文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当グループが判断したものであります。
1.提出会社の代表者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種経済政策の効果もあり、企業収益の改善並びに雇用及び所得環境には回復傾向が見られ、緩やかな回復基調が続きました。一方、中国をはじめとする新興国経済の景気減速による影響が懸念される状況となり、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
製パン業界におきましては消費者の根強い節約・低価格志向や価格競争の激化により依然として厳しい事業環境が続いております。
こうした状況の中、当グループでは基本方針に「お客様に感動を届ける新たな挑戦」と「垣根を越えたチームプレイ」を掲げ、黒字を継続すべく取り組んでまいりました。
また、4月に発生した熊本地震に伴い、当社では過去に熊本県との取組みを実施した経緯から、熊本県産素材使用の「くまモン」パンを発売し、熊本県の復興支援に努めました。
営業面では、当社のロングセラー商品であるポンデスティックを対象とした初のキャンペーンを実施した結果、好評を博し、商品の認知度を上げることに成功いたしました。また、コッペパンシリーズのパッケージリニューアルによるデザインコンセプトの統一や、「日本の食パン」を基幹とした日本のパンシリーズ4種を発売するなどの取組みを行ってまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のパン部門の売上高は9,895百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ317百万円の増収、和洋菓子部門の売上高は1,761百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ204百万円の増収、その他の売上高は1,847百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ887百万円の増収となりました。よって、当第2四半期連結累計期間の売上高は13,504百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1,410百万円の増収、前第2四半期連結累計期間比11.7%の増となりました。
また、当第2四半期連結累計期間の営業利益は、原材料価格の安定やエネルギーコストの低減等、原価率の改善が進んだこと等により338百万円(前年同四半期は16百万円の営業損失)を計上し、経常利益につきましては、賃貸収入など営業外収益152百万円、支払利息など営業外費用87百万円を計上した結果403百万円の利益(前年同四半期は30百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、税制改正に伴う繰延税金負債の取崩しなどにより287百万円の利益(前年同四半期は9百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、当グループは、食品事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略しております。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、利益余剰金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ44百万円増加し、19,715百万円となりました。負債につきましては、支払手形及び買掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ139百万円減少し、10,634百万円となりました。また、純資産は、利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べ184百万円増加し、9,081百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,380百万円増加し、3,781百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における営業活動の資金収支は、仕入債務の減少149百万円などを計上しましたが、税金等調整前四半期純利益403百万円、減価償却費331百万円、売上債権の回収873百万円などにより1,596百万円の資金を得ることができました。
なお、前第2四半期連結累計期間に比べ562百万円の収入の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における投資活動の資金収支は、有形固定資産の取得による支出230百万円などにより244百万円の支出となりました。
なお、前第2四半期連結累計期間に比べ98百万円の支出の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における財務活動の資金収支は、長期借入金による収入などにより32百万円となりました。
なお、前第2四半期連結累計期間に比べ414百万円の収入の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、72百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。