一体となった部門別製品戦略・営業戦略を推進してまいりました。
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力を挙げて「ヤマザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の品質向上と新製品開発に取り組むとともに、焼きたてパンの品揃えの強化をはかるなど、店舗売上の増加をめざしました。また、デイリーヤマザキのリージョンと各工場が一体となって、重点管理店を中心に店舗運営の改善を推進するとともに、エリアを絞り込んだ店舗開発や店舗機能強化のための改装に取り組みました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は2,563億66百万円(対前年同期比99.4%)、営業利益は79億51百万円(対前年同期比86.6%)、経常利益は81億91百万円(対前年同期比89.5%)となりましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、法人税率引下げに伴う税負担の軽減もあり、46億62百万円(対前年同期比124.7%)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
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セグメントの名称 |
区分 |
金額(百万円) |
前年同四半期比(%) |
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食品事業 |
食パン |
23,706 |
101.6 |
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菓子パン |
90,214 |
98.9 |
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和菓子 |
18,270 |
100.6 |
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洋菓子 |
34,339 |
100.0 |
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調理パン・米飯類 |
34,861 |
102.6 |
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製菓・米菓・その他商品類 |
38,312 |
95.6 |
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食品事業計 |
239,706 |
99.4 |
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流通事業 |
14,163 |
97.8 |
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その他事業 |
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2,496 |
105.0 |
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合計 |
256,366 |
99.4 |
|
<食品事業>
食品事業の主要製品別の売上状況は次のとおりであります。
①食パン部門(売上高237億6百万円、対前年同期比101.6%)
食パンは、「ロイヤルブレッド」、「超芳醇」、「ダブルソフト」の3大ブランドを中心に品質訴求による拡販につとめるとともに、新製品の「ロイヤルブレッドプレミアム」を発売し、ブランドの強化をはかりました。また、高品質・高付加価値製品のゴールドシリーズの取扱拡大をはかり、新製品の「チョコゴールド」の寄与もあり、数量・販売単価ともに上昇し好調な売上となりました。
②菓子パン部門(売上高902億14百万円、対前年同期比98.9%)
菓子パンは、新製品を計画的に投入したランチパックが順調に推移し、ラインアップを充実強化したヤマザキ菓子パンシリーズや「ホワイトデニッシュショコラ」などのペストリーが好調に推移しましたが、ミニパンや食卓ロール、コンビニエンスストア向けドーナツの伸び悩みもあり、前年同期の売上を下回りました。
③和菓子部門(売上高182億70百万円、対前年同期比100.6%)
和菓子は、主力の串団子や大福、まんじゅうなどの和生菓子や中華まんが好調に推移し、前年同期の売上を上回りました。
④洋菓子部門(売上高343億39百万円、対前年同期比100.0%)
洋菓子は、2個入り生ケーキなどのチルドケーキが大きく伸長するとともに、スイスロールが堅調に推移し、前年同期の売上を確保することができました。
⑤調理パン・米飯類部門(売上高348億61百万円、対前年同期比102.6%)
調理パン・米飯類は、㈱サンデリカにおけるコンビニエンスストアチェーンとの取引拡大により、売上増となりました。
⑥製菓・米菓・その他商品類部門(売上高383億12百万円、対前年同期比95.6%)
製菓・米菓・その他商品類は、㈱不二家の「カントリーマアム」や㈱東ハトの「オールレーズン」が好調に推移しました。ヤマザキビスケット㈱は、主力製品の「チップスター」や「ルヴァン」、「YBCスタンドパック」など新製品の拡販をはかり、クラッカー、ビスケット類の逸失への対応につとめました。
以上の結果、食品事業の売上高は2,397億6百万円(対前年同期比99.4%)、営業利益は80億37百万円(対前年同期比84.9%)となりました。
<流通事業>
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、直営店の減少もあり営業総収入は141億63百万円(対前年同期比97.8%)となりましたが、店舗賃借料等の諸経費の抑制につとめたこともあり、営業損失は6億48百万円(前年同期は8億35百万円の営業損失)となりました。
<その他事業>
その他事業につきましては、売上高は24億96百万円(対前年同期比105.0%)、営業利益は4億56百万円(対前年同期比116.3%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は6,915億64百万円で、前連結会計年度末に対して123億21百万円減少しました。流動資産は2,350億8百万円で、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に対して160億37百万円減少しました。固定資産は4,565億56百万円で、有形固定資産の新規取得による増加等もあり、前連結会計年度末に対して37億15百万円増加しました。負債合計は3,876億52百万円で、支払手形及び買掛金の減少や借入金の減少等もあり、前連結会計年度末に対して133億11百万円減少しました。純資産は3,039億12百万円で、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に対して9億90百万円増加しました。
この結果、自己資本比率は40.46%となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は20億10百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
① 当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 |
セグメント |
設備の内容 |
投資予定額 |
資金 |
着手年月 |
完了予定 |
完成後の |
|
|
総額 |
既支払額 |
||||||||
|
提出会社 |
福岡工場 |
食品事業 |
受変電設備 |
395 |
- |
自己資金 |
平成29年8月 |
平成30年9月 |
― |
|
松戸工場 |
食品事業 |
受変電設備 |
321 |
- |
自己資金 |
平成29年10月 |
平成30年11月 |
― |
|
|
名古屋工場 |
食品事業 |
食パン生産設備 |
318 |
- |
自己資金 |
平成29年6月 |
平成29年6月 |
生産能力 |
|
|
武蔵野工場 |
食品事業 |
菓子パン生産設備 |
310 |
- |
自己資金 |
平成29年7月 |
平成29年9月 |
生産能力 |
|
|
広島工場 |
食品事業 |
食パン生産設備 |
220 |
- |
自己資金 |
平成29年12月 |
平成29年12月 |
品質安定、 |
|
|
千葉工場 |
食品事業 |
洋菓子生産設備 |
215 |
- |
自己資金 |
平成29年5月 |
平成29年6月 |
生産能力 |
|
(注)1 受変電設備の更新のため、生産能力の増加はありません。
2 本明細は、消費税等を除いて表示しております。
② 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備について、当第1四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
金額 |
完了年月 |
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提出会社 |
神戸冷生地事業所 |
食品事業 |
冷凍生地生産設備 |
879 |
平成29年2月 |
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㈱サンデリカ |
宇都宮事業所 |
食品事業 |
調理パン生産設備 |
1,044 |
平成29年3月 |
|
相模原事業所 |
食品事業 |
炊飯生産設備 |
572 |
平成29年3月 |
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。