当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、改元に伴う大型連休の活況など明るい話題が見られた一方、本年10月に実施された消費税率引き上げによる消費マインドの悪化懸念など、先行き不透明感の高まりから個人消費は力強さを欠く状況で推移いたしました。また、業種・業態を超えた競争の激化、物流コストの上昇、人材不足を背景とした人件費の上昇などもあり、総じて厳しい事業環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、『超 超絶 WSR!!(※1)』を2019年の経営スローガンに掲げ、主力ブランド及び主力商品の育成に向け、商品力、販売力・営業力、売場力のレベルアップによる現場力の向上に引き続き注力いたしました。また、顧客層の拡大に向け、新ブランド・新業態・新商品開発を推進いたしました。更に、当面の重点施策であります、「GTS(グレート・トランスフォーメーション・サクセス)(※2)」、「インバウンド対策の強化」、「海外展開(海外における事業モデルの構築)」、「首都圏でのWSR化展開の推進」の4つのテーマに、スピード感を持って取り組みました。
製造面では、品質及び衛生管理の一層の強化を図ると共に、設備投資による増産体制の構築及び生産性の向上に対処いたしました。
以上の取り組みにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は22,387百万円(前年同期比22.0%増)、営業利益は3,518百万円(前年同期比63.6%増)、経常利益は3,548百万円(前年同期比64.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,268百万円(前年同期比70.8%増)となりました。
※1 WSR(ダブルエスアール)とは、グループ経営基本方針として2015年に掲げた経営スローガン『ワールドサプライジング リゾート(World Surprising Resort)宣言』の略称であり、商品・店舗・接客・営業活動など、あらゆるビジネスのシーンで「世界へ、ありえないほどの驚きの、非日常(超感動)を提供する」という意味が込められています。
※2 「GTS」とは、『Great Transformation Success』=「大転換による成功」を意味し、スピードとエネル ギーを象徴する言語として命名しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① シュクレイ
首都圏での多ブランド展開に注力しておりますシュクレイは、各ブランド認知度の向上を図るため、既存店の販売強化に注力するとともに、派生ブランド及び新業態による出店増加が寄与したことにより、直営店売上が伸長いたしました。また、営業強化により国際線ターミナル売店及び駅売店での卸売上が好調に推移いたしました。なお、直営店の出退店数は、本年4月に「洋菓子のフランセ」の新業態店「レモンショップ by FRANCAIS」を小田急新宿駅西口地下構内に、「キャラメルゴーストハウス」の新業態「キャラメルゴーストパーティー」をキラリナ京王吉祥寺にそれぞれ出店するなど、計5店の出店及び5店の退店を実施いたしました。新ブランドでは、本年7月、東京駅に新たに開業されたHANAGATAYAグランスタ東京中央通路店において新ブランド「ベリーアップ」商品を投入いたしました。その結果、売上高は7,829百万円(前年同期比30.8%増)、営業利益は1,031百万円(前年同期比30.2%増)となりました。
② ケイシイシイ
「ルタオ」ブランドを擁するケイシイシイは、昨年9月に発生しました北海道胆振東部地震のマイナス影響の反動増に加え、営業強化により主要都市空港の国際線ターミナル免税売店での卸売上が堅調に推移いたしました。また、通信販売では、ロイヤルカスタマー対策や限定商品投入などの対策強化が寄与し、通販売上が伸長いたしました。その結果、売上高は5,771百万円(前年同期比14.6%増)となり、営業利益は589百万円(前年同期比29.5%増)となりました。
③ 寿製菓・但馬寿
寿製菓・但馬寿は、前年同期に実施いたしましたグループ向け生産の一部を他のグループ製造拠点に移管したことによる減収要因が一巡し、グループ向け売上が増収基調に転じ、また、「サンドクッキー」などの新製品の営業強化及び販路拡大などにより代理店及び山陰地区での卸売上が好調に推移いたしました。その結果、売上高は5,778百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は881百万円(前年同期比56.2%増)となりました。
④ 販売子会社
販売子会社は、東海地区において、昨年11月に出店いたしました三重寿庵伊勢神宮内宮前おはらい町通り店の出店効果や改元祝賀ムードも追い風となり、主力商品「伊勢奉祝えびせんべい」が好調に推移いたしました。関西地区では、本年4月に新ブランド「ビスポッケ」神戸本店を立上げ、同年5月にあべのハルカス近鉄本店に出店し、更に、本年7月に「京都ヴェネト」京都駅前地下街ポルタ店を出店するなど、店舗展開を推進いたしました。その結果、売上高は3,330百万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は350百万円(前年同期比65.9%増)となりました。
⑤ 九十九島グループ
九十九島グループは、テーマパーク向けOEM生産の中止、製造ライン新設によるグループ向け売上の増大など前連結会計年度に実施した取り組みが奏功し、収益性が大幅に改善いたしました。また、フレンチトースト専門店「アイボリッシュ」ブランドを中心に首都圏での催事強化に努めました。新規出店では、本年8月に「アイラブカスタードヌフヌフ」の2号店を福岡空港に出店いたしました。その結果、売上高は2,317百万円(前年同期比48.2%増)、営業利益は268百万円(前年同期は営業損失102百万円)となりました。
⑥ その他
その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾及び香港)における菓子事業が含まれており、売上高は460百万円(前年同期比322.6%増)となり、営業損失は60百万円(前年同期は営業損失101百万円)となりました。
なお、「その他」には、第1四半期累計期間より前連結会計年度に連結の範囲に含めましたHoney Sucrey Limited(香港)が含まれております。
(2)財政状態の状況
資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、26,424百万円となり、前連結会計年度末に比べ470百万円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金の増加(682百万円)、流動資産におけるその他の増加(161百万円)、商品及び製品の増加(157百万円)、建物及び構築物(純額)の増加(123百万円)、受取手形及び売掛金の減少(626百万円)、建設仮勘定の減少(128百万円)などの要因によるものです。
負債は7,121百万円となり、前連結会計年度末に比べ537百万円減少いたしました。主な要因は、未払金の減少(529百万円)、長期借入金の減少(121百万円)、賞与引当金の増加(106百万円)などの要因によるものです。
純資産は19,302百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,008百万円増加いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加(2,268百万円)、配当金の支払いによる減少(1,244百万円)などの要因によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.5ポイント増加の73.0%となり、1株当たり純資産は620円27銭となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)残高は、前連結会計年度末に比べ682百万円増加し、6,342百万円(前年同期比61.3%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,062百万円(前年同期比75.3%増)となりました。
主な要因は、税金等調整前四半期純利益3,455百万円、売上債権の増減額624百万円、減価償却費671百万円の計上などの増加要因があった一方、法人税等の支払額1,223百万円、その他の減少額577百万円、たな卸資産の増減額△188百万円などの減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、997百万円(前年同期比25.2%減)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出893百万円などの減少要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,378百万円(前年同期比12.0%増)となりました。
主な要因は配当金の支払額1,244百万円、長期借入金の返済額132百万円などの減少要因によるものであります。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、25,536千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。