当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善が続いているものの、不安定な海外情勢や米中貿易摩擦などから輸出や生産の一部に弱さが見られ、先行き不透明な状況で推移いたしました。
菓子・飲料・食品業界は、景気回復の期待から消費マインドが緩やかに持ち直しているものの、生活必需品の値上げや今秋に予定されている消費税増税、年金問題などの将来不安から、消費者の節約志向は依然として根強く、また人手不足や原材料価格、物流費の上昇が続きました。
このような状況下で、当社グループは一貫して食品製造企業として品質保証第一主義に徹し、安全で安心な実質価値の高い商品の安定した供給と、消費者ニーズにお応えしたサービスの提供など顧客満足度の向上に向けた活動を推進してまいりました。具体的には、高齢者人口や単身世帯の増加、働き方改革などによる社会の変化、女性の活躍推進、消費者の購買行動の多様化など、多彩な顧客ニーズをいち早く捉え、求められる価値の実現に機敏かつ柔軟に取り組み、きめ細かい店頭フォロー活動や地域のニーズに合わせた企画提案型の営業活動、品揃えの強化と付加価値を高めた魅力のある商品開発を通して、お客様の満足につながる活動を推進してまいりました。
その結果、ビスケット品目やスナック品目などが伸張したものの、冷菓品目の需要の落ち着きなどにより、売上高は前年同期を若干下回りました。
利益面では、コスト削減、生産性の向上、経費の効率的な使用などに取り組みましたが、前期末に発生した原料メーカーの設備トラブルに起因した商品回収や原料調達不足による一部商品の供給制限などの影響、競争激化に伴う販売促進費の増加や原材料価格、エネルギーコストの上昇により営業利益は前年同期を下回りました。加えて、為替差損の影響などにより経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を下回りました。
営業品目別の概況
菓子の合計売上高は、26,539百万円(対前年同期比99.9%)となりました。
菓子では、ビスケット品目を中心として、豆菓子、キャンデー、デザート、米菓、スナック、チョコレートなどの品目を展開しています。
ビスケット品目は、チョコあ~んぱんをラスクにした「チョコあ~んぱんラスク」に加え、チーズをたっぷり使用したひとくちサイズのチーズケーキ「120gミニベイクドチーズケーキ」とバータイプの「濃厚ベイクドチーズケーキ」を発売しました。また、ルート限定商品として「プチチョコチップSP」、「プチチョコビスSP」ならびに「キューブウエハース」シリーズを新たに企画しました。季節に合わせた味の展開として、抹茶、サマーフルーツ、夏塩などの各フェアに取り組みました。小箱ビスケット商品群、マイベネフィット商品群、バータイプ商品群に加え、プチシリーズ、エリーゼシリーズなども順調に推移しました。
米菓品目は、ロングセラー商品の「チーズおかき」シリーズで七夕のデザインや夏向けの本わさび味を発売し販売強化に取り組みました。また、ほろ~り食感の「ほろボーノ」シリーズや、柿種をチョコレートでコーティングした「チョコ柿種」シリーズで季節に合わせた抹茶やミント味の展開を行いました。加工米菓商品群に加え、「羽衣あられ」シリーズが伸張しました。
スナック品目は、「プチポテト」シリーズに夏期向けの味わい商品として、レモンペッパー味やホットチリ味などを加え品揃えの強化を図りました。プチシリーズのスナック商品群に加え、箱スナック商品群、ライススナック商品群などが伸張しました。
また、日本記念日協会から毎月24日を「ブルボン・プチの日」、毎年6月24日を「プチクマの日」として記念日認定をいただき、夏祭りをイメージした「プチチョコバナナラングドシャ」、「プチソース焼きそばせん」、「プチポテトじゃがバター風味」などを発売し、積極的な商品展開に取り組みました。
チョコレート品目は、塩とバニラの風味が広がる「白のアルフォートミニチョコレート」、爽やかなレモン風味の「じゃがチョコ塩レモン味」、ひんやりミント味の「ブランチュールミニチョコレートチョコミント味」、「もちもちショコラチョコミント味」などを発売しご好評をいただいたほか、ファミリーサイズ商品群、カップスナック商品群、袋チョコレート商品群などが伸張しました。
菓子全体では、前年同期並みの推移となりました。
飲料・食品・冷菓・その他の合計売上高は、1,224百万円(対前年同期比70.1%)となりました。
飲料品目は、キャラクターをデザインした500mlサイズのミネラルウォーターをリニューアルしたほか、新たなキャラクター商品を追加し活性化を図りました。「牛乳でおいしくつめたいココア」シリーズや「おいしいココナッツミルク」が取り扱いの拡大により伸張したものの、競争激化の状況下でミネラルウォーター商品群が伸び悩んだことから前年同期を下回りました。
食品品目は、機能性関与成分モノグルコシルヘスペリジンを配合した機能性表示食品「120gしょうがココア」を発売しました。また、前期末に発売したスライス形状でアレンジ自由な食品シート「スライスキッチン」シリーズの食べ方を提案し拡販を図りました。機能性食品は、成長期のお子様向け栄養機能食品「セノビックバーココア味」を発売し、栄養調整食品「スローバー」シリーズとともにご好評をいただきましたが、保存缶商品の需要が落ち着いたことや既存品の伸び悩みなどにより前年同期を下回りました。
冷菓品目は、「ルマンドアイス」シリーズの拡販に取り組みましたが、消費が一巡したことなどから、前年同期を下回りました。
その他では、通信販売事業は、こどもの日や母の日、父の日に向けた企画商品への取り組みや魅力的な品揃えの強化により、顧客の拡大とリピーターの増加に取り組みました。
