なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調が続いたものの、個人消費の回復は力強さを欠きました。当業界におきましては、消費の二極化傾向が強まる一方、消費者の生活防衛意識が根強い中で、販売競争の激化に加え、輸入原材料価格の高止まりや人手不足感の高まりに伴う人件費の上昇もあり、厳しい経営環境となりました。
このような情勢下におきまして、当社は「おいしく、北海道らしく。」の方針のもと、主力製品の品質向上と育成をはかるとともに、市場動向やお客様の志向に即した高品質の製品開発ならびに拡販に努めました。また業務用小麦粉の値上げを受け、引き続き安全・安心で高品質な製品を提供するため、平成27年8月より一部製品の価格改定を実施するとともに、10月より2ヶ月間に亘る消費者キャンペーンの活用や積極的な品質訴求により、主力製品の取扱拡大をはかりました。さらに、原材料価格および人件費上昇の影響を吸収するため、生産、販売、管理の各部門における業務の更なる見直しや効率化を進め、継続して経営基盤の強化へ取り組んでまいりました。
製品別の売上状況につきましては、食パン部門は、主力の「絹艶」シリーズに北海道産小麦を使用した「絹艶北海道」を新たに投入したことに加え、低価格帯の製品およびバラエティ食パンが伸長し、順調な売上となりました。菓子パン部門は、「北の国のべーカリー」シリーズでメロンパンのリニューアルが寄与したことや、「バゲット」などハード系の製品が伸長したものの、コッペパンタイプの製品が伸び悩み、前年同期の売上を下回りました。和菓子部門は、蒸しパン類は伸び悩んだものの、串団子類や季節商品が好調に推移し、前年同期の売上を上回りました。洋菓子部門は、コンビニエンスストア向けのロールケーキが伸長するとともに「チョコブリッコ」などのスナックケーキが好調に推移し、売上は大幅に増加しました。調理パン・米飯部門は、量販店向けの米飯が引き続き堅調に推移し、前年同期の売上を上回りました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高は13,505百万円(対前年同期比101.1%)、営業利益は391百万円(対前年同期比105.6%)、経常利益は394百万円(対前年同期比103.4%)、四半期純利益は243百万円(対前年同期比113.3%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における資産合計は12,976百万円で前事業年度末に対し367百万円増加しました。流動資産は4,649百万円で主に現金及び預金が69百万円減少し、売掛金が430百万円増加した結果、前事業年度末に対し352百万円増加しました。固定資産は8,327百万円で前事業年度末に対し15百万円増加しました。負債合計は8,846百万円で支払手形及び買掛金が97百万円、長期借入金(1年内返済予定含む)が135百万円増加し、未払法人税等が98百万円減少したことなどにより、前事業年度末に対し122百万円増加しました。純資産合計は4,130百万円で主に利益剰余金が増加したことにより、前事業年度末に対し245百万円増加しました。
この結果、当第3四半期会計期間末における自己資本比率は31.8%、1株当たりの純資産は197円10銭となりました。
(3) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は101百万円であります。