第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更等はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向が続く中、景気は緩やかな回復基調と言われておりますが、キャンディ業界におきましては、個人消費は引続き低調に推移し各メーカー間の競争は激しさを増す一方、物流費や原材料価格の高止まりなど、メーカーの収益環境は引続き厳しい状況となりました。

このような経営環境の下、当社グループでは、既に市場で高評価を頂いている主力ブランドを中心とする商品構成に注力することにより売上拡大を図ると共に、事業の集中と選択を進め、海外事業を含む新規事業において採算の取れない事業を中止し、経営資源を当社の中核事業(国内キャンディ事業)に振り向け、業績の早期回復を図りました。

当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、袋キャンディは主力ブランド商品である「金のミルクキャンディ」や「ボイスケアのど飴」の売上が伸長したことに加え、9月発売の「金のミルクキャンディ抹茶」が好調であったことなどから、前年同期比4.8%の増加となりました。ポケットキャンディはスティックのど飴群の売上は減少しましたが、グミ群は新商品の「ジュレピュレ」などにより「ピュレグミブランド」の売上が前年を上回る結果となったことや、「カンデミーナグミ」の売上が伸長したことなどにより、前年同期比4.8%の増加となりました。素材菓子は前年同期比0.9%の増加となりました。この結果、第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比7億円(5.2%)増収の140億69百万円となりました。

利益面につきましては、売上総利益は売上高の増加と売上原価率の低下により、前年同期比3億83百万円(6.8%)増益の60億19百万円となりました。営業損益は物流費の増加などのコスト増はあったものの、前年同期比2億75百万円の改善の1億24百万円の損失となりました。経常損益は朝日工場建設に伴うものづくり産業応援助成金70百万円の営業外収益が前年までで終了したことにより利益が減少しましたが、前年同期比1億86百万円の改善の1億53百万円の損失となりました。四半期純損益は前年に繰延税金資産の一部取崩しに伴い1億67百万円を法人税等調整額に計上したこともあり、前年同期比3億88百万円損失減少の2億42百万円の損失となりました。なお、当期においても平成28年12月期より適用となる法人税率引下げ等による繰延税金資産の一部取崩しに伴い、25百万円を法人税等調整額に計上しております。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ10億38百万円(5.8%)減少し169億97百万円となりました。これは主に有形固定資産が4億53百万円増加しましたが、現金及び預金が7億78百万円、売上債権が7億78百万円減少したことによるものです。

負債の部は、前連結会計年度末に比べ4億45百万円(5.3%)減少し78億84百万円となりました。これは主に長期借入金が18億60百万円、未払金が1億56百万円、退職給付に係る負債が2億66百万円増加しましたが、短期借入金が24億60百万円、未払費用が2億84百万円減少したことによるものです。

純資産の部は、前連結会計年度末に比べ5億92百万円(6.1%)減少し91億13百万円となりました。これは主に退職給付に関する会計基準等の改正に伴う期首利益剰余金の減少2億7百万円、四半期純損失2億42百万円、配当金2億17百万円の支払によるものです。

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は2億76百万円であります。