なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日)におけるわが国経済は、緩やかな回復基調で推移しましたが、個人消費につきましては力強さを欠くものとなりました。当業界におきましては、消費者の生活防衛意識が根強い市場環境で激しい販売競争が続くなか、人手不足に伴う人件費の上昇や燃料・物流コスト上昇の影響もあり、厳しい経営環境となりました。
このような情勢下におきまして、当社は「おいしく、北海道らしく。」の方針のもと、「日糧ベスト70」を中心とした主力製品の品質向上に継続して取組み、安全・安心でお客様に喜ばれる高品質な製品の提供に努めました。「絹艶」、「北の国のベーカリー」、「ラブラブサンド」など主力シリーズ製品の品質訴求や品揃え強化を推進するとともに、消費者キャンペーンを活用して売上の確保に努めました。また、生産、販売、管理の各部門における業務のさらなる見直しや効率化を進め、継続して経営基盤の強化へ取り組んでまいりました。
製品別の売上状況につきましては、食パン部門は、“しっとり、やわらか”な食感を訴求して引き続き主力の「絹艶」、「絹艶北海道」の拡販に努めたほか、バラエティ食パンの新製品「あんブレッド」、「牛乳ブレッド」が寄与し、売上は順調に推移しました。菓子パン部門は、コッペパン類やドーナツ類が伸び悩み、前年同期の売上を下回りましたが、「イチゴジャムとなめらかホイップ」などの新製品投入により「北の国のベーカリー」シリーズの品揃え強化をはかったほか、季節感を取り入れた製品やコンビニエンスストア向け製品の強化により売上の確保に努めました。和菓子部門は、「積み団子」などのロングライフ製品や北海道産原料を使用した「福かまど」シリーズは堅調に推移しましたが、大福類や串団子製品が伸び悩み前年同期を下回りました。洋菓子部門は、チルドデザート「きょうのドルチェ」シリーズや「中札内産たまごのロールケーキ」などの新製品投入により売上の回復に努めましたが、コンビニエンスストア向け製品の売上減少の影響が大きく、前年同期の売上を下回りました。調理パン・米飯部門は、「絹艶サンド」の品揃え強化やコンビニエンスストアおよび量販店向けの調理パンが大きく伸長するとともに、量販店向けの米飯製品の取扱拡大により好調に推移し、前年同期の売上を大幅に上回りました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の業績につきましては、売上高は8,759百万円(対前年同期比99.4%)となりました。利益面では業務の見直しや効率化に努めましたが、人件費・物流費などのコスト上昇を吸収するには至らず、営業利益は135百万円(対前年同期比63.1%)、経常利益は160百万円(対前年同期比71.1%)となりました。四半期純利益は、次年度稼働予定であるデリカ新工場建築に伴う既存建物の解体・撤去などの費用を特別損失に計上したことにより63百万円(対前年同期比44.6%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における資産合計は13,186百万円で前事業年度末に対し404百万円増加しました。流動資産は4,414百万円で主に現金及び預金が200百万円減少し、売掛金が338百万円増加した結果、前事業年度末に対し145百万円増加しました。固定資産は8,771百万円でその他有形固定資産に含まれる建設仮勘定が326百万円計上され、有形固定資産が266百万円増加した結果、前事業年度末に対し258百万円の増加となりました。負債合計は8,666百万円で主に支払手形及び買掛金が96百万円、長期借入金(1年内返済予定含む)が252百万円増加した結果、前事業年度末に対し371百万円増加しました。純資産合計は4,520百万円で前事業年度末に対し32百万円増加しました。
この結果、当第2四半期会計期間末における自己資本比率は34.3%、1株当たりの純資産は215円81銭となりました。
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物は、1,695百万円(前事業年度末1,895百万円、前第2四半期累計期間末2,248百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益106百万円に減価償却費212百万円、売上債権の増加額338百万円、仕入債務の増加額96百万円などを加減算した結果、147百万円の増加(前第2四半期累計期間455百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、557百万円の減少(前第2四半期累計期間315百万円の減少)となりました。主に設備投資(建設仮勘定含む)による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、210百万円の増加(前第2四半期累計期間281百万円の増加)となりました。主に借入金の借入及び返済、配当金の支払によるものです。
(4) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は79百万円であります。