第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。

 

 (1) 業績の状況

当第1四半期累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しましたが、個人消費の伸びは力強さを欠く状況が続きました。当業界におきましては、消費者の生活防衛意識が依然として強く、販売競争の激化に加え、人手不足に伴う人件費の上昇や燃料・物流コスト上昇の影響もあり、厳しい経営環境となりました。

このような情勢下におきまして、当社は「おいしく、北海道らしく。」の方針のもと、「日糧ベスト70」を中心とした主力製品の品質向上を継続し、安全・安心でお客様に喜ばれる高品質な製品の提供に努めました。「絹艶」、「北の国のベーカリー」、「ラブラブサンド」など主力シリーズ製品の品質訴求や品揃え強化を推進するとともに、6月より2カ月間に亘る「夏のおいしく、北海道らしく。」キャンペーンの活用により、製品配荷店の増加をめざし売上獲得に努めました。また、生産、販売、管理の各部門における業務のさらなる見直しや効率化を進め、継続して経営基盤の強化へ取り組んでまいりました。

製品別の売上状況につきましては、食パン部門は、「絹艶」、「絹艶北海道」が店頭における試食推奨実施により“しっとり、やわらか”な食感を訴求したことで堅調に推移したほか、4月より「あんブレッド(7)」、「牛乳ブレッド(7)」を投入したバラエティ食パンの寄与により売上は順調に推移し、前年同期を上回りました。菓子パン部門は、コッペパンタイプのロール類やドーナツ類が伸び悩み、前年同期の売上を下回りましたが、手包み豆パン、しっとりあんぱんなどの「北の国のベーカリー」、「ラブラブサンド」シリーズの取扱拡大をはかったほか、手軽にお召し上がりいただける惣菜パンや季節感を取り入れた製品を積極的に投入し、売上の確保に努めました。和菓子部門は、「チーズ蒸しパン」などの蒸しパン類が伸長し、ロングライフの和生製品が順調に推移するとともに、北海道産原料を使用した「福かまど」シリーズが寄与し、前年同期を上回りました。洋菓子部門は、コンビニエンスストア向け製品の売上が減少し、前年同期の売上を下回りましたが、チルドデザート「きょうのドルチェ」シリーズの展開や、6月に発売30周年を迎えた「チョコブリッコ」をリニューアルするとともに季節限定のレモンフレーバーを投入するなどにより、売上の回復に努めました。調理パン・米飯部門は、量販店向け製品の取扱拡大により好調に推移し、前年同期の売上を上回りました。

以上の結果、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は4,262百万円(対前年同期比99.9%)とほぼ前期並みとなりました。一方、利益面では業務の見直しや効率化に努めましたが、人件費・物流費等のコスト上昇を吸収するには至らず、営業利益は39百万円(対前年同期比58.0%)、経常利益は47百万円(対前年同期比64.0%)、四半期純利益は28百万円(対前年同期比64.6%)となりました。

 

 (2) 財政状態の分析

当第1四半期会計期間末における資産合計は13,050百万円で前事業年度末に対し267百万円増加しました。流動資産は4,583百万円で主に現金及び預金が304百万円、商品及び製品が102百万円増加し、売掛金が86百万円減少した結果、前事業年度末に対し314百万円増加しました。固定資産は8,466百万円で前事業年度末に対し47百万円の減少となりました。負債合計は8,554百万円で主に支払手形及び買掛金が136百万円、長期借入金(1年内返済予定含む)が375百万円増加し、未払法人税等が97百万円、賞与引当金が102百万円減少した結果、前事業年度末に対し259百万円増加しました。純資産合計は4,495百万円で前事業年度末に対し8百万円増加しました。

この結果、当第1四半期会計期間末における自己資本比率は34.5%、1株当たりの純資産は214円60銭となりました。

 

 (3) 研究開発活動

当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は40百万円であります。