文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国政権の保護主義的な通商政策や貿易摩擦拡大が懸念されるものの、世界経済の好調を背景に企業の設備投資や生産活動が増加するなど緩やかな回復基調が続きました。
菓子・飲料・食品業界は、個人消費の持ち直しの動きが見られる一方で根強い低価格志向も見られ、需要層の二極化や選別消費傾向への対応が求められました。
このような状況下で、当社グループは一貫して、食品製造企業として品質保証第一主義に徹し、安全で安心な実質価値の高い商品の安定した供給と、消費者ニーズにお応えしたサービスの提供など、顧客満足度の向上に向けた活動を推進してまいりました。具体的には、消費者層の高齢化や働き方改革などによる社会構造の変化、女性の活躍推進、共働き世帯の増加などによる消費スタイルの多様化と消費者の嗜好の変化への対応として、求められる価値の実現に機敏かつ柔軟に取り組み、きめ細かい店頭フォロー活動や地域のニーズに合わせた企画提案型の営業活動、品揃えの強化と付加価値を高めた魅力のある商品開発を通して、お客様の満足につながる活動を推進してまいりました。
その結果、豪雨や猛暑、台風といった天候要因の影響を受けた品目があったものの、ビスケット品目、キャンデー品目、冷菓品目などが伸張し、売上高は前年同期を上回りました。利益面では、売上高の伸張とコスト削減、生産性の向上、経費の効率的な使用などに取り組んだことにより営業利益は伸張し、為替差益や投資有価証券の売却により経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益も前年同期を上回りました。
また、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で甚大な被害を受けた地域に、当社はミネラルウォーターやお菓子の支援物資をお届けさせていただきました。被災された地域の皆様には心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く復旧できますことを心よりお祈り申し上げます。
営業品目別の概況
菓子の合計売上高は49,989百万円(対前年同期比101.2%)となりました。
菓子では、ビスケット品目を中心として、豆菓子、キャンデー、デザート、米菓、スナック、チョコレートなどの品目を展開しています。
ビスケット品目においては、チョコレートたっぷりのおいしさをひとくちサイズにした「ミニ濃厚チョコブラウニー」を発売したほか、プチ贅沢なエクセレントスイーツシリーズに、東日本地域限定の「サクリスミルクショコラ」と西日本地域限定の「レザンヌ」を品揃えしました。また、チョコレートでコーティングしたスティックウエハースの「ショコラエリーゼ」シリーズとファミリーサイズ商品群のリニューアルを行いました。一方、季節に合わせた味の展開として、ほっこり秋のおいしさ“いも・栗スイーツフェア”やハロウィン限定デザインの商品を企画し、マイベネフィット商品群やファミリーサイズ商品群が伸張しました。また、ロングセラーのオリジナルビスケットシリーズや大人プチシリーズの半生商品群、ウエハース商品の「エリーゼ」シリーズや「ロアンヌ」シリーズなども好評をいただきました。キャンデー品目においては、環境省が参画する“熱中症予防声かけプロジェクト”に継続して参加している「ミネラル塩飴」が、猛暑の影響により好評をいただきました。さらに、グミ商品「フェットチーネグミ」シリーズにおいては、はちみつレモン味やりんごヨーグルト味などの新味のほか、コラーゲンなど女性に人気の機能性成分を加えたコラーゲンプラスざくろ味を発売するとともに、人気アイドルグループを起用し、炭酸系グミの爽快感を表現した新テレビコマーシャルを放映しました。また、ジュワ~っととろけるくちどけマシュマロ「とろマロ」シリーズに、果汁感たっぷりのストロベリー味を品揃えしました。チョコレート品目においては、「アルフォートミニチョコレート」シリーズに紅茶の香りが広がるミルクティーを品揃えしたほか、発売15周年を記念して、「アルフォートミニチョコレート」をモチーフにした記念切手が当たる消費者キャンペーンを開始しました。さらに、「ブランチュールミニチョコレート」シリーズに濃厚ココナッツミルク、スイートポテト味、北海道ホワイトなどの新しい味の展開を行いました。また、チョコとお餅のコンビネーション「もちもちショコラ」シリーズでは、ほうじ茶ラテを発売したほか、ローストアーモンドぎっしりの充実感チョコレート「アーモンドラッシュ」シリーズのリニューアルを行いました。天候不良の影響を受けたデザート品目などが伸び悩んだものの、ビスケット品目、キャンデー品目などが好調に推移し菓子全体では前年同期を上回りました。
飲料・食品・冷菓・その他の合計売上高は3,477百万円(対前年同期比108.0%)となりました。
飲料品目は、ディズニーキャラクターをパッケージデザインに使用した「はちみつレモンスパークリング」を発売しました。猛暑の影響や災害対策需要によりミネラルウォーター商品群に関心をいただいたものの、ソフトドリンク商品群の競争激化により前年同期を下回りました。
食品品目は、粉末のココア商品「まろやかでおいしいミルクココア」と「しょうがココア」をリニューアルしました。マルチスタイルスイーツ「スライス生チョコレート」シリーズに甘酸っぱいいちごミルクを品揃えするとともに、新しい食べ方提案を訴求し拡販を図りました。また、機能性食品では、栄養調整食品「スローバー」シリーズにさつまいも&栗を発売し、販売強化に取り組みました。品目全体では前年同期を下回りました。
