第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更等はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善は見られたものの、海外経済の減速や株価の低迷など、依然として景気の先行きは不透明感が続く中、消費マインドにも弱さがみられ、菓子メーカーの収益環境は引続き厳しいものとなりました。

このような経営環境の下、当社グループでは、成長戦略をより確実なものとするため、中期経営計画を見直し、2016年8月9日新中期経営計画「NewKANRO 2021」を公表いたしました。

「NewKANRO 2021」では、キャンディNo.1企業を当社の目指す姿とし、「売上拡大戦略」と「経営基盤の強化」の両輪の施策を推し進め、2021年には売上高260億円、経常利益26億円を目指します。そのために「販売量の大幅アップ」「ムダの排除」「売上原価低減」の3項目を掲げ、部門を横断したプロジェクトにより売上・利益の拡大と更なる成長に向けた施策を実行して参ります。

当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、袋キャンディは主力ブランド商品である「金のミルクキャンディ」シリーズの売上は伸長したものの、「もりもり山のくだもの飴」等一部商品の売上が減少したことなどにより、前年同期比1.8%の減少となりました。また、グミの売上につきましては、センターにジュレの入った「ジュレピュレ」や「カンデミーナグミ」などの売上増加により、前年同期比10.2%の増加となりました。素材菓子は前年同期比8.1%の減少となりました。その結果、第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1億89百万円(1.3%)増収の142億58百万円となりました。

利益面につきましては、売上総利益は、利益率の高い主力ブランド商品の売上が増加したことに加え、製造現場における改善活動や廃棄損の削減など売上原価の低減を図った結果、前年同期比1億80百万円(3.0%)増益の61億99百万円となりました。営業利益は、ケースサイズの縮小による物流コストの削減や交通広告と連動した店頭施策を中心とした効率的な販売促進活動に注力した結果、前年同期比3億61百万円増益の2億37百万円となりました。経常利益は、前年同期の退職給付費用23百万円など営業外費用の反動減により、前年同期比4億4百万円増益の2億51百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年の「もりもり山のくだもの飴」を含めた全3品の自主回収に伴う製品回収費の一部につき受取保険金1億円を特別利益に計上したことなどから、前年同期比3億65百万円増益の1億22百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5億50百万円(3.2%)減少し167億94百万円となりました。これは主に現金及び預金が12億20百万円増加しましたが、売上債権が11億49百万円、有形固定資産が6億95百万円減少したことによるものです。

負債の部は、前連結会計年度末に比べ4億36百万円(5.5%)減少し74億91百万円となりました。これは主に短期借入金が2億62百万円、賞与引当金が2億77百万円増加しましたが、未払金が1億97百万円、未払費用が4億15百万円、長期借入金が3億67百万円減少したことによるものです。

純資産の部は、前連結会計年度末に比べ1億14百万円(1.2%)減少し93億2百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益1億22百万円、配当金2億17百万円の支払によるものです。

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は3億11百万円であります。