第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、3月下旬にまん延防止等重点措置が全面解除されたことで経済活動は正常化に向かい、3年ぶりに行動制限のない大型連休を迎えるなど、持ち直しの動きが見られました。一方、未だ新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、原材料価格やエネルギー価格の高騰による物価上昇などにより、消費マインドの冷え込みが懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。

 このような状況の中、当社グループは、日本中の人々の幸福と日本経済復活に貢献すべく、2022年経営スローガン「全日本リバイバル宣言」を掲げ、「プレミアム・ギフトスイーツ」の更なる美味しさの追求と品質の向上に拘り、売場徹底拡大、販売力徹底強化、年間イベント対策による需要喚起、インバウンド復活に向けた準備などの重点施策を推進しております。

 この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は9,515百万円(前年同期比65.2%増)、営業利益は1,150百万円(前年同期は営業損失759百万円)、経常利益は1,302百万円(前年同期は経常損失311百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は838百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失191百万円)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 

① シュクレイ

 シュクレイは、更なるブランド認知度の向上に向け、主力商品対策に注力するとともに、新商品及び限定商品の発売や母の日などのイベント対策の強化、期間限定出店の推進などに取り組みました。新規出店では、4月に阪神梅田本店に“チーズ with ハニー”をコンセプトにしたスイーツを展開する新ブランド「DROOLY(ドローリー)」を出店するなど、計3店の出店を行いました。その結果、売上高は3,818百万円(前年同期比90.5%増)、営業利益は579百万円(前年同期は営業損失234百万円)となりました。

② ケイシイシイ

 「ルタオ」ブランドを擁するケイシイシイは、道内店舗では、ルタオ周年祭の開催や店舗限定スイーツの発売など集客力の強化に努めました。道外店舗では首都圏で展開している「PISTA&TOKYO(ピスタアンドトーキョー)」、「Now on Cheese♪ (ナウオンチーズ)」、「岡田謹製あんバタ屋」において、主力商品対策の強化、限定商品の発売及び期間限定出店などに取り組みました。通信販売では、母の日などのイベント対策の強化に努め、また、自社ECでは、名前や住所を知らない相手にも気軽にギフトを送れる新サービス「ルタオeギフト」を導入し、お客様の利便性の向上を図りました。その結果、売上高は2,638百万円(前年同期比25.3%増)となり、営業利益は87百万円(前年同期は営業損失99百万円)となりました。

③ 寿製菓・但馬寿

 寿製菓・但馬寿は、旅行土産需要の回復に備え、代理店及びグループ会社とのに連携強化を図り、新商品開発などに注力いたしました。また、山陰地区では、主力商品「因幡の白うさぎ」の対策強化、お菓子の壽城ではゴールデンウイークイベント開催などによる集客力の強化に努めました。新規営業では、「プロテインバー」による新たな販路開拓などに取組みました。その結果、売上高は2,079百万円(前年同期比84.0%増)、営業利益は293百万円(前年同期は営業損失162百万円)となりました。

④ 販売子会社

 販売子会社は、交通拠点チャネルを重点に、主力商品対策の強化に努めました。また、関西地区では新商品「大阪はちみつクワトロフォルマッジ」、本家佳長「八坂圓堂監修京野菜てんぷらせんべい」の発売による売場獲得に注力し、また、自家需要対策として、岡山地区では新商品「天使の恋 白桃のチーズケーキ」を、東海地区では新商品「小倉トーストチーズケーキ」の拡販にも取り組みました。その結果、売上高は1,114百万円(前年同期比112.8%増)、営業利益は64百万円(前年同期は営業損失108百万円)となりました。

 

 

⑤ 九十九島グループ

 九十九島グループは、長崎及び福岡地区において主力商品「九十九島せんぺい」の対策強化、40周年を迎えた赤い風船「はなかご」のリニューアルなどに注力いたしました。また、フレンチトースト専門店「アイボリッシュ」では、「フレンチトーストフィナンシェ」などのギフト商品のポップアップショップの出店強化などに取り組みました。その結果、売上高は881百万円(前年同期比71.2%増)、営業損失は15百万円(前年同期は営業損失200百万円)となりました。

⑥ その他

 その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾)における菓子事業が含まれております。売上高は101百万円(前年同期比32.1%増)となり、営業損失は8百万円(前年同期は営業損失11百万円)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、27,466百万円となり前連結会計年度末と比べ4百万円減少いたしました。

 主な要因は、受取手形及び売掛金の減少(574百万円)、商品及び製品の増加(293百万円)、流動資産におけるその他の増加(168百万円)、現金及び預金の増加(125百万円)などによるものです。

 負債は、7,191百万円となり前連結会計年度末と比べ77百万円増加いたしました。

 主な要因は、流動負債におけるその他の増加(967百万円)、未払法人税等の減少(459百万円)、賞与引当金の減少(345百万円)、未払金の減少(145百万円)などによるものです。

純資産は、20,274百万円となり前連結会計年度末と比べ81百万円減少いたしました。

 主な要因は、配当金の支払いによる減少(933百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による増加(838百万円)などによるものです。

 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.3ポイント減少し73.8%となり、1株当たり純資産額は651円52銭となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、13,592千円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)従業員数

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の状況

 当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響からの回復が続いていることに伴い、生産実績及び販売実績が著しく増加いたしました。セグメント別の生産実績はシュクレイが2,237百万円(前年同期比46.9%増)、ケイシイシイが1,711百万円(前年同期比5.6%減)、寿製菓・但馬寿が2,019百万円(前年同期比89.9%増)、九十九島グループが830百万円(前年同期比67.3%増)であります。

 なお、販売実績については「(1)経営成績の状況」をご参照ください。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。