冷菓品目は、前期末に地域限定で販売を開始した「ルマンドアイスロイヤルミルクティー」の販売エリア拡大を進めたほか、「ルマンドアイス」の伸張により前年同期を上回りました。
その他では、通信販売事業は、消費者の購買チャネルの多様化が進むなか、取扱い商品の充実や魅力的な品揃えの強化により顧客の拡大とリピーターの増加に取り組みました。
自動販売機事業は、多様な商品を取り扱うプチモールの設置環境の選択による収益効率の向上に取り組んだほか、展開推進による台数の増加に伴って伸張しました。
また、酒類販売事業は、限定醸造ビール「ALWAYS A WHITE(オールウェイズ ア ホワイト)」が、女性層を中心に好評をいただきナショナルブランド商品群が伸張したことに加え、輸出も順調に推移し前年同期を上回りました。
以上の営業活動により業績の向上に努めてまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は53,466百万円(対前年同期比101.7%)、営業利益は1,193百万円(対前年同期比101.9%)、経常利益は1,396百万円(対前年同期比107.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,030百万円(対前年同期比114.4%)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は35,081百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,114百万円減少となりました。これは主に、季節変動による受取手形及び売掛金の減少があったことによるものです。固定資産は41,061百万円となり、前連結会計年度末に比べ751百万円増加となりました。これは主に、有形固定資産の取得があったことによるものです。
この結果、総資産は76,142百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,363百万円減少となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は23,579百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,150百万円減少となりました。これは主に、季節変動による支払手形及び買掛金、未払費用の減少と設備投資に伴う未払金および法人税等の支払があったことによるものです。固定負債は7,670百万円となり、前連結会計年度末に比べ120百万円減少となりました。
この結果、負債合計は31,250百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,271百万円減少となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は44,892百万円となり、前連結会計年度末に比べ907百万円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上および剰余金の配当があったことによるものです。
この結果、自己資本比率は59.0%(前連結会計年度末55.3%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は14,951百万円となり、前連結会計年度末(17,942百万円)に比べ2,991百万円減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は753百万円(前年同期3,109百万円の収入、対前年同期比24.2%)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益1,482百万円があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3,327百万円(前年同期2,092百万円の支出、対前年同期比159.0%)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3,448百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は417百万円(前年同期524百万円の収入)となりました。これは主に、配当金の支払額264百万円があったことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、643百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備の新設
当第2四半期連結累計期間において新たに確定した主要な設備の新設計画は次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の 内容 |
投資予定金額 |
資金調達方法 |
着手年月 |
完了予定年月 |
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総額 (百万円) |
既支払額 (百万円) |
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提出会社 |
新潟工場 (新潟県新潟市 西蒲区) |
食料品の製造・ 販売 |
菓子製造 設備 |
1,087 |
142 |
自己資金 |
2018年6月 |
2019年2月 |