第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間(以下、「当第3四半期」)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が継続しており、ワクチン接種が進み足元の感染者数は減少傾向にあるものの、先行き不透明な状況が継続し、個人消費も弱い動きとなっております。

キャンディ市場におきましては、回復傾向にあるものの、度重なる緊急事態宣言等の発出による人流の減少やマスク着用の常態化の影響により消費が落ち込み、市場全体では前年同期比減少となりました。一方で、グミカテゴリーについては全チャネルで前年同期比増加となりました。

このような事業環境下、当社では中期経営計画「NewKANRO 2021」の基本戦略である「成長戦略」と「経営基盤の強化」の両輪の施策を推進し、「新しい生活様式」への対応を進めた結果、当第3四半期の売上高は前年同期比14億85百万円(9.2%)増収の176億39百万円となりました。

売上高の状況を商品カテゴリー別に見ると、飴は、袋形態では、のど飴の減少をグルメ・ファンシーカテゴリーの増加によりカバーしたものの、オフィス・行楽消費の減少によりスティック・コンパクトサイズ形態の減少が継続し、前年同期比減収となりました。製品別では、新味を発売した「金のミルクキャンデイ」、「ノンシュガー茶館」シリーズなどが増収となったものの、「健康のど飴」シリーズ、「ノンシュガースーパーメントールのど飴」、「ノンシュガー果実のど飴」などが前年割れとなりました。素材菓子は、コンビニエンスストアでのプライベートブランド化が進んだことを受け、同様に前年同期比減収となりました。これに対し、グミは、前年同期比大幅な増収となりました。主力ブランドである「カンデミーナグミ」、リニューアルした「ピュレグミ」や親子向けの「ピュレリング」が好調に推移するとともに、新製品「マロッシュ」(マシュマロ商品)も好評を博しており、グミの増収が、飴・素材菓子の減収を上回る結果となりました。

利益面では、売上総利益は増収並びに生産金額増加による売上原価率の低減により、前年同期比9億91百万円(13.4%)増益の83億59百万円となりました。

営業利益は、販促費の前年からの反動増や、人員増に伴い人件費が増加したものの前年同期比3億41百万円(200.1%)増益の5億12百万円、経常利益は工場設備据付遅延に伴う損害金収入も加わり前年同期比3億53百万円(186.1%)増益の5億43百万円となりました。

また、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上が前年を上回り、四半期純利益は前年同期比2億93百万円(205.4%)増益の4億35百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ4億67百万円(2.4%)減少193億11百万円となりました。

これは主に現金及び預金7億53百万円商品及び製品3億28百万円増加しましたが、売掛金13億65百万円、有形固定資産が1億73百万円減少したことによるものです。

負債の部は、前事業年度末に比べ6億22百万円(7.2%)減少79億81百万円となりました。

これは主に賞与引当金1億67百万円買掛金1億65百万円増加しましたが、短期借入金5億円未払費用2億23百万円未払金1億84百万円減少したことによるものです。

純資産の部は、前事業年度末に比べ1億55百万円(1.4%)増加113億30百万円となりました。

これは主に四半期純利益4億35百万円の計上と配当金2億29百万円の支払によるものです。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は5億4百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。