当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、改元に伴うゴールデンウィーク10連休など明るい話題が見られた一方、本年10月に予定されている消費税率引き上げによる消費マインドの悪化懸念など、先行き不透明感の高まりから個人消費は力強さを欠く状況で推移いたしました。また、業種・業態を超えた競争の激化や人材不足に伴う人件費の上昇などにより、総じて厳しい事業環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、『超 超絶 WSR!!(※1)』を2019年の経営スローガンに掲げ、主力ブランド及び主力商品の育成に向け、商品力、販売力・営業力、売場力のレベルアップによる現場力の向上に引き続き注力いたしました。また、顧客層の拡大に向け、新ブランド・新業態・新商品開発を推進いたしました。更に、当面の重点施策であります、「GTS(グレート・トランスフォーメーション・サクセス)(※2)」、「インバウンド対策の強化」、「海外展開(海外における事業モデルの構築)」、「首都圏でのWSR化展開の推進」の4つのテーマに、スピード感を持って取り組みました。
製造面では、品質及び衛生管理の一層の強化を図るとともに、設備投資による増産体制の構築及び生産性の向上に対処いたしました。
以上の取り組みにより、当第1四半期連結累計期間の売上高は、重点施策の遂行が奏功したことに加え、活況を呈した大型連休も追い風となり10,626百万円(前年同期比23.5%増)となりました。利益面におきましても、増収効果に加え、売上総利益率が前年同期に対して3.2ポイント増加したことなどにより、営業利益は1,554百万円(前年同期比87.4%増)、経常利益は1,567百万円(前年同期比87.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,022百万円(前年同期比100.5%増)となりました。
※1 WSR(ダブルエスアール)とは、グループ経営基本方針として2015年に掲げた経営スローガン『ワールド サプライジング リゾート(World Surprising Resort)宣言』の略称であり、商品・店舗・接客・営業活動など、あらゆるビジネスのシーンで「世界へ、ありえないほどの驚きの、非日常(超感動)を提供する」という意味が込められています。
※2 「GTS」とは、『Great Transformation Success』=「大転換による成功」を意味し、スピードとエネルギーを象徴する言語として命名しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① シュクレイ
首都圏での多ブランド展開に注力しているシュクレイは、新規出店効果や既存店の販売強化などにより直営店売上が好調に推移いたしました。また、営業強化などにより国際線ターミナル免税売店や駅売店などでの卸売上も伸長いたしました。なお、直営店の出店及び退店におきましては、本年4月に「洋菓子のフランセ」の新業態店「レモンショップ by FRANCAIS」を小田急新宿駅西口地下構内に、「キャラメルゴーストハウス」の新業態「キャラメルゴーストパーティー」をキラリナ京王吉祥寺にそれぞれ出店し、また、同年6月には、東京ミルクチーズ工場「Cow Cow Kitchen」をアトレ秋葉原に出店するなど計3店の出店及び1店の退店を実施いたしました。その結果、売上高は3,625百万円(前年同期比33.4%増)、営業利益は547百万円(前年同期比109.9%増)となりました。
② ケイシイシイ
「ルタオ」ブランドを擁するケイシイシイは、商品面では、販売強化により、「ドゥーブルフロマージュ」や「小樽色内通りフロマージュ」などの主力商品が堅調に推移いたしました。販売チャネルでは、インバウンド対策として注力しております国際線ターミナル免税売店での卸売上が好調に推移したことに加え、通信販売がロイヤルカスタマー対策や限定商品投入などの対策強化などにより伸長いたしました。その結果、売上高は2,877百万円(前年同期比15.0%増)となり、営業利益は250百万円(前年同期比3.2%増)となりました。
③ 寿製菓・但馬寿
寿製菓・但馬寿は、山陰地区では主力商品「因幡の白うさぎ」及び新製品の販売強化や、代理店向けでは、新商品企画などの提案営業強化に注力したことにより、山陰地区及び代理店向け卸売上が好調に推移いたしました。また、前連結会計年度に実施しましたグループ向け生産の一部を他のグループ製造拠点に移管した減収要因も薄らぎました。その結果、売上高は2,690百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益は347百万円(前年同期比69.9%増)となりました。
④ 販売子会社
販売子会社は、東海地区において、昨年11月に出店しました伊勢神宮内宮前での新規出店効果や改元祝賀ムードも追い風となり、主力商品「伊勢奉祝えびせんべい」が好調に推移いたしました。関西地区では、本年4月に新ブランド「ビスポッケ」神戸本店を立上げ、同年5月にあべのハルカス近鉄本店に新規出店を行いました。その結果、売上高は1,606百万円(前年同期比19.2%増)、営業利益は162百万円(前年同期比63.9%増)となりました。
⑤ 九十九島グループ
九十九島グループは、テーマパーク向けOEM生産の中止、製造ライン新設によるグループ向け売上の増大など前連結会計年度に実施した製造採算の改善に向けた取り組みが奏功しました。また、フレンチトースト専門店「アイボリッシュ」において新商品「フレンチトーストフィナンシェ」を投入したことにより催事売上が堅調に推移いたしました。その結果、売上高は1,059百万円(前年同期比52.4%増)、営業利益は101百万円(前年同期は営業損失95百万円)となりました。
⑥ その他
その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾及び香港)における菓子事業が含まれており、売上高は257百万円(前年同期比321.5%増)となり、営業損失は29百万円(前年同期は営業損失20百万円)となりました。
なお、「その他」には、当第1四半期連結累計期間より前連結会計年度に連結の範囲に含めましたHoney Sucrey Limited(香港)が含まれております。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、25,396百万円となり、前連結会計年度末に比べ557百万円減少いたしました。主な要因は、受取手形及び売掛金の減少(946百万円)、現金及び預金の減少(172百万円)、建設仮勘定の減少(112百万円)、商品及び製品の増加(140百万円)、流動資産におけるその他の増加(287百万円)、建物及び構築物(純額)の増加(182百万円)などの要因によるものです。
負債は7,339百万円となり、前連結会計年度末に比べ319百万円減少いたしました。主な要因は、流動負債におけるその他の増加(1,274百万円)、未払法人税等の減少(682百万円)、未払金の減少(398百万円)、賞与引当金の減少(346百万円)などの要因によるものです。
純資産は18,056百万円となり、前連結会計年度末に比べ238百万円減少いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加(1,022百万円)、配当金の支払いによる減少(1,244百万円)などの要因によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.6ポイント増加の71.1%となり、1株当たり純資産は580円22銭となりました。
(3)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、12,067千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。