自動販売機事業は、多様な商品を取り扱うプチモールの設置環境の選択による収益性向上と効率化に取り組んだほか、設置の展開推進による台数の増加に伴って伸張しました。
また、酒類販売事業は、フルーツ感とスパイシー感たっぷりのホワイトエールビール「ALWAYS A WIT(オールウェイズ・ア・ヴィット)」を発売し、ナショナルブランド商品に加え、受託生産も好調であったことから前年同期並みの推移となりました。
以上の営業活動により業績の向上に努めてまいりました結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は27,763百万円(対前年同期比98.1%)、営業利益は477百万円(対前年同期比39.3%)、経常利益は480百万円(対前年同期比33.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は318百万円(対前年同期比29.0%)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は36,350百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,780百万円減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少と商品及び製品の増加があったことによるものです。固定資産は40,740百万円となり、前連結会計年度末に比べ155百万円減少となりました。
この結果、総資産は77,091百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,935百万円減少となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は23,403百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,706百万円減少となりました。これは主に、法人税等の支払および賞与の支給と未払費用の減少があったことによるものです。固定負債は7,485百万円となり、前連結会計年度末に比べ120百万円減少となりました。
この結果、負債合計は30,889百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,826百万円減少となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は46,201百万円となり、前連結会計年度末に比べ108百万円減少となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の減少があったことによるものです。
この結果、自己資本比率は59.9%(前連結会計年度末57.9%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は17,828百万円となり、前連結会計年度末(18,015百万円)に比べ186百万円減少となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,240百万円(前年同期1,186百万円の収入、対前年同期比104.5%)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益464百万円および減価償却費1,008百万円があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,053百万円(前年同期2,138百万円の支出、対前年同期比49.3%)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,020百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は368百万円(前年同期374百万円の支出、対前年同期比98.5%)となりました。これは主に、配当金の支払額258百万円があったことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、347百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備の新設
当第1四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメント の名称 |
設備の 内容 |
投資予定金額 |
資金調達方法 |
着手年月 |
完了予定年月 |
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総額 (百万円) |
既支払額 (百万円) |
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提出会社 |
上越工場 (新潟県上越市) |
食料品の製造・ 販売 |
製品倉庫および間接棟 |
1,456 |
67 |
自己資金 |
2019年3月 |
2020年8月 |
|
新発田工場 (新潟県新発田市) |
食料品の製造・ 販売 |
菓子製造 設備 |
1,400 |
8 |
自己資金 |
2019年1月 |
2020年1月 |
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当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。