当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い極めて厳しい状況となりました。足元における景況感は僅かながら改善しているものと思われますが、複次感染リスクが拭えないなか企業業績の急回復は期待できず、今後も消費動向をはじめ予断を許さない状況が続くとの見通しにあります。
米菓業界におきましては、第1四半期こそ巣ごもり需要により主力商品を中心に需要増が見られたものの、その後の一服感に加え猛暑により消費が減退、贈答品・土産物品やインバウンド需要等の回復が遅れており、先行き楽観できない状況が続くものと見られます。
このような経営環境のなか、当社グループは、中期経営計画『プライド・BEIKAプラン』の2年目にあたり、「世界中のお客様に岩塚の美味しさの笑顔を届けよう!」をスローガンに掲げ、引き続き「美味しさと品質」を重視していく方針にあります。また、グループシナジーの発揮による生産性の向上に重点的に取り組むこととしており、そのための設備投資を積極的に進めております。
営業部門では、国産米100%をアピールした売り場提案等の差別化を継続して進め、「新米セール」により季節の旬を取り入れるとともに高品質を際立たせることで販売強化を図ってまいりました。また、環境に配慮して包装資材を減らしたスリムパック「鬼ひび うす塩味」を発売、ESG活動の進展とともに岩塚ブランドのイメージ向上に努めてまいりました。なお、ウィズコロナの新しい営業スタイルに対応すべく、リモートワークやWeb会議の導入、営業事務所のサテライト化も進めております。
製造部門では、引き続き原材料・資材等のムダの排除や物流体制の整備強化などコスト低減のための取り組みを進め、主力商品を主体とする集中生産や品質の安定化に継続して注力することで、製造原価低減に努めてまいりました。また、工場設備について、新工場「BEIKA Lab」は12月に、長岡工場増設は翌2月に竣工予定であり、製造ライン編成、試験操業を経て、来年度には本格稼働し生産性向上に寄与できる見通しにあります。
なお、当社グループの小売部門である「LACOTE Iwatsuka(ラコテ岩塚)」や高級米菓専門店「株式会社瑞花」の一部店舗においては、期間の前半にコロナ禍への対応として一時的に休業を余儀なくされ、再開後は挽回努力を行っておりますが、顧客が以前に戻るまでには暫く時間を要する見通しにあります。
この結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、前年同期間比増収増益となりました。売上高は、期間前半の外出自粛による買いだめ需要等から、108億85百万円(前年同期間比0.3%増)と僅かながら前年を上回りました。損益面では、集中生産等による製造原価の低減に加え一部旅費等の経費圧縮が見られたものの、販売子会社の苦戦等もあって、営業利益は76百万円(前年同期間は5百万円)となり、事業設備の減価償却方法の変更(定額法)を考慮した計画(当累計期間1億円)に届かない結果となりました。経常利益においては受取配当金の増加等から23億45百万円(前年同期間比23.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億53百万円(同19.2%増)となりました。
なお、経常利益に関しまして、当社が株式を保有するWANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.からの株式配当金21億98百万円を営業外収益の受取配当金に計上しております。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は683億17百万円となり、前連結会計年度末と比較して18億18百万円の減少となりました。
流動資産は73億3百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億49百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が3億円増加した一方で、受取手形及び売掛金が7億26百万円減少したこと等によるものであります。固定資産は610億14百万円となり、前連結会計年度末と比較して13億69百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産のその他に含めております建設仮勘定が23億69百万円増加した一方で、投資有価証券が時価評価等により32億11百万円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債は168億92百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億72百万円の減少となりました。
流動負債は、33億64百万円となり、前連結会計年度末と比較して17百万円の減少となりました。これは主に、その他に含めております未払金が2億14百万円増加した一方で、買掛金が1億10百万円及びその他に含めております未払費用が1億35百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は135億27百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億54百万円の減少となりました。これは主に、投資有価証券の時価評価等に伴い繰延税金負債が9億57百万円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は514億25百万円となり、前連結会計年度末と比較して8億46百万円の減少となりました。これは主に、利益剰余金が14億7百万円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が22億61百万円減少したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は20億56百万円(前年同期間比28.6%減)となり、前連結会計年度末と比較して3億円の増加となりました。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は28億79百万円の収入(前年同期間比10億60百万円の収入増加)となりました。これは主に、前第2四半期連結累計期間と比較して利息及び配当金の受取額が3億64百万円、売上債権の増減額が3億29百万円、たな卸資産の増減額が3億89百万円増加したこと等によるものであります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は23億84百万円の支出(前年同期間比17億79百万円の支出増加)となりました。これは主に、前第2四半期連結累計期間と比較して有形固定資産の取得による支出が18億6百万円増加したこと等によるものであります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は1億94百万円の支出(前年同期間比29百万円の支出増加)となりました。これは主に、前第2四半期連結累計期間と比較して配当金の支払額が22百万円増加したこと等によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りについては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載しております。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1億26百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績等に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の経営成績等に重要な影響を与える要因の記載について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の資本の財源及び資金の流動性の記載について重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。