第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更等はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出を中心に弱含みが続いているものの、個人消費は雇用・所得環境改善により持ち直しており、景気は緩やかな回復基調で推移しました。キャンディ市場におきましては、近年拡大を継続してきたグミカテゴリーが前年同期比微減に止まる一方で、一昨年まで減少傾向にあった飴カテゴリーがのど飴の伸長などにより、昨年に引き続き前年同期を上回り、キャンディ市場全体では前年同期比増加となりました。

このような事業環境下、当社では中期経営計画「NewKANRO 2021」の達成に向け、2月の松本工場新グミライン稼働により生産体制の拡大を実現し、ITを活用した提案型営業活動及びチャネル別の販売促進活動を継続的に推進することで、売上拡大を図りました。

当第3四半期累計期間の販売面では、飴は従来からの袋・スティック形態の商品が売上減少傾向にあるものの、新形態であるコンパクトサイズが大きく伸長しました。製品別では、「ノンシュガーのど飴」、「健康のど飴」、「金のミルク」などの主力ブランド商品は堅調に推移したものの、「もりもり山のくだもの飴」など不調商品もあり斑模様となりました。生産体制が拡充したグミでは、「ピュレグミ」に次ぐ主力ブランドに成長した「カンデミーナグミ」が前年比4割を超える売上増となりました。また、素材菓子は、「プチポリ納豆」の売上増加などにより好調に推移いたしました。この結果、当第3四半期累計期間売上高は前年同期比7億61百万円4.7%)増収の168億71百万円となりました。

利益面では、売上総利益は、労務費の増加や生産設備への投資等により製造原価が増加したものの、主力ブランド品の売上高増加などにより、前年同期比3億8百万円4.1%)増益の77億89百万円となりました。

営業利益は、更なる成長に向けた新人事制度導入及び人員増による人件費の増加や販売促進費などの増加が売上総利益の増加を上回り、前年同期比1億43百万円32.0%)減益の3億5百万円となり、経常利益は前年同期比1億1百万円21.0%)減益の3億81百万円となりました。四半期純利益は、前年同期の旧本社ビル売却に伴う固定資産売却益5億1百万円などの特別利益の反動減に加え、旧ひかり製菓株式会社に貸与していた土地などの減損損失1億33百万円を特別損失に計上したことなどにより、前年同期比4億55百万円75.4%)減益の1億48百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ19億71百万円(9.9%)減少し180億25百万円となりました。これは主に現金及び預金が1億47百万円、商品及び製品が2億54百万円増加しましたが、売掛金が19億73百万円、有形固定資産が3億67百万円減少したことによるものです。

負債の部は、前事業年度末に比べ16億47百万円(17.6%)減少し76億93百万円となりました。これは主に買掛金が2億1百万円、短期借入金が3億75百万円、未払金が2億28百万円、未払費用が5億22百万円、未払法人税等が2億54百万円、長期借入金が2億92百万円減少したことによるものです。

純資産の部は、前事業年度末に比べ3億24百万円(3.0%)減少し103億32百万円となりました。これは主に四半期純利益1億48百万円の計上及び配当金2億34百万円の支払いにより利益剰余金が86百万円減少したこと、自己株式が取得などにより1億79百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が59百万円減少したことなどによるものです。

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに
生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は4億77百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。