(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得の改善が続く中、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、個人消費は持ち直しているものの、消費者物価の上昇などにより消費者マインドは足踏み状態にあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
キャンディ市場におきましては、飴の消費は略前年並みとなりましたが、グミの消費が順調に伸長していることから、キャンディ市場全体では前年同期比微増となりました。
このような経営環境下、当社グループでは中期経営計画「NewKANRO 2021」に基づき、更なる品質向上策の実施、提案型営業活動による売上拡大、製造ラインの集約による製造原価の低減を図りました。また、本社オフィスの移転及び情報システム環境の整備による業務の効率化にも努めた他、ダイバーシティー推進体制の充実などにも積極的に取り組みました。
当第2四半期連結累計期間のカテゴリー別売上は、飴、グミとも主力ブランド商品が伸長したことにより、其々前年同期比9.7%及び7.6%の増加となりました。その結果、売上高は前年同期比8億55百万円(8.2%)増収の112億74百万円となりました。
売上総利益は、主力ブランド商品の売上増加及び製造ラインの集約による製造原価の低減と更なる品質向上策の実施による歩留の改善など売上原価の低減を図った結果、前年同期比6億32百万円(13.2%)増益の54億26百万円となりました。
営業利益は、売上拡大に伴う販売経費の増加や本社オフィス移転、CI変更、及びひかり製菓株式会社吸収合併に伴う一時費用などが発生しましたが、前年同期比1億27百万円(26.7%)増益の6億2百万円となりました。
経常利益は、営業利益の増加により前年同期比1億36百万円(28.2%)増益の6億18百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、旧本社ビル売却に伴う固定資産売却益5億1百万円を特別利益に計上したことや、グミ製造ライン新設のための工場棟改築に係る固定資産の除却損32百万円、休止資産の減損損失35百万円、ひかり製菓株式会社吸収合併に伴う特別退職金及び固定資産の除却損41百万円を特別損失に計上したことなどにより、前年同期比3億64百万円(118.5%)増益の6億71百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億30百万円(1.3%)増加し185億5百万円となりました。
これは主に現金及び預金が7億8百万円、商品及び製品が1億38百万円、有形固定資産が1億8百万円増加しましたが、売上債権が7億33百万円減少したことによるものです。
負債の部は、前連結会計年度末に比べ3億65百万円(4.4%)減少し79億6百万円となりました。
これは主に未払金が2億59百万円、未払費用が1億52百万円増加しましたが、賞与引当金が2億37百万円、その他流動負債が2億67百万円、長期借入金が2億45百万円減少したことによるものです。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べ5億96百万円(6.0%)増加し105億99百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益6億71百万円の計上による増加と配当金1億9百万円の支払いによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前第2四半期連結累計期間末に比べ62百万円増加し28億51百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、10億42百万円の収入(前年同期比33百万円の収入増加)となりました。
これは主に税金等調整前四半期純利益9億89百万円、減価償却費4億69百万円、売上債権の減少7億33百万円により資金が増加しましたが、賞与引当金の減少2億37百万円、有形固定資産売却益4億99百万円、たな卸資産の増加1億48百万円により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、41百万円の収入(前年同期比80百万円の収入増加)となりました。
これは主に有形固定資産の売却による収入9億28百万円により資金が増加しましたが、有形固定資産の取得による支出8億85百万円により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、3億65百万円の支出(前年同期比1億21百万円の支出減少)となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出2億45百万円、配当金の支払1億8百万円によるものです。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は2億72百万円であります。