(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産の一部が弱含んでいるものの、個人消費に持ち直しが見られるなど景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。キャンディ市場におきましては、近年好調に推移しているグミ市場は微増にとどまったものの、一昨年まで減少傾向にあった飴市場が昨年に引き続きのど飴の伸長などにより、前年同期を上回ったことから、市場全体でも前年同期比増加となりました。
このような事業環境下、当社では中期経営計画「NewKANRO 2021」の達成に向け、ITを活用した提案型営業活動及びきめ細かなチャネル別の販売促進活動を継続して推し進めることなどにより売上拡大を図りました。また、2月には松本工場において新グミラインが本格稼働し、更なる売上拡大に向けた生産体制が整いました。
当第1四半期累計期間の販売面では、飴では「ノンシュガースーパーメントールのど飴」、「健康のど飴たたかうマヌカハニー」などの主力ブランド商品が堅調に推移するとともに、コンパクトサイズの新形態が大きく伸長いたしました。加えて、グミでは「ピュレグミ」に次ぐ主力ブランドに成長した「カンデミーナグミ」が引き続き好調に推移したことから、売上高は59億43百万円となりました。
利益面では、新人事制度導入などによる製造原価の増加要因もありましたが、主力ブランド商品の売上高増加、製造現場での改善活動による生産性の向上などにより、売上総利益は28億82百万円となりました。
営業利益は、人件費の増加、映画タイアップによるテレビCMや積極的消費者キャンペーンの実施に加え、情報開示の充実を図るIRサイトのリニューアルなどにより3億99百万円となり、経常利益は3億98百万円となりました。
四半期純利益は、休止資産の減損損失10百万円などを特別損失に計上したことにより、2億54百万円となりました。
なお、前第1四半期累計期間は四半期連結財務諸表を作成し、四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ3億11百万円(1.6%)減少し196億85百万円となりました。
これは主に未収入金の増加によりその他流動資産が9億25百万円増加しましたが、現金及び預金が5億41百万円、売上債権が5億12百万円、有形固定資産が2億42百万円減少したことによるものです。
負債の部は、前事業年度末に比べ2億40百万円(2.6%)減少し90億99百万円となりました。
これは主に未払金が2億20百万円増加しましたが、未払法人税等が2億46百万円、賞与引当金が2億67百万円減少したことによるものです。
純資産の部は、前事業年度末に比べ71百万円(0.7%)減少し105億85百万円となりました。これは主に四半期純利益2億54百万円の計上による増加と自己株式1億88百万円の取得、配当金1億27百万円の支払いによるものです。
(3) 研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発費の総額は2億2百万円であります。