第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。 
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費も一部に持ち直しの動きがみられましたが、当業界におきましては、消費者の生活防衛意識が依然として根強い市場環境で激しい販売競争が続くなか、人手不足に伴う人件費と燃料・物流コストおよび原材料価格上昇の影響もあり、引き続き厳しい経営環境となりました。

このような情勢下におきまして、当社は「おいしく、北海道らしく。」の方針のもと、「日糧ベスト70」を中心とした主力製品の品質向上に継続して取組み、安全・安心でお客様に喜ばれる高品質な製品の提供に注力いたしました。「絹艶」、「北の国のベーカリー」、「ラブラブサンド」など主力シリーズ製品の品質訴求や取扱拡大をはかるとともに、消費者キャンペーンを活用して売上の確保に努めました。また、生産、販売、管理の各部門における業務のさらなる見直しや効率化を進め、継続して経営基盤の強化へ取り組んでまいりました。

製品別の売上状況につきましては、食パン部門は、“しっとり、やわらか”な食感を訴求して引き続き主力の「絹艶」、「絹艶北海道」の取扱を拡大するとともに、新製品の本格派山型食パン「イギリス食パン」およびバラエティ食パン「あんブレッド」、「牛乳ブレッド」投入の寄与もあり、売上は順調に推移しました。菓子パン部門は、ペストリー類やコッペパン類が伸び悩み、前年同期の売上を下回りましたが、生地のしっとり感をアップした「北の国のベーカリー」シリーズの拡販に努めたほか、季節感を取り入れた製品やコンビニエンスストア向け製品の強化により売上の確保に努めました。和菓子部門は、ロングライフの和生菓子や北海道産原料を使用した「福かまど」シリーズは堅調に推移しましたが、饅頭類や串団子製品が伸び悩み前年同期を下回りました。洋菓子部門は、チルドデザート「きょうのドルチェ」シリーズや「中札内産たまごのロールケーキ」シリーズの新製品投入などにより売上の回復に努めましたが、コンビニエンスストア向け製品の売上減少の影響が大きく、前年同期の売上を下回りました。米飯は、コンビニエンスストア向け製品の減少を量販店向け製品の拡大により売上確保に努めましたが、前年同期の売上を下回りました。調理パンは、「絹艶サンド」の品揃え強化とコンビニエンスストアおよび量販店向け製品の取扱拡大により大幅に伸長し、調理パン・米飯部門合計では、前年同期の売上を上回りました。

以上の結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高は13,298百万円(対前年同期比99.0%)となりました。利益面では業務の見直しや効率化に努めましたが、人件費・物流費などのコスト上昇を吸収するには至らず、営業利益は200百万円(対前年同期比56.7%)、経常利益は230百万円(対前年同期比62.4%)となりました。四半期純利益は、次年度稼働予定であるデリカ新工場建築に伴う既存建物の解体・撤去などの費用を特別損失に計上したことにより107百万円(対前年同期比45.3%)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期会計期間末における資産合計は13,742百万円で前事業年度末に対し959百万円増加しました。流動資産は4,883百万円で主に現金及び預金が72百万円、売掛金が492百万円増加した結果、前事業年度末に対し614百万円増加しました。固定資産は8,858百万円でその他有形固定資産に含まれる建設仮勘定が419百万円計上され、有形固定資産が320百万円増加した結果、前事業年度末に対し345百万円の増加となりました。負債合計は9,151百万円で主に支払手形及び買掛金が212百万円、長期借入金(1年内返済予定含む)が728百万円増加した結果、前事業年度末に対し856百万円増加しました。純資産合計は4,590百万円で前事業年度末に対し103百万円増加しました。

この結果、当第3四半期会計期間末における自己資本比率は33.4%、1株当たりの純資産は2,192円30銭となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は120百万円であります。