当社連結子会社である株式会社不二家は、平成29年9月25日開催の取締役会において固定資産を譲渡することについて決議し、売買契約を締結いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表」の(追加情報)をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年9月30日)におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が持続しましたが、個人消費は一部に持ち直しの動きがみられましたものの実質賃金の伸び悩みもあり力強さを欠くものとなりました。
当業界におきましては、お客様の節約志向が根強い市場環境の下で販売競争が激化するとともに、人手不足を背景とした人件費や物流コストの上昇などにより収益が圧迫される厳しい経営環境となりました。
このような情勢下にありまして、当社グループは、品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳撰100品」を中心とした主力製品の取扱拡大につとめるとともに、高品質・高付加価値製品を開発する一方で値頃感のある製品を投入し消費の二極化への対応をはかるなど、営業・生産が一体となった部門別製品戦略・営業戦略を推進してまいりました。
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力を挙げて「ヤマザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の品質向上と新製品開発に取り組むとともに、焼きたてパンの品揃えの充実や手作りの弁当・サンドイッチの強化をはかり、来店客数の増加をめざしました。また、デイリーヤマザキのリージョンと各工場が一体となって店舗運営の改善を推進するとともに、店内加工機能の導入など店舗改装に取り組みました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は7,787億82百万円(対前年同期比100.8%)となりましたが、一部の子会社の業績不振に加え人件費や物流費の増加もあり、営業利益は219億82百万円(対前年同期比84.9%)、経常利益は231億95百万円(対前年同期比88.1%)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税率引下げに伴う税負担の軽減もあり、134億55百万円(対前年同期比107.3%)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
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セグメントの名称 |
区分 |
金額(百万円) |
前年同四半期比(%) |
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食品事業 |
食パン |
73,865 |
102.2 |
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菓子パン |
267,450 |
100.2 |
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和菓子 |
51,362 |
100.0 |
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洋菓子 |
95,016 |
100.1 |
|
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調理パン・米飯類 |
118,805 |
105.5 |
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|
製菓・米菓・その他商品類 |
119,515 |
98.8 |
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食品事業計 |
726,015 |
101.0 |
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流通事業 |
45,017 |
97.5 |
|
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その他事業 |
|
7,749 |
105.1 |
|
合計 |
778,782 |
100.8 |
|
<食品事業>
食品事業の主要製品別の売上状況は次のとおりであります。
①食パン部門(売上高738億65百万円、対前年同期比102.2%)
食パンは、「ロイヤルブレッド」、「超芳醇」、「ダブルソフト」の3大ブランドを中心に品質訴求による拡販につとめました。また、「レーズンゴールド」などのゴールドシリーズが大きく伸長したこともあり食パンの数量・販売単価ともに上昇したことに加え、品質向上をはかったサンドイッチ用食パンの取扱が大きく拡大し、好調な売上となりました。
②菓子パン部門(売上高2,674億50百万円、対前年同期比100.2%)
菓子パンは、品質を向上させたヤマザキ菓子パンや「ミニスナックゴールド」、「ケーキドーナツ」などが伸長するとともに、ランチパックが新製品の寄与もあり堅調に推移し、また、ハードロールの新製品「パン・オ・ルヴァン」シリーズが売上に寄与するなど、前年同期の売上を上回りました。
③和菓子部門(売上高513億62百万円、対前年同期比100.0%)
和菓子は、主力の串団子や大福、まんじゅうが堅調に推移するとともに、品質を向上させた具たっぷりシリーズなどの中華まんが伸長し、前年同期並みの売上となりました。
④洋菓子部門(売上高950億16百万円、対前年同期比100.1%)
洋菓子は、2個入り生ケーキなどのチルドケーキが堅調に推移するとともに、スペシャルシリーズなどのスナックケーキが好調に推移し、前年同期の売上を確保しました。
⑤調理パン・米飯類部門(売上高1,188億5百万円、対前年同期比105.5%)
調理パン・米飯類は、食パンの品質向上をはかったサンドイッチが好調に推移するとともに、㈱サンデリカにおいて大手量販店やコンビニエンスストアチェーンとの取引が拡大し、好調な売上となりました。
⑥製菓・米菓・その他商品類部門(売上高1,195億15百万円、対前年同期比98.8%)
製菓・米菓・その他商品類は、㈱不二家の「ルック」、「カントリーマアム」や㈱東ハトの「ポテコ」、「オールレーズン」が好調に推移しました。ヤマザキビスケット㈱は「チップスター」、「エアリアル」が好調でしたが、ビスケット、クラッカーの売上逸失が大きく、売上減となりました。
以上の結果、食品事業の売上高は7,260億15百万円(対前年同期比101.0%)、営業利益は212億48百万円(対前年同期比84.3%)となりました。
<流通事業>
デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、販売競争が激化する中で直営店舗数の減少もあり営業総収入は450億17百万円(対前年同期比97.5%)、営業損失は8億10百万円(前年同期は7億48百万円の営業損失)となりました。
<その他事業>
その他事業につきましては、売上高は77億49百万円(対前年同期比105.1%)、営業利益は11億84百万円(対前年同期比112.5%)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は6,946億1百万円で、前連結会計年度末に対して92億85百万円減少しました。流動資産は2,318億7百万円で、借入金の返済による現金及び預金の減少や受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に対して192億38百万円減少しました。固定資産は4,627億94百万円で、有形固定資産の新規取得や投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に対して99億53百万円増加しました。負債合計は3,769億86百万円で、支払手形及び買掛金等の支払債務の減少や借入金の返済により、前連結会計年度末に対して239億77百万円減少しました。純資産は3,176億15百万円で、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に対して146億92百万円増加しました。
この結果、自己資本比率は42.28%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は60億64百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
① 当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画の主なものは次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 |
セグメント |
設備の内容 |
投資予定額 |
資金 |
着手年月 |
完了予定 |
完成後の |
|
|
総額 |
既支払額 |
||||||||
|
提出会社 |
福岡工場 |
食品事業 |
受変電設備 |
395 |
111 |
自己資金 |
平成29年8月 |
平成30年9月 |
― |
|
松戸工場 |
食品事業 |
受変電設備 |
321 |
94 |
自己資金 |
平成29年10月 |
平成30年11月 |
― |
|
|
㈱不二家 |
富士裾野工場 |
食品事業 |
製菓生産設備 |
886 |
- |
自己資金 |
平成30年7月 |
平成30年8月 |
生産能力 |
(注)1 受変電設備の更新のため、生産能力の増加はありません。
2 本明細は、消費税等を除いて表示しております。
② 前連結会計年度末及び当第3四半期連結累計期間において計画中であった重要な設備について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
金額 |
完了年月 |
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提出会社 |
神戸冷生地事業所 |
食品事業 |
冷凍生地生産設備 |
879 |
平成29年2月 |
|
名古屋工場 |
食品事業 |
食パン生産設備 |
290 |
平成29年7月 |
|
|
武蔵野工場 |
食品事業 |
菓子パン生産設備 |
278 |
平成29年9月 |
|
|
千葉工場 |
食品事業 |
洋菓子生産設備 |
198 |
平成29年8月 |
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㈱サンデリカ |
宇都宮事業所 |
食品事業 |
調理パン生産設備 |
1,044 |
平成29年3月 |
|
相模原事業所 |
食品事業 |
炊飯生産設備 |
572 |
平成29年3月 |
|
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㈱ヴイ・ディー |
春日部事業所 |
食品事業 |
冷凍生地生産設備 |
1,069 |
平成29年8月 |
(注) 本明細は、消費税等を除いて表示しております。