当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前事業年度との比較・分析を行っております。
①経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の長期化による海外経済の減速の影響があり輸出および民需ともに力強さに欠け、また個人消費も消費税増税前の駆け込み需要があったものの伸びは弱く、踊り場の状況が続いています。
このような状況のもとで、当社は企業スローガン『こころつなぐ。笑顔かがやく。』を掲げ、お菓子を通して心豊かな生活をお届けすることを基本姿勢として、商品の開発・改善により売上向上に取り組むとともに、安心、安全かつ高品質な商品をお客様に提供し続けることに注力いたしました。
売上高につきましては、季節限定の半生菓子やカスタードプリンなどの洋生菓子の売上は好調でしたが、百貨店の店舗閉鎖の影響に加え、大型台風が相次いで上陸するなどの天候不順の影響により夏季商品が低調に推移したこともあり、当第3四半期累計期間の売上高は18,756百万円(前年同期比0.7%減)となりました。
損益面におきましては、減収の影響に加え、西神工場の焼菓子ライン再構築や店舗の出店、改装に伴う減価償却費の増加、人手不足を背景とした人件費の上昇、運賃値上げによる運送費の上昇など、諸費用が増加したことにより、営業利益は40百万円(前年同期比92.3%減)、経常利益は75百万円(前年同期比86.6%減)、四半期純損失は26百万円(前年同期は317百万円の利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[洋菓子製造販売事業]
干菓子につきましては、ファヤージュをモチーフにした新ブランド店の新規出店などにより焼菓子の売上獲得に努めたものの、6月以降の長梅雨や相次ぐ大型台風上陸などの天候不順により「凍らせてシャーベット」をはじめとした夏季商品が低調に推移し、前年同期を下回る売上高となりました。
洋生菓子につきましては、カスタードプリンやシーズンプリンが好調であったこと、デンマーククリームチーズケーキ誕生50周年を記念した「ロイヤルクリームチーズケーキ」の発売効果もありチーズケーキが堅調に推移したこと、「福岡 あまおういちごのケーキ」や「熊本 利平栗のケーキ」などの半生菓子の季節限定商品が売上貢献したことにより、前年同期を上回る売上高となりました。
その結果、当事業の売上高は17,544百万円(前年同期比0.6%減)となりました。
[喫茶・レストラン事業]
喫茶・レストラン事業につきましては、菓子売店と喫茶を併設した「カフェモロゾフ サクラマチ熊本店」(熊本県熊本市)の新規出店および既存店舗の改装、メニューの改善などにより売上拡大を図りましたが、一部店舗の退店に伴う売上減少の影響により、売上高は1,212百万円(前年同期比3.0%減)となりました。
②財政状態の状況
当第3四半期会計期間末における総資産は前事業年度末に比べ1,158百万円減少し、22,459百万円となりました。資産の増減の主なものは、仕掛品の増加額689百万円、現金及び預金の増加額598百万円、商品及び製品の増加額598百万円、有形固定資産の増加額317百万円、受取手形及び売掛金の減少額3,712百万円等であります。負債は前事業年度末に比べ555百万円減少し、6,992百万円となりました。これは主に電子記録債務の減少額608百万円によるものであります。純資産は前事業年度末に比べ603百万円減少し、15,467百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少額381百万円、自己株式の取得による減少額219百万円等によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、301,253千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。