第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成27年12月15日開催の取締役会において、株式会社明治の100%子会社、株式会社ロンドが保有する株式会社フランセの全株式を取得し、子会社化することを決議し、同日付で株式会社明治と株式譲渡契約を締結しました。なお、当該譲渡契約に基づき平成28年1月22日に同社の株式を取得しております。

 詳細につきましては、「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間における事業環境は、インバウンド(訪日外国人旅行客)の増加の勢いは依然として力強く推移し、また、消費マインドは消費税増税の影響が一巡し、持ち直しの兆しが見られます。一方で企業間競争の激化や原材料価格の高止まりなどコスト増加が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況で推移しております。

 このような状況のもと、当社グループは『WSR』=『ワールド サプライジング リゾート宣言』(世界へ、ありえないほどの驚きの、超感動を提供する)を経営スローガンとして掲げ、マーケット特性にマッチしたプレミアム・ギフトスイーツの提供、売場・接客サービスの向上、イベント・キャンペーン展開の推進などに取り組んでまいりました。また、当面の重点施策として首都圏エリアでのWSR展開の推進、インバウンド対策の強化、アジアを中心とした海外における事業モデルの構築などに注力いたしました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、消費税増税の影響の一巡や6年ぶりとなる9月のシルバーウィークなど外部環境の改善傾向も追い風になり、積極的な事業施策の遂行により19,078百万円(前年同期比11.1%増)となりました。利益面におきましても、増収効果に加え、生産効率の改善や経費の効率的使用に努めたことにより営業利益は2,428百万円(前年同期比53.9%増)、経常利益は2,463百万円(前年同期比54.1%増)となりました。また、親会社株式に帰属する四半期純利益は経常利益の増益に加え、税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産の追加計上により税金費用が減少したため1,686百万円(前年同期比79.0%増)となりました。

 なお、第1四半期連結会計期間より、重要性が増した台灣北壽心股份有限公司を連結の範囲に含めております。

 

 セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

① ケイシイシイ

 「ルタオ」を擁するケイシイシイは、昨年3月にリニューアルした主力商品「ドゥーブルフロマージュ」のキャンペーン展開の推進、新千歳空港をはじめとする道内卸展開及びインバウンド対策の強化などに注力いたしました。また、海外展開では、昨年4月に韓国のパートナー企業とライセンス契約し、韓国ソウルにルタオ1号店を出店いたしました。その結果、売上高は、6,358百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は776百万円(前年同期比31.6%増)となりました。

② 寿製菓

 寿製菓は、山陰地区が低調に推移した一方、「ラングドシャ」や「フィナンシェ」など焼き菓子系商品を中心に代理店向け及びグループ会社向けの売上高が堅調に推移した結果、売上高は6,567百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は674百万円(前年同期比19.7%増)となりました。

③ 販売子会社

 販売子会社は、駅・空港・SAなどの交通拠点チャンネルを中心に、主力商品及び新商品の売場獲得などに注力いたしました。主要地域では、関西地区が関西国際空港での販売強化などにより増収となったほか、福岡地区におきましても、前期投入の新商品「まっかな苺のラングドシャ」の拡販強化が寄与し、堅調に推移いたしました。その結果、売上高は3,762百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益は282百万円(前年同期比57.5%増)となりました。

④ 九十九島グループ

 九十九島グループは、昨年10月にららぽーと海老名にフレンチトースト専門店「Ivorish(アイボリッシュ)」を新規出店したほか、12月にはJR博多駅の商業施設「マイング」のリニューアルに伴い、「赤い風船マイング店」を増床リニューアルするなど、店舗ブランドの展開強化に注力いたしました。その結果、売上高は2,702百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は121百万円(前年同期比12.2%減)となりました。

⑤ 但馬寿

 但馬寿は、主力商品の「遊月亭の黒豆茶」を中心に通信販売の強化に注力いたしました。その結果、売上高は808百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は45百万円(前年同期比2.6%増)となりました。

 

⑥ シュクレイ

 シュクレイは、「ザ・メープルマニア」をはじめとする各ブランド訴求力の向上を図るため、イベントによる店頭販促の充実、催事の推進、接客力の強化に注力いたしました。また、海外展開では香港に合弁会社を設立し、昨年12月に「東京ミルクチーズ工場」の上環(シェンワン)店を出店するなど香港での展開をスタートいたしました。その結果、売上高は、2,760百万円(前年同期比33.6%増)となり、営業利益は324百万円(前年同期比150.2%増)となりました。

⑦ その他

 その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾)における菓子事業が含まれております。第1四半期連結会計期間より台灣北壽心股份有限公司を連結の範囲に含めたことにより、売上高は168百万円(前年同期比736.1%増)となり、営業損失は37百万円(前年同期は営業損失52百万円)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、15,854百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,159百万円増加しました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加(820百万円)、商品及び製品の増加(194百万円)、現金及び預金の減少(119百万円)などの要因によるものです。
 負債は、5,670百万円となり、前連結会計年度末と比べ45百万円減少しました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加(330百万円)、未払法人税等の増加(314百万円)、借入金の減少(503百万円)、賞与引当金の減少(204百万円)などの要因によるものです。

 純資産は、10,184百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,205百万円増加いたしました。主な要因は、四半期純利益の計上による増加(1,686百万円)、配当金の支払いによる減少(414百万円)などによるものです。
 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ3.1ポイント増加し、64.2%となり、1株当たりの純資産は981円77銭となりました。

 

(3)事業上及び財政上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、35,752千円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)従業員数

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。