当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症は依然として収束と拡大を国内全域で繰り返しており、「緊急事態宣言」の発出及び「まん延防止等重点措置」の適用が断続的になされるなど、予断を許さない状況が続いております。
当社グループにおいても、インバウンド需要の消失はもとより、移動自粛及び外出自粛に伴う土産需要の低迷により、大幅な生産調整を余儀なくされるなど、依然として厳しい経営環境に置かれております。
このような状況のもと、当社グループは、どん底から這い上がり復活の狼煙を上げる年とすべく、2021年経営スローガンを「オーバー ザ オーバー」とし、次に掲げる3つの重点施策を中心に新型コロナウイルス感染症の感染拡大期と収束期、それぞれのフェーズにおける事業環境及び消費動向を注視しながら、スピード感をもって対策を講じてまいりました。
<重点施策>
1.「新生寿十策」の推進
次に掲げる10の販売施策を柱に、更なるブランド価値の向上に拘り、需要喚起及び創出と新成長エンジン創りに注力。
<新生寿十策>
① 商品力の超絶シンカ
② 接客力の超絶シンカ
③ 売場力の超絶シンカ
④ 土産需要とインバウンド復活への準備(卸売・小売の売場拡大)
⑤ 新マーケット進出(ショッピングモール、アウトレットモール、百貨店など)
⑥ 自家需要対策の強化
⑦ 通信販売の強化
⑧ 新ジャンルの確立
⑨ お客様用途への対応強化(季節イベント、中元・歳暮、ふるさと納税など)
⑩ 海外ビジネスの成功モデル創り
2.「超現場主義」による組織力の向上
理念経営を根幹とした人財育成及び従業員満足度の向上を図り、製造ライン、店舗・営業部門における現場長中心の経営スタイル『超現場主義』に一層磨きをかけ、変化対応力及び競争力の高い組織づくりに注力。
3.緊急事態フェーズ時における対応策の徹底
引き続き、感染症防止策を徹底するとともに、これまで推進してきたコスト削減、人員体制の最適化、適正在庫の確保、資金流動性の確保などの施策推進により、経営体質の一層の強化を図る。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,758百万円(前年同期比112.0%増)、営業損失は759百万円(前年同期は営業損失2,409百万円)、経常損失は311百万円(前年同期は経常損失1,755百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は191百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,163百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① シュクレイ
シュクレイは、10周年を迎えた主力ブランド「東京ミルクチーズ工場」の「10周年記念クッキー詰め合わせ」の発売など、各ショップブランドにおいて限定商品発売などによるブランド訴求力の向上に注力いたしました。また、百貨店及びショッピングモールでの期間限定出店の推進、通信販売の強化などに取り組みました。新規出店では、本年6月に渋谷マークシティ1階にリニューアルオープンされた渋谷東急フードショーに「THE TAILOR(ザ テイラー)」を出店するなど、計5店の出店を行いました。その結果、売上高は2,004百万円(前年同期比197.2%増)、営業損失は234百万円(前年同期比は営業損失789百万円)となりました。
② ケイシイシイ
「ルタオ」ブランドを擁するケイシイシイは、通信販売において、母の日など季節イベントでのプロモーション強化に努め、また、自社ECではロイヤルカスタマー対策の強化に注力いたしました。店舗展開では、期間限定出店では道外では初となる「ルタオ感謝祭」の開催や限定商品の発売などによるブランド訴求力の向上に注力いたしました。海外事業では、FCで運営している中国向けの売上高が商業施設での出店増加などにより堅調に推移いたしました。その結果、売上高は2,106百万円(前年同期比89.1%増)となり、営業損失は99百万円(前年同期は営業損失517百万円)となりました。
③ 寿製菓・但馬寿
寿製菓・但馬寿は、感染収束後に備えて、代理店及びグループ会社との連携を深め、新商品開発に注力するとともに、新たな販路開拓などに注力いたしました。その結果、売上高は1,130百万円(前年同期比94.9%増)、営業損失は162百万円(前年同期は営業損失543百万円)となりました。
④ 販売子会社
販売子会社は、感染収束後に備えた新商品開発に注力するとともに、売場シェア拡大に向けた提案営業の強化などに注力いたしました。また、関西地区の販売子会社では、冷凍ケーキによる通信販売の強化に注力いたしました。その結果、売上高は523百万円(前年同期比151.5%増)、営業損失は108百万円(前年同期は営業損失216百万円)となりました。
⑤ 九十九島グループ
九十九島グループは、感染収束後に備えた新商品開発に注力するとともに、期間限定出店の推進などに努めました。新規出店では、本年4月にフレンチトースト専門店「アイボリッシュ」のギフトショップを博多阪急に出店いたしました。その結果、売上高は514百万円(前年同期比129.8%増)、営業損失は200百万円(前年同期は営業損失291百万円)となりました。
⑥ その他
その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾及び香港)における菓子事業が含まれております。売上高は76百万円(前年同期比41.8%減)となり、営業損失は11百万円(前年同期は営業損失9百万円)となりました。なお、香港事業は、現在、清算手続中であります。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、23,776百万円となり前連結会計年度末と比べ1,276百万円減少いたしました。
主な要因は、受取手形及び売掛金の減少(1,167百万円)、流動資産におけるその他の減少(396百万円)、商品及び製品の増加(385百万円)などによるものです。
負債は、5,585百万円となり前連結会計年度末と比べ124百万円減少いたしました。
主な要因は、賞与引当金の減少(340百万円)、支払手形及び買掛金の減少(340百万円)、流動負債におけるその他の増加(820百万円)などによるものです。
純資産は、18,190百万円となり前連結会計年度末と比べ1,151百万円減少いたしました。
主な要因は、配当金の支払いによる減少(933百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失計上による減少(191百万円)などによるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.7ポイント減少し76.5%となり、1株当たり純資産は584円55銭となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、10,759千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の状況
当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を最も受けた前年同期の反動により、生産実績及び販売実績が著しく増加いたしました。セグメント別の生産実績はシュクレイが1,523百万円(前年同期比417.4%増)、ケイシイシイが1,806百万円(106.9%増)、寿製菓・但馬寿が1,063百万円(233.1%増)、九十九島グループが496百万円(120.8%増)であります。
なお、販売実績については「(1)経営成績の状況」をご参照ください。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。