(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善傾向が続く中、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。キャンディ市場におきましては、依然として消費者マインドは停滞しており、市場が前年比微減で推移するなか、メーカーの収益環境は引続き厳しいものとなりました。
このような経営環境下、当社グループでは新中期経営計画「NewKANRO 2021」の初年度にあたり、主力ブランド商品の売上拡大、生産設備の効率的な稼働による原価低減など、売上や利益の拡大に努めたほか、品質保証体制の充実、情報システムネットワーク環境の整備など、経営基盤の強化にも積極的に取り組みました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、飴は主力ブランド商品である「金のミルクキャンディ」や「スーパーメントールのど飴」などが伸長したことにより、前年同期比5.0%の増加となりました。グミの売上高につきましては、ピュレグミブランドが好調に推移したことや「カンデミーナグミ」の売上高が伸長したことにより、前年同期比5.8%の増加となりました。素材菓子は前年同期比7.0%の減少となりました。その結果、売上高は前年同期比4億39百万円(4.4%)増収の104億18百万円となりました。
利益面につきましては、売上総利益は、一部原料価格や重油価格などが上昇するなか、利益率の高い主力ブランド商品の売上高が増加したことに加え、新製品数の絞込みによる開発費用の削減や生産部門の改善活動による製造原価の低減など、全社的に売上原価の低減に取り組んだ結果、前年同期比3億46百万円(7.8%)増益の47億94百万円となりました。営業利益は、売上高拡大に伴う販売経費の増加や将来を見据えた研究開発費や教育調査費など諸経費が増加したものの、前年同期比93百万円(24.6%)増益の4億75百万円となりました。経常利益は前年同期比91百万円(23.2%)増益の4億82百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比64百万円(26.5%)増益の3億7百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計期間末に比べ5億35百万円(3.0%)減少し174億12百万円となりました。これは主に現金及び預金が4億82百万円増加しましたが、売上債権が4億39百万円、有形固定資産が4億86百万円減少したことによるものです。
負債の部は、前連結会計年度末に比べ6億87百万円(8.4%)減少し75億23百万円となりました。これは主に未払費用が1億65百万円増加しましたが、未払法人税等が2億87百万円、賞与引当金が1億5百万円、流動負債その他が1億57百万円、長期借入金が2億45百万円減少したことによるものです。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べ1億52百万円(1.6%)増加し98億88百万円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益3億7百万円の計上及び配当金1億8百万円の支払いにより利益剰余金が1億98百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が66百万円増加したこと、一方で取締役等に対する株式報酬制度の導入に伴い信託へ拠出した株式を含めて自己株式が1億35百万円増加したこと等によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前第2四半期連結累計期間末に比べ4億12百万円増加し27億88百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、10億8百万円の収入(前年同期比6億11百万円の収入減少)となりました。
これは主に税金等調整前四半期純利益4億76百万円、減価償却費4億88百万円、売上債権の減少4億39百万円により資金が増加しましたが、賞与引当金の減少1億5百万円、法人税等の支払3億20百万円により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、38百万円の支出(前年同期比39百万円の支出減少)となりました。
これは主に有形固定資産の売却による収入1億45百万円により資金が増加しましたが、有形固定資産の取得による支出1億66百万円により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、4億86百万円の支出(前年同期比2億86百万円の支出増加)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出2億45百万円、自己株式の純取得額1億17百万円、配当金の支払1億8百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は2億43百万円であります。