文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、個人消費が実質所得の伸び悩みや節約志向の高まりから低調に推移しており、お客様の商品・サービスに対する選別の目は、厳しさが一段と増す状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、2015年度に掲げた経営スローガン『ワールド サプライジング リゾート宣言(WSR)~世界へ、ありえない驚きの、超感動を提供する~』の更なる推進を図るため、2016年度は『WSR2(ダブルエスアール・ダブルエスアール)』を経営スローガンに掲げ、当面の重点施策であります、インバウンド対策の強化、海外展開、首都圏でのWSR化展開の推進、プレミアム・ギフトスイーツの創造と育成に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は6,724百万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は372百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益は382百万円(前年同期比4.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は186百万円(前年同期比16.2%減)となりました。
なお、平成28年2月より株式取得により連結の範囲に含めました株式会社フランセは、事業の特性による季節的な変動により、上半期の業績は下半期に比べ著しく低調な傾向にあります。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
前連結会計年度中において行われた組織再編に伴い、従来、独立セグメントとしておりました「寿製菓」、「但馬寿」を統合し、「寿製菓・但馬寿」に変更しております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、組織再編後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
また、前年同四半期の算定方法につきましても当四半期の区分に組み替え後の数値に基づいて算定しております。
① ケイシイシイ
ケイシイシイは、「ルタオ」ブランドでの国内主要国際空港における展開強化などインバウンド対策に注力したほか、アジア圏における海外展開の推進、イベント開催などによる道内店舗での販売強化に努めました。その結果、売上高は、2,004百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は155百万円(前年同期比75.4%増)となりました。
② 寿製菓・但馬寿
寿製菓・但馬寿は、グループ各社及び代理店との連携強化による新商品開発の推進、主力商品の拡販などの売上増大に向けた対策を推進するとともに、地元山陰では発売50周年を迎える名菓「因幡の白うさぎ」及びモンド・セレクション6年連続最高金賞受賞の「白ウサギフィナンシェ」の販売強化、「遊月亭の黒豆茶」の通信販売などに注力しました。その結果、売上高は2,172百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は175百万円(前年同期比41.4%増)となりました。
③ 販売子会社
販売子会社は、東海地区の「小倉トーストラングドシャ」など、主力商品の拡販に努めるほか、地域特性にマッチした新商品開発に注力いたしました。また、関西地区では「京都ヴェネト」及び「コンディトライ神戸」ブランドで関西国際空港を中心にインバウンド対策を推進いたしました。その結果、売上高は1,150百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益は53百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
④ シュクレイ
シュクレイは、「ザ・メープルマニア」をはじめとする各ブランドの知名度向上を図るため、ポップアップショップ(期間限定店舗)展開の推進、既存店舗における販売力の強化などに注力いたしました。新ブランドでは、東京・JR新宿駅南口NEWoMan(ニュウマン)に「Butter Butler(バターバトラー)」を、東京・南青山に「GENDY(ジェンディー)」を平成28年4月にそれぞれ新規出店いたしました。その結果、売上高は1,044百万円(前年同期比38.3%増)となり、営業利益は95百万円(前年同期比67.4%増)となりました。
⑤ 九十九島グループ
九十九島グループは、熊本地震の影響による長崎・佐世保地区の落ち込みを挽回すべく、発売65周年を迎えた「九十九島せんぺい」の販売強化などに注力いたしました。また、フレンチトースト専門店「Ivorish(アイボリッシュ)」では、首都圏を中心の期間限定のテイクアウトショップを出店するなど、知名度の向上に注力いたしました。その結果、売上高は746百万円(前年同期比5.8%減)、営業損失は41百万円(前年同期は営業利益2百万円)となりました。
⑥ フランセ
フランセは、工場ラインの統合・改修、ブランド再構築など経営の抜本的な見直しを推進いたしました。商品面では、期間限定の新商品「レモンをたのしむミルフィユ」及び「木苺をたのしむミルフィユ」を発売し、販売強化に努めました。その結果、売上高は704百万円、営業損失は123百万円となりました。
⑦ その他
その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾)における菓子事業が含まれており、売上高は61百万円(前年同期比26.3%増)となり、営業損失は12百万円(前年同期は営業損失12百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、16,914百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,021百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少(523百万円)、受取手形及び売掛金の減少(830百万円)、商品及び製品の増加(122百万円)、流動資産におけるその他の増加(168百万円)などの要因によるものです。
負債は6,614百万円となり、前連結会計年度末に比べ551百万円減少いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少(169百万円)、未払法人税等の減少(609百万円)、賞与引当金の減少(228百万円)、長期借入金の減少(92百万円)、流動負債におけるその他の増加(551百万円)などの要因によるものです。
純資産は10,300百万円となり、前連結会計年度末に比べ470百万円減少いたしました。主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加(186百万円)、配当金の支払いによる減少(622百万円)、その他有価証券評価差額金の減少(23百万円)などの要因によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.8ポイント増加の60.9%となり、1株当たり純資産は331円01銭となりました。
(3)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、11,073千